11月18日(金)は金田湾でシーズン最後のボート釣りを敢行しましたが、少し残念な結果に。
今年の秋は、メゴチは絶好調でしたが、キスはなかなか釣れませんでした。
11月後半ともなると、なおさらキスは遠のき、といって冬物にもやや早いという、
この時期は正に釣りの端境期のようなもの。
冬と言えば、根魚。そして根魚と言えば、自分的には「新浜岸壁」なのですが、
11月の時点でまだ水温は少し高く(海水を触ってみた感じですが)、月末でも新浜はまだ少し早すぎる観があります。
ここで、以前、会社の同僚のM君から紹介された、千葉県は犬吠埼にある外川港に興味がわいてきました。
外川港は銚子港の南方にあり、南側に外海と対し、西側の小堤防と、東側の長い堤防に囲まれた中規模の漁港。
つまり、鹿島と異なり、北(または東)風に強い地理的条件を備えていると思われました。
漁港中央の漁協施設に隣接して立派な公衆トイレもあり、インフラもなかなか優れています。
家族釣りにも良いところのようです。
また、M君の話によると、漁港内ではアナゴがよく釣れ、ツ抜けも珍しくないとのこと。
非常に興味をそそられていました。
しかし、今回はアナゴではなく、根魚をターゲットとしました。
というのは、当初金曜からの夜釣りを想定していたのですが、当日は家内が出張で帰りが遅くなるため、
それまで子供の世話をしなければならず、家を出られるのが相当遅くなってしまうこと、
さらに、外川港は初めての場所と言うことで、いきなり夜釣りもちょっと躊躇するところであり、
第一危険だ、というわけで、夜釣りは諦め、翌土曜日の早朝からの、ごく普通の朝まずめ狙いの釣りと相成りました。
だから、必然的にターゲットはアナゴではなく、外川港でよく釣れるという根魚系に絞ったわけです。
11月26日(土)は4:00に起床。
準備に少し手間取って4:50に出発しました。
陸釣りは実に8月26日(金)の鹿島港某堤防以来、なんと3ヶ月振り。
ボートとは趣が異なるので、現場に移動途中で徐々に期待感が高まってきました。
こういうときは経験上、何故か良い釣りができるものです。
圏央道の神崎ICを下りて、銚子方面に向かいます。
朝なので、混雑せずに7時頃現地に着きました。
漁協そばの駐車場に車を止めました。駐車場に止められていた車は千葉県だけでなく、他都県からのものも多く、
おそらく外川港を拠点とする船宿の利用客と想像しました。
外川港は船釣りでも有名なのです。
駐車場から歩いて東側の長堤防に向かいます。
情報では長堤防で根魚が良いらしいとのことなので。
7時を過ぎましたが、まだそれほど釣り人は多くなく。
外川港は中規模と書きましたが、東の堤防は相当長く、先端部近くまで行くのは大変です。
その上、堤防は平らではなく、途中途中で段差があり、重い荷物を持って段差を乗り越えて行かなければなりません。
新浜岸壁は、登壇は大変ですが、一旦上ってしまえば、広々とした平らなテラスが広がっているのですが。
外川港はなかなかワイルドなところですね。堤防の路面もところどころギャップ有り。
堤防の外(海)側はテトラが大々的に積載されていて、外への投げ釣りは大変そう。
結局、自分は先端部よりやや手前の位置まで進み、適当に釣り座を構えました。
が、後からきた釣り人は皆先端部方向に入っていきます。先端部の方が釣れるのだろうか。
自分がいるところには、一組を除いて人がいません。
後で気がつきましたが、これには理由がありました(後述)。
さて、この日のタックルですが、まずは定番の投げ竿三羽烏のうち、出したのは以下の2本。
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン6号
サーフランダーは少し久し振りかも知れません。テトラ帯が分厚いので、外海側に投げるには、
ある程度長さのある竿でないときついですね。
仕掛けは、新浜岸壁と同じく、胴突き2本針(イシモチ用)。錘は30号と25号の丸カン。
餌は岩イソメと青イソメです。
始めに、軽く投入してみます。
ところが、すぐに根掛かり。
手前付近の海中には、見えませんがテトラが埋まっている模様。
少し遠投します(60-70メートルくらい)。
根掛かりは少なくなりました。が、アタリが遠い。
それでも、開始から30分少々で、ランダーに待望のアタリがありました。でも、小さなアタリです。
テトラを避けるため、早巻きで引きます。
魚信はほとんどありません。
今年初のイシモチ(ニベ?)が釣れました。
ターゲットとは違いましたが、仕掛けはイシモチ用なので、ある意味狙い通り?
