のんびり日記

下手の横好きの釣り。割と本気のFX。たまにエレキギター修行中。その他もろもろ。のんびりと。

外川港 その2 (2016年12月28日)

2017年01月23日 22時57分45秒 | 釣行記
いまさらですが、昨年末の釣行記です。

私の場合、釣行の予定は遅くとも1ヶ月前くらいには立てます。
サラリーマンゆえ、週末か祝日が主な釣行日であり、
平日も含めて会社と家族行事にほぼ一日が占められているので、
突発的に釣りに行く、というようなことがなかなかできないためです。
とにかく、釣行のかなり前から予定を立て、気合いを入れています。
今回は、前回11月末に行った千葉県銚子市の外川港を再び訪れることに決めていました。

12月28日(水)は年末の仕事納めで、午後半休を取ってそのまま釣りに出かけようと考えていました。

午後からの海釣りの場合、現地まで近場でも2時間くらいかかるので会社から帰宅して早めに家を出ても、
現場到着は16時前くらい。

それでも夕マズメから夜釣りに突入するパターンで比較的効率的に釣りを楽しむことができます。

この日は予定通り13:30に家を出、まず上州屋に寄って青イソメとオキアミ(LLサイズ)を購入。
圏央道を使って稲敷東ICを下り、利根川沿いに銚子大橋近くまで向かい、橋を渡って現地入り。
予想通り、16:00前につきました。

さて、この日の釣り物(ターゲット)はアナゴです。

外川港は二つある外堤防の外側(太平洋側)は黒鯛や根魚の実績が高いようなのですが、
港内はアナゴが良いらしいのです。
それで、前回は根魚中心で狙ったので、今回はアナゴを釣ってやろうと思ったわけです。

本当は夏がベストシーズンでしょうが、2016年は1月早々に鹿島港でアナゴを釣っていたし、
冬でも期待できると思いました。

ただ、外川港の場合、アナゴのポイントは分かったものの、それではどこに釣り座を構えるか、
という点が未定でした。

あまりなじみのない釣り場の場合、情報不足ゆえにどういうパターンで釣りをしたらよいか、
まずは迷うところです。

そこで、最初は漁港側の中央埠頭付近に釣り座を構えようかと思い、車を向けました。

ところが、中央埠頭の先端部は、「漁協施設にて立ち入り禁止」の看板が。
フェンスで囲まれ、立ち入れない様になっていました。

ここで、中央埠頭の東隣にある小堤防に車を置いて釣りをすることもできたのですが
(後で帰るときに気づいた)、中央埠頭の立ち入り禁止にがっかりして、その場を離れ、
千騎ヶ岩という巨大な岩のような小島がくっついた西側の西堤防の方に向かいました。

西堤防は車横付けが可能で、中央埠頭方向に投げ釣りでアナゴを狙うことができそうだったからです。

西堤防は漁港を囲むように伸びていて、堤防先端から中央埠頭までは100メートル程度であり、
50メートルも投げればミオ筋に届きそうです。

堤防先端部に来ると、先行の浮き釣師がおられたので、挨拶。
師は朝からやっているが、小さなヒラメが釣れただけだった、とのこと。
あまり状況は良くないようです。

アナゴを狙いに来た旨を伝えると、外川港以外に「一山いけす」というところが良い、
など、有益な情報をいただきました。
機会があったら、行ってみようと思いました。

師によると、外川港の夕マズメならスズキが良いかも、とも。
もっとも、師は私と入れ替わりに、体が冷えたからとお帰りになりました。

当日の外川港は北西の風で、やや強めの予報だったので、
朝から夕方まで風に当たっていては堪えたでしょう。
もっとも、外川港は北風に強い地形なので、夜釣りもやりやすい場所です。

さて、この日用意したタックルは、
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ 35細糸スプール、道糸:ナイロン4号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン3号
③竿:エクストラサーフ30号-405、リール:スピンジョイSD35標準、道糸:ナイロン3号
④竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、道糸:PE2号(リーダー:フロロカーボン16ポンド)

投げ竿三本のうち、二本でアナゴ、一本はカレイを狙いました。
今回餌は青イソメ、塩漬けサンマ、オキアミ(LLサイズ)の三種類。
アナゴ用には主にサンマ、カレイには青イソメを使い、ミオ筋と思しき辺りに狙いを定めて投げ入れました。

投げ竿三本を投げ終わった段階で、17時前。
だいぶ暗くなってきました。

そこで、まだ少し明るいうちにソルティストにブラクリをセットします。

今回はブラクリ4号の上に4号のナツメ中通し錘をつけて、合計8号(30g)として堤防周辺を探りました。
ちなみに、ナツメ錘には夜光塗料(オレンジ)を塗ってあり、
投入前にブラック(UV)ライトを照射させて発光させてから投入してみました。

幅およそ20メートルの西堤防の右側(沖側)にはさらに1.5メートル程高い堤防が隣接していて、
堤防先端に立つと、右側(高い堤防のある側)に近いほど浅く(干潮時には底が見えるほど)、
左側(漁港側)ほど深くなる(5メートルくらいか)という、特異な底形状になっています。
うまく説明できないのでもどかしいのですが、高い堤防の底周辺は砂泥が溜まっている様子です。
逆に言うと、堤防先端は右から左にかけて「どん深」になっている、ということです。

しばらくブラクリをやってみましたが、アタリは全くなし。

置き竿にしている三本には、たまに鈴が鳴りますが、上げてみても魚はついておらず。
餌は無くなっているので、なにがしかの餌取りはいるような感じ。
釣れないときのパターンにはまっているようでした。

そろそろ日も沈んで辺りはだいぶ暗くなってきた頃、一旦ブラクリをやめて餌をつけたまま置き竿にし、
投げ竿の餌をチェック。
再投。

そして、ソルティストの様子をみると、まっすぐ置いたはずの竿が斜めになっています。

取り上げて巻き上げると、重い。
放置したブラクリになにか食ってきたようです。
上げてみると、あに図らんや、42cmのアナゴが掛かっていました。



アナゴは港内ではなく、堤防際にいました。
冬のアナゴはテトラに潜んで、夜出てくるという話をきいたことがあります。
確かに西堤防の沖側にはテトラが積載されています。

そこで、西堤防の沖側にあるテトラの隙間にもブラクリを落として探ってみます。
この日は14:43が満潮(140cm)、22:02が干潮(3cm)の大潮(月齢28.6日)で、
実釣時間はちょうど下げ潮の良い時間帯だったと思います。
ただ、潮は徐々に下げてくるので、テトラの隙間などはだんだん浅くなってきてしまったからなのか、
反応は得られませんでした。

堤防に下りて、置き竿の様子を見ると、餌すら取られなくなり。
魚影が薄かったのか、狙いが悪かったのか。

結局20時半には撤退準備を始め、21時半には外川港を後にしました。

釣果はアナゴ1尾のみ(それも放置したブラクリに偶然掛かっていたというもの)。

まあ、冬のアナゴはこんなもんかもしれないです。


ところで、帰り際、珍しく家内から電話が掛かってきました。
なんでも、茨城県北で震度6弱の大地震があったとのこと。
千葉の犬吠埼では全く感じませんでした。
津波を心配して電話をかけてくれたのですが(この日の地震は津波の心配は無かったのだが)、
こんなときのために、夜釣りはラジオを聴きながら、というのが良いと思います。

この日は、ちょうど帰り支度をしてラジオを切った後に、地震があったのでした。

最近は津波の発生する地震も発生していることだし、安全には十分配慮した上で釣りを楽しみましょう。

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