BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

陰の実力者になりたくて! 2nd season 第3話 『覚醒の刻』 感想:ここでクレアの覚醒イベントって一体何のため?

2023-10-19 12:56:13 | シャドウガーデン
あっという間に無法都市編が終わってしまったw

最後のエリザベートの会釈とか、シドとエリザベートの「相互の信頼」を示すような箇所が盛大に省略されていたり、

中盤の、シャドウ再臨からのVSエリザベート戦のところが大いにくみかえられていたり、と

わりとこのアニメ版は、原作の内容を大胆に解釈して翻案しているなぁ、と思った。

まぁ、1期の聖域編のときも、ディアボロス教団の前身?としての研究所の描写とか、え、そんなに明確に描いていいの?とか思っていたし。

そもそも原作には鉄道とか自動車とかない世界だったと思うので、世界観からして、アニメ的に動かしやすいものに大幅に変えられている。

なので、その延長線上で2期も細部は好き勝手にいじってくるのだろうな、と思った。

もっとも、無法都市編って、以後の展開の上では、なによりクレアが覚醒wしたことがいちばん重要なことなので、それさえ描ければ、たとえば、原作の方にあった、エリザベートとメアリーの主従の再会とか交流とかは省略しても問題ないと判断されたのだろうな。

クレアの覚醒の他に重要なのはユキメがシャドウと遭遇したことだけど、でも、その部分は今回のCパートですでに示唆されていたので、問題ないしね。

それにしても、クレアの中にアウロラの魂が根付いたのってどういう経緯からなのだろう?

クレアって、聖域編ではシドに付いていってないよね?

そうすると、全く聖域編とは関係なく、それ以前からクレアの中に眠っていたようにも思える。

ただその一方で、やたらとアウロラがシャドウのことを引き合いに出すので、やっぱり聖域編があったからクレアに憑依?したのかなぁ、とも思えたり。

このあたり、原作でも曖昧なままになっていたと思う。

ただ、このアウロラ憑依の結果、クレアは、物語の行方を占う重要キャラ筆頭になっちゃったんだよね。

実際、ディアボロス教団に命も狙われるようになってしまったし。

この先、どうするのだろう。。。


で、それとは別に、2期としては次回からシャドウとユキメの共闘が始まるわけだけど。

結局、2期はどこまで行くのだろう?

オリアナ王国編まではやるってことでいいのかな?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ファミリアクロニクル episodeリュー2 感想: リューのランクアップの裏話を通じた「正義は巡る」いい話w

2023-10-18 11:19:44 | ダンまち
18巻の裏話。

正確には、「派閥大戦」が始まる直前までの準備期間の、リューがゾーリンゲンまで行って神アストレアと再会して云々・・・の話。

いつか語られるかもと思っていたけど、まさかこんなに早く出されるとはw

でも、どうやらこのエピソード、当初は18巻に組み込まれる予定だったらしいw

とはいえ、その部分にあたる「星々のロータス」だけで200頁あるので、600頁を越えていた18巻に組み込まれていたら確かに大変なことになっていたw

もっとも、切り離したからこそ200頁にまで膨らんだらしいから、元のままだったら50頁増しくらいだったのかもしれない。

ただ、そうなるとただでさえ「多派閥連合軍」が形成されて散漫だった18巻が、さらにとっちらかった感じになっていたことだろう。

なので、外伝として物語として分離させたのは正解だったと思う。

実際、リューのランクアップの話はちゃんと読みたったし。

ただ、ここまで書き込まれると、もうホントに、正ヒロイン、アイズじゃなくてりゅーでいいんじゃないの?って思いたくなるよねw

もちろん、『アルゴノゥト』のことを考えれば、アリアドネの転生?であるアイズが最終的に「お姫様」役になるのは必至なんだろうけどさw

ただ、そうしていくには、アイズって無口キャラ設定にし過ぎだったよね。

まぁ、彼女の内面が全面にでたら、完全に主人公のベルくんの役を食っちゃうということだったのかもしれないけれど。

ただ、これまでの流れで行くと、アイズの誕生秘話として、精霊の話が全面的に出てきて、さらにいえば、それがダンジョンという存在とも大きく関わりそうだから、結局、アイズ自身が語るのではなく、周りがアイズのことを心配していくうちにかいめいされていくものなのだろうなぁ、と。