しかし、小さい。15cmくらいでした。
でも、イシモチが釣れたと言うことは、群れが来ているのか。
間髪入れずに、同じアタリのポイント目がけて、再投。
しかし、その後は全く反応ありませんでした。
開始から1時間たち、2時間たち。
何も変化無し。
ここで、満を持して、投げ竿を置いたまま、新しく購入したタックルを用意。
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、
道糸:PE2号(ショックリーダー:フロロカーボン16ポンド)
実は、根魚好きな私としては、以前から垂涎のタックルで、少し高かったですが、
根魚シーズンに備えて購入したのでした。
そして、これに加えて、同じダイワから販売されているハードロックフィッシュ用のワームも数種類購入したのでした。
最初に使ったのは、「HRF®ソニックシャッド」というずんぐりむっくりしたワームで、アイナメに好適とのこと。
色はアピールレッドという、深紅のもの。
これに1/0のオフセットフックを取り付け、シンカーに1オンスのバレットを用いたテキサスリグでテトラ周辺を探りました。
ところが。
全く魚信無し。
外海に投げて探ってみましたが、アタリ無し。
テトラの隙間に落として、穴釣りしてみてもだめ。
そうこうしているうちに、釣り始めてから4時間近くが過ぎていきました。
置き竿の2本にも、気配全くなし。
もうすぐ11時。
こりゃ、やっちゃったかな。
まあ、小さいとはいえ、イシモチ1尾は釣れたので、ボウズは免れたわけですが。
感覚的には限りなくつるつるに近いブルー。
まあ、ルアーなんてそんなものなのでしょうが。
魚がいないからなのか。腕の問題なのか。
よく分かりません。
もっとも、先端部の釣り人もなんだか釣れているような感じではありませんでしたが。
皆さん何を狙って釣っていたのでしょうか。
このまま終わるのも癪なので、ルアーは諦め、ソルティストにオーナーの段差ブラクリ6号を取り付け、
余り気味の岩イソメと青イソメを少し豪勢に盛りつけます。
ちなみに6号は段差ブラクリシリーズの最重ですが、このソルティストはXXHと謳うだけあって、
メチャメチャにがちがちの超超ハード仕様。
これより軽いものではボトムを感じることができないのです。
ともかく、投げ竿にはもはや興味を無くし(?)
外海ではなく、長堤防の漁港側をヘチります。
漁港側には外海側と違って、テトラはありませんから、直下に仕掛けを落とすだけでオーケー。
しかし、情報では根魚は外海側ということになっていたので、余り期待してなかったのですが。
投入直後、この日初めての明確な魚信が。
慌てて巻きますが、あわせが弱かったのか、途中でばれました。
再度投入。
アタリ有り。
今度はしっかりとフッキングし、ギア比7.3のHRF PEスペシャルをぐりぐり巻き上げます。
この堤防はところどころ高さが異なるのですが、私のいた場所が最高部。
新浜岸壁より高い感じです。
8メートル以上あるかな。
やっと見えてきたそいつは、、
なんと、メジナでした。20cmくらいですね。
しかし、HRFタックルの、それもブラクリでの最初の釣果がメジナとは、、、
その後、ヘチブラクリに集中。バラシもありましたが、
今シーズン初アイナメ。25cmくらい。
ソイ18cmくらい。
同じくソイ。サイズダウン。15cm弱。
何故かお昼前後にアタリが集中。何とか形にすることができました。
それにしても、ブラクリやってなかったら重い荷物抱えて何しに来たんだろう、という感じになるところでしたよ。
ところで、最初に書いた、何故釣り人が私を通過して先端部に行ったか。ということの理由ですが。
なんと、私の釣り座が一番テトラが分厚く、外海に投げづらいところでした。
堤防の上からだと、テトラの幅を把握することは困難で、釣っているときは全く気がつきませんでした。
このことは、あとでグーグルマップを見て知ったのでした。
道理で私の周辺には人がいなかったわけだ。
それはそれとして、今回テトラや根掛かりには悩まされましたが、私は外川港を気に入りました。
この日は外海側がぱっとしなかったのは?ですが、魚影は割と濃い感じです。
少し、東の長堤防は移動しにくいですが、夜釣りも面白そうだなと思いました。
綺麗な公衆トイレがあるのも良いですね。
当日は風もあったはずなのに、風裏なのか、あまり感じませんでした。
今年の秋は、メゴチは絶好調でしたが、キスはなかなか釣れませんでした。
