シソ科のコムラサキです。
本州から四国、九州に分布する落葉低木、山林の縁や崖地で見られます。
実付きが良いので庭園などにも植えられます。
高さは1.5から2メートル、株から細い茎が株立ちに立ち上がります。
葉は対生、先のとがった卵形で、まわりの鋸歯が葉先側だけと言う特徴があります。
7月6日にはコムラサキの花をご紹介していますが、9月になったら紫色の果実になっています。
花だけでも枝が少し垂れていましたが、果実の重みでもっと垂れて見えます。
果実は色がついたばかりです、これから枝先に向かって紫色が濃くなってゆきます。
こちらは白花のコムラサキ、花だけでなく果実も白色です。