ガマズミ科のガマズミです。
北海道から本州、四国、九州に分布する落葉の低木です。
林の縁など日当たりの良い場所で見られます。高さは2メートルから4メートル。
葉は対生、卵形で先がとがり周りには鋸歯があります、葉脈がめだちます。
5月9日には白色の花がさいていましたが、今は紅色の小さな果実がついています。
青森県などの山で猟をするマタギがガマズミの実を見つけると、山の神からの授かり物として食べたそうです。
クエン酸やポリフェノールが多く抗酸化作用があるそうです。
材は折れにくいため、鎌の柄やカンジキの輪に使われたそうです。