11月後半ともなると、なおさらキスは遠のき、といって冬物にもやや早いという、
この時期は正に釣りの端境期のようなもの。
冬と言えば、根魚。そして根魚と言えば、自分的には「新浜岸壁」なのですが、
11月の時点でまだ水温は少し高く(海水を触ってみた感じですが)、月末でも新浜はまだ少し早すぎる観があります。
ここで、以前、会社の同僚のM君から紹介された、千葉県は犬吠埼にある外川港に興味がわいてきました。
外川港は銚子港の南方にあり、南側に外海と対し、西側の小堤防と、東側の長い堤防に囲まれた中規模の漁港。
つまり、鹿島と異なり、北(または東)風に強い地理的条件を備えていると思われました。
漁港中央の漁協施設に隣接して立派な公衆トイレもあり、インフラもなかなか優れています。
家族釣りにも良いところのようです。
また、M君の話によると、漁港内ではアナゴがよく釣れ、ツ抜けも珍しくないとのこと。
非常に興味をそそられていました。
しかし、今回はアナゴではなく、根魚をターゲットとしました。
というのは、当初金曜からの夜釣りを想定していたのですが、当日は家内が出張で帰りが遅くなるため、
それまで子供の世話をしなければならず、家を出られるのが相当遅くなってしまうこと、
さらに、外川港は初めての場所と言うことで、いきなり夜釣りもちょっと躊躇するところであり、
第一危険だ、というわけで、夜釣りは諦め、翌土曜日の早朝からの、ごく普通の朝まずめ狙いの釣りと相成りました。
だから、必然的にターゲットはアナゴではなく、外川港でよく釣れるという根魚系に絞ったわけです。
11月26日(土)は4:00に起床。
準備に少し手間取って4:50に出発しました。
陸釣りは実に8月26日(金)の鹿島港某堤防以来、なんと3ヶ月振り。
ボートとは趣が異なるので、現場に移動途中で徐々に期待感が高まってきました。
こういうときは経験上、何故か良い釣りができるものです。
圏央道の神崎ICを下りて、銚子方面に向かいます。
朝なので、混雑せずに7時頃現地に着きました。
漁協そばの駐車場に車を止めました。駐車場に止められていた車は千葉県だけでなく、他都県からのものも多く、
おそらく外川港を拠点とする船宿の利用客と想像しました。
外川港は船釣りでも有名なのです。
駐車場から歩いて東側の長堤防に向かいます。
情報では長堤防で根魚が良いらしいとのことなので。
7時を過ぎましたが、まだそれほど釣り人は多くなく。
外川港は中規模と書きましたが、東の堤防は相当長く、先端部近くまで行くのは大変です。
その上、堤防は平らではなく、途中途中で段差があり、重い荷物を持って段差を乗り越えて行かなければなりません。
新浜岸壁は、登壇は大変ですが、一旦上ってしまえば、広々とした平らなテラスが広がっているのですが。
外川港はなかなかワイルドなところですね。堤防の路面もところどころギャップ有り。
堤防の外(海)側はテトラが大々的に積載されていて、外への投げ釣りは大変そう。
結局、自分は先端部よりやや手前の位置まで進み、適当に釣り座を構えました。
が、後からきた釣り人は皆先端部方向に入っていきます。先端部の方が釣れるのだろうか。
自分がいるところには、一組を除いて人がいません。
後で気がつきましたが、これには理由がありました(後述)。
さて、この日のタックルですが、まずは定番の投げ竿三羽烏のうち、出したのは以下の2本。
①竿:サーフランダー405CX、リール:サーフリーダーCI4+ SD35拙者スプール、道糸:ナイロン6号
②竿:キャスティズム25号-365、リール:キャスティズム25QD06PE、道糸:ナイロン6号
サーフランダーは少し久し振りかも知れません。テトラ帯が分厚いので、外海側に投げるには、
ある程度長さのある竿でないときついですね。
仕掛けは、新浜岸壁と同じく、胴突き2本針(イシモチ用)。錘は30号と25号の丸カン。
餌は岩イソメと青イソメです。
始めに、軽く投入してみます。
ところが、すぐに根掛かり。
手前付近の海中には、見えませんがテトラが埋まっている模様。
少し遠投します(60-70メートルくらい)。
根掛かりは少なくなりました。が、アタリが遠い。
それでも、開始から30分少々で、ランダーに待望のアタリがありました。でも、小さなアタリです。
テトラを避けるため、早巻きで引きます。
魚信はほとんどありません。
今年初のイシモチ(ニベ?)が釣れました。
ターゲットとは違いましたが、仕掛けはイシモチ用なので、ある意味狙い通り?