ていうか、下手すると、アイズって、精霊と人間のハーフ?という意味では、実は「異端児」とも大して変わらない存在、ってことにもなりそうな気もしている。

とまれ、設定上、寡黙な存在にならざるを得なかったアイズの代わりにヒロイン力をあげてきているのがリュー。

いまやレベル6の上級冒険者であり、その上、シル=フレイヤの庇護も受ける存在になり、アスフィなど交友関係も良好な強キャラだよねw

しかも、魔法「アストレア・レコード」の存在もあって、脳内でアリーゼに輝夜、ライラが常にツッコミを入れる面白キャラになってしまったw

まぁ、その結果、ポンコツエルフというポジションも確立したわけどw

でも、作中ベルが最も頼れるキャラであることは間違いなく、その上、とうとうヘスティア・ファミリア入りだもんねw

むしろ、19巻でニイナが登場したのも、姉のエイナに代わってヘスティア・ファミリア入りすることで、リューとのバランスをとるためのような気がしてくるくらいw

・・・って、全然、今回の外伝の話になっていないw

なので無理やり戻すとw

そりゃそうだよね、前代未聞の連続ランクアップなんて一気にやったら、リューであっても、身体のスペックアップに精神がついていかないよね。

ここのところ、さんざんっぱら、ランクアップに伴う身体と精神のズレを強調してきていたから、その事実は無視できない。

なので、その調整のためにも、ゾーリンゲンに残ってギリギリまで調整が必要だった。

まずは、レベル5の力をなじませて、その上で、レベル6にまで昇華させる。

しかし、それを「うまい塩梅」で「さじ加減」できてしまう神アストレア、ってマジでツワモノなんじゃない。

確かに今までも、相当やんちゃな神だとは言われていたけどさw

とまれ、そうやって、ランクアップの調整をするあいだに、新たなアストレア・ファミリアの団員と交流を深める、という展開はうまかった。

かつては「末っ子」扱いされていたリューが、当然、大先輩として「長女」役を務めるというのは、まさに「正義は巡る」ためにも不可欠な所作だったし。

魔法「アストレア・レコード」の発現にも、アリーゼたちのいきいきとした記憶が必要だというのも納得。

でも、それって、マジで「英霊召喚」みたいな魔法なんじゃないの?って思ったりして。

それはそれで、このダンまち世界における「魂のゆくえ」を知る上の参考になりそうな現象だよな、って思った。

そういう意味でも、途中で現れた「中位精霊ユーフィ」の存在も、実は今後、重要な役割を果たすのでないか。

さっきのアイズの話じゃないけど、ここのところ少しずつ精霊についての情報も解禁されてきた気がする。

精霊は、間違いなくこの先のダンまちでは、本編か外伝かを問わず、主題となるよね。

楽しみだ。


で、そうそう最後にセシルが「直接契約」を申し出てリューからも了解を得ていたけど、これって要はリューの専属鍛冶師になるということだから、先々、セシルもヘスティア・ファミリアにレンタル移籍とかする展開が待ってたりするんじゃないかな。

あのリュー先輩大好き☆!ぶりは、なんだか、アイズさんラブ!のレフィーナを見ているようで、となると、ヘスティア・ファミリアに加わったセシルは、レフィーヤ同様、なにかとベルに食って掛かるキャラになりそうなのだけどw


さすがにキャラ被りが激しいから登場しないかなぁ?

でも、実はダンまち本編ではレフィーヤってほとんど登場してないから、代わりにセシルがその役を引き受ける、というのもアリなんじゃないかと思うのだけどw

それにニイナとセシルの間でいい感じに同世代で争いそうな気もするw

ということで、18巻のことを考えても、19巻のことを考えても、よい外伝だったw

しかし、ここまでリューの脳内でのツッコミを聞いていると、アリーゼって実物でベルくんたちの前に現れていたら面白いことになっていたのだろうなぁw

アリーゼに憧れたヘグニもいまやベルくんたちの周辺にいることだし、ホントに面白いことになっていたと思うんだよね。

アリーゼに焦がれるヘグニを、エルフの同胞として、容赦なく足蹴にするリューの姿を目にすることができる、ということも含めて。

いや、ホントによい外伝だった。

ある意味、ここのところの『ダンまち』がリューを中心に回っていたことを実感捺せられた。

その意味では、最近の展開の集大成w

改めて『アストレア・レコード』も読み直したくなった。

上中下3巻もあって大変だけどw


で、次は待望の春姫編ということだけど、それを機に、春姫も一皮むけた冒険者へと転じることになるのだろうか。

そちらも楽しみw


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

彼女、お借りします 第302話 『糸と彼女③』 感想: なんとここで千鶴が木部に相談にいくか?!

2023-10-18 10:32:23 | かのかり
うーん、なんかラブコメってぽくはなってきたけど、今更感はスゴイなぁ。

ていうか、ホントに和也って受け身なんだな。

あのゲームで起こったことって、結局、千鶴が告られるならどんな言葉がいいか、というのを告白させただけで。

しかも、今回の描写で、千鶴はさらにそのハードルを下げるような意志まで自発的に示してきたわけでしょ?

そのアクションにすら和也はなにも返せない。

で、そうこうするうちに、ようやく(やっと?)このシェアハウスも終わりを迎えて、元のアパートに戻ることになりそうなのだけど。

それがなにかの契機になるのかと思いきや、またもや行動を起こしたのは千鶴のほうで、しかも、相談先として木部を選択。

これ、木部経由で麻美のことになったりするのだろうか?

ていうか、真面目な話、瑠夏って今、どうしてるの?

もう完全に忘れられた子扱いになっているのだけど。

さすがにこのバランスの悪さはラブコメとしてどうなの?

あぁ、そういえばまだタイトルが「糸と彼女」のままなんだよね。

次回もこのままでいくのだろうか?

だとすれば「糸」にはちょっと違う意味が込められていることになるのかな?


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カッコウの許嫁 第177羽目 『まかせてよ!』 感想: まさかあいちゃんが幸の息抜き役だったとは・・・。

2023-10-18 10:24:46 | カッコウ
幸って、みんなから愛されてるねーw

ひろだけでなく、あいにまで完全にカバーされていたw

まぁ、あいちゃんは、もう高校も卒業している年だしね(確か)。

そりゃあ、お姉さんするよなぁ。

しかしこうなると、幸はもう「みんなの妹」というポジションに落ち着くしかないんじゃないの?

逆にそこが心配になってくる。

といっても、それも次回の入試の結果次第なのだけど。

まさか不合格なんてことはさすがにないよね?

一応、国語の試験用紙が配られていたから、さっそく「ひろの予想」が当たって絶好調だった!って展開になって欲しいけど。

どうかなぁ。。。

とりあえず国語をクリアすればなんとかなるんだよね?

そう信じたい。

あとは、入試という「試験」の話題になって、完全に戦力外通告をされたのか、まったくエリカが現れなくなったけど、この間、彼女が何をしていたのか、ちょっと気になるw

しかし、さすがに幸が入学してきたら、エリカと幸が似てる、って噂が立つんじゃないかな?

むしろ、物語的にはそれが狙いなのかな?

凪とエリカが取替っ子だった、って話がマジだった、ってことになることからの余波。

ありそうだなぁw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よふかしのうた 第188夜 『“ぬるい”ッ!』 感想: ナズナはどこまでコウに対する吸血衝動を抑えられる?

2023-10-18 10:18:21 | よふかし
なるほど、ナズナはビールを飲むことで、吸血行為から気をそらしていたわけね、コウに対しても、自分に対しても。

それだと苦しそうだなぁ。

にしても、ヌルい二人の恋のあり方を、ヌルいビールと、ヌルい缶コーヒーで表現するのだから詩的。

ナズナは、本来冷たいはずのビールが温まってヌルいのに対して、コウは、本来温かいはずの缶コーヒーが冷めてヌルいw

これって、ナズナは、努めて平然を装っていたのがやっぱりドキドキだよ、ってことだし、コウはコウで、もう心臓ドキドキしてテンション高くて仕方ないのはなんとか抑えこんでる、ってことだよね?

いや、マジで絶妙な比喩。

よくこんなシチュエーション、考えつくなぁ。

だって、極論すれば、停電になったのだって、自販機の通電を止めて、ヌルいビールとヌルい缶コーヒーを生み出すため・・・だけだったってことでしょ?w

もうビックリだよw

とはいえ、ナズナの吸血衝動がどこまで持つのか。

その間、どうやって血を吸うのか。

そもそもコウの血を吸うのは抑えられるのか?

なんかこうなると、ふとしたはずみでナズナがコウの血を吸ってしまって取り返しの付かない事態が起こる・・・なんて流れにもなりそう。

その間、コウはコウで、周りに「恋」ってどう?とか聞いてしまいそうだよな。

親友・・・というか半身だと思っていたマヒルが亡くなってしまったため、周りに相談したくてもできない、という挙動不審な状態から始まりそうだけど。。。

さて、どうなる?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンピース-ONE PIECE- 第1095話 『死んだ方がいい世界』 感想: なるほどワンピの世界は五老星のような悪魔が統治する「ヒト種の箱庭」だったのか!

2023-10-16 11:12:49 | ワンピ
なんか突然、くまの過去話にw

しかも、幼少期のイワちゃんまで登場。

まさか子どもの頃のイワンコフの姿まで見ることになるとは思わなかったw


にしても、くまが巨人族の血を引いている、ってどういうこと?

あと、なんでバッカニア族のなかで、太陽の神ニカが解放の戦士として伝承化してるの?

なんでそのニカの力が悪魔の実に「閉じ込められている」の?

ていうか、悪魔の実、ってそういうものなの?

神々の能力を、悪魔が実にしたもの?


で「悪魔」といえばサターン聖、やっぱりアラクネみたいだけど、五老星って悪魔なの?

「悪魔の実」は五老星のような悪魔たちが、神々の力を写しとったものなの?

くまたちバッカニア族をわざわざ「絶滅種」と称していることからもわかるように、明らかに、五老星たち悪魔は、人間を自分たちとは違う、自分たちが管理対象とする動物くらいにしかみていないよね。

ということで、どうやらワンピ世界は、悪魔が管理する人類の箱庭らしい。

そうなると、でも逆にわかりやすくて、ニカのような「神サイド」と五老星のような「悪魔サイド」という対立する超常の存在がいて、彼らが世界を管理しているということなのだろうな。

悪魔も神もどちらも月世界から来たのかもしれない。

あるいは、神だけが月から来た存在で、彼らの子孫が様々な形で地球の人類と混血して、今の地球が生まれたのかもしれない。

で、悪魔の実は、神vs悪魔の戦いに悪魔が勝って、神の力をとじこめた、とかかな。

で「イム様」って、そのままきっと、人が神の仲間入りをした、という意味でそのまま「仏(ほとけ)」様なんだろうな。

人間初の超越者としての仏様。

となると、五老星のような悪魔が、逆にイフ様を、人間の世界の頂点として持ち上げたのかもしれない。

となると、天竜人とかも、悪魔の采配によって、人間の世界に、天竜人と只人という階層を設けることで、争いの基本は、人間どうしのつぶしあいにして、本当に支配者である悪魔に思考が及ばないようにするための策だったのだろうな。

で、今回、現れた若い頃のフィガーランド・ガーリング聖のように、神の騎士団というかたちで特権階級を作り出して、彼らの手によって、ゴッドバレーで「人間狩り」とか、くまのバッカニア族の絶滅とか、人間どうしの間で悪意が向かうように仕向けたのだろうな。

あ、そうだ、シーザーが作っていた大きな子どもたちは、バッカニア族の人為的再現を試みていたのだろうな。

あと、「Dの一族」って、悪魔のDevilのDかと思っていたけど、この感じだと、むしろ、フランス語の神であるDieuのDの可能性も出てきたな。

そうなると、ワンピース、って、人類が「ひとつながり」で連帯して、悪魔や神の手から解放される、という話に落ち着きそうだね。

で、ゴッドバレーの生還者であるシャンクスはきっと神側の縁者の末裔あたりなんだろうな。

なんか、青図が見え始めてきたね。

あー、でも、サターン聖のベガパンクの評価を見ると、悪魔の実じたいは、神側が作ったもので、その神を倒してしまった五老星たち悪魔側が、その再現をベガパンクにさせていた、というのが正しいのかな?

まぁ、どちらにせよ、まずは、神と悪魔の戦いがあって、そのなかで悪魔の実が使われていて、そうした神の文明(多分それが古代文明)の再現を任されていたのがベガパンクたちだった。

オハラはその「神vs悪魔」戦争の史実に行き着いたから、五老星の傀儡である世界政府の実働部隊である海軍に殲滅された、というのが正しいのだろうな。

なんか黒幕ははっきりしてきたな。

そうすると、最後には、やっぱりルフィと黒ひげが手を組んで五老星とイム様をぶん殴って大宴会をして終わり、ってことになりそうw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

七つの魔剣が支配する 第15話 『聖歌(ラストソング)』 感想: ラストソングのシーンはもう少し絵的にがんばってほしかった。。。

2023-10-14 17:23:15 | 七つの魔剣
15話とだいぶ変則的な編成だけど、いよいよ最終回。

オフィーリアが魔に呑まれて、それをカルロスが「お迎え」にいく、という構図。

最後にオリバーが言っていた通り、これこそがキンバリーの日常であり、それを愚直に描くのが、このオフィーリアのエピソードだったわけだけど・・・。

ただこれで終わるのは第1シーズンの終幕としてはどうなのか、と思ってしまった。

おいしいところをもっていったのは、結局、カルロスとゴッドフレイだから。

その直前までの「オリバーたちvsオフィーリア」の決戦?は何だったんだ?と、ちょっと思ってしまった。

せめてあの戦闘シーンと同じ画力の作画で、カルロスによる「お迎え」を描いてほしかったけどなぁ。

あの、カルロスとゴッドフレイが駆けつけたところは、物語的には、その前の戦闘シーンよりもはるかに重要で感動するはずの、盛り上がるところだったはずなのに、あのペラペラの作画でがっかりだよ。

まさか序盤の、え、これが最終回の作画?と思わせられてくらい紙芝居でしかない絵柄で、クライマックスが描かれるとは思ってなかった。

いや、そこはちゃんとクオリティコントロールしようよ。

作画のよいところと悪いところの差が激しすぎて、これ、もう少しなんとかならないものなの?って思ってしまった。

まぁ限られたリソースをどこに集中させるか、ということなのだろうけど。

でもなぁ、最終回くらいは最初から最後まで緊迫感のあるものにしてほしかった。

昔のJCならこんなこと、なかったのにね。。。


まぁ、そうしたアニメの出来としての不満はこれくらいにして。

第1クールの終わり方としてどうなの?というのでいくと、真面目に考えると、このオフィーリアとカルロスが消えた最期は、剣花団の行く末を暗示したものなのか?という気はしてくる。

端的に、将来の、カティとガイを暗示しているのか、ってこと。

原作最新刊まで読むと、剣花団の中で最初に魔に呑まれるのは多分カティだろうと剣花団のみなが思っているし、原作12巻の時点でカティのことを一番考えているのはやっぱりガイなんだよね。

つまり、

オフィーリア → カティ
カルロス → ガイ
ゴッドフレイ → オリバー

とすると、そのまま綺麗に並行関係が成立する。

ゴッドフレイを思慕していたオフィーリアは、その恋の夢に敗れて魔に呑まれ、そのお迎えをカルロスが担ったのだけど、それをそのままなぞると、

オリバーを思慕してカティが、その恋の夢に敗れて魔に呑まれ、そのお迎えをガイが引き受ける、という構図。

あまりにも綺麗すぎて、なるほど、ゴッドフレイの自警団って、オリバーの剣花団の先行事例、反面教師として設定されていたんだと思う他ない。

ということで、剣花団の将来が案じられる。

そういう意味では、オリバーがちゃんと主人公するのは5巻なので、1クールでいいから、2期までやって欲しいところ。

変則的だけど、そんな分割2クールであってほしいくらいだなぁ。

ただ、この先、どんどんカロリーの高いシーンが増えていくから、映像化するのは厳しいかもね。

作れば作るほどショボい映像にしかならない。

全編、あのVSガルダ戦のような立ち回りで見れるならもちろんありだけど。

どうなるかなぁ。

ともあれ、この作品については、原作に取り組んで思い切り楽しめているので、それでもういいかな。

『86』に騙されたので、もう電撃の新シリーズはいいかな、と思ってたけど、本作はマジで当たりだった。

続きが楽しみだ。

2期がやれるならぜひ。

でもなくても十分楽しめているから、いいかな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

呪術廻戦 懐玉・玉折/渋谷事変 第36話 『鈍刀』 感想: 今はなき渋谷東急本店・Bunkamuraが舞台で涙が出る。。。

2023-10-13 15:47:21 | 呪術廻戦
いやー、ナナミン、かっけぇー。

てか、今回は、全体的にスタイリッシュだったねぇ。

五条先生みたいな大味の領域展開ではなく、人対人で殴り合ったり切りつけ合ったりするのがやっぱりいいんだろうな。

殺陣の妙として。

しかし、この頃はまだ、虎杖にしても伏黒にしても釘崎にしても最前線には連れていけないという位置付けだったんだな。

そう思うとこのあとの死滅回游編を経て、みんなものすごく底力があがったんだなぁ、と感心した。

まぁ、釘崎は生死不明だけどさ。

にしても、舞台となった渋谷東急本店やBunkamuraがいまではもう取り壊されている、というのがなにげにグッと来る。

外人ファンが日本に来ても、もうナナミンが活躍した東急はないぞ!ってことになるのだろうw

実は今回、そこが一番ぐっと来た。

そういう意味では、渋谷を舞台にしたのは正解だったのかも。

まぁ、青山霊園とか原宿とか明治神宮とかセルリアンタワーとかそうとう広めにとったシブヤだけどねw

聖地