しかし、小さい。15cmくらいでした。
でも、イシモチが釣れたと言うことは、群れが来ているのか。
間髪入れずに、同じアタリのポイント目がけて、再投。
しかし、その後は全く反応ありませんでした。
開始から1時間たち、2時間たち。
何も変化無し。
ここで、満を持して、投げ竿を置いたまま、新しく購入したタックルを用意。
③竿:ソルティストHRF 86XXHB、リール:HRF® PEスペシャル 7.3L-TW、
道糸:PE2号(ショックリーダー:フロロカーボン16ポンド)
実は、根魚好きな私としては、以前から垂涎のタックルで、少し高かったですが、
根魚シーズンに備えて購入したのでした。
そして、これに加えて、同じダイワから販売されているハードロックフィッシュ用のワームも数種類購入したのでした。
最初に使ったのは、「HRF®ソニックシャッド」というずんぐりむっくりしたワームで、アイナメに好適とのこと。
色はアピールレッドという、深紅のもの。
これに1/0のオフセットフックを取り付け、シンカーに1オンスのバレットを用いたテキサスリグでテトラ周辺を探りました。
ところが。
全く魚信無し。
外海に投げて探ってみましたが、アタリ無し。
テトラの隙間に落として、穴釣りしてみてもだめ。
そうこうしているうちに、釣り始めてから4時間近くが過ぎていきました。
置き竿の2本にも、気配全くなし。
もうすぐ11時。
こりゃ、やっちゃったかな。
まあ、小さいとはいえ、イシモチ1尾は釣れたので、ボウズは免れたわけですが。
感覚的には限りなくつるつるに近いブルー。
まあ、ルアーなんてそんなものなのでしょうが。
魚がいないからなのか。腕の問題なのか。
よく分かりません。
もっとも、先端部の釣り人もなんだか釣れているような感じではありませんでしたが。
皆さん何を狙って釣っていたのでしょうか。
このまま終わるのも癪なので、ルアーは諦め、ソルティストにオーナーの段差ブラクリ6号を取り付け、
余り気味の岩イソメと青イソメを少し豪勢に盛りつけます。
ちなみに6号は段差ブラクリシリーズの最重ですが、このソルティストはXXHと謳うだけあって、
メチャメチャにがちがちの超超ハード仕様。
これより軽いものではボトムを感じることができないのです。
ともかく、投げ竿にはもはや興味を無くし(?)
外海ではなく、長堤防の漁港側をヘチります。
漁港側には外海側と違って、テトラはありませんから、直下に仕掛けを落とすだけでオーケー。
しかし、情報では根魚は外海側ということになっていたので、余り期待してなかったのですが。
投入直後、この日初めての明確な魚信が。
慌てて巻きますが、あわせが弱かったのか、途中でばれました。
再度投入。
アタリ有り。
今度はしっかりとフッキングし、ギア比7.3のHRF PEスペシャルをぐりぐり巻き上げます。
この堤防はところどころ高さが異なるのですが、私のいた場所が最高部。
新浜岸壁より高い感じです。
8メートル以上あるかな。
やっと見えてきたそいつは、、
なんと、メジナでした。20cmくらいですね。
しかし、HRFタックルの、それもブラクリでの最初の釣果がメジナとは、、、
その後、ヘチブラクリに集中。バラシもありましたが、
今シーズン初アイナメ。25cmくらい。
ソイ18cmくらい。
同じくソイ。サイズダウン。15cm弱。
何故かお昼前後にアタリが集中。何とか形にすることができました。
それにしても、ブラクリやってなかったら重い荷物抱えて何しに来たんだろう、という感じになるところでしたよ。
ところで、最初に書いた、何故釣り人が私を通過して先端部に行ったか。ということの理由ですが。
なんと、私の釣り座が一番テトラが分厚く、外海に投げづらいところでした。
堤防の上からだと、テトラの幅を把握することは困難で、釣っているときは全く気がつきませんでした。
このことは、あとでグーグルマップを見て知ったのでした。
道理で私の周辺には人がいなかったわけだ。
それはそれとして、今回テトラや根掛かりには悩まされましたが、私は外川港を気に入りました。
この日は外海側がぱっとしなかったのは?ですが、魚影は割と濃い感じです。
少し、東の長堤防は移動しにくいですが、夜釣りも面白そうだなと思いました。
綺麗な公衆トイレがあるのも良いですね。
当日は風もあったはずなのに、風裏なのか、あまり感じませんでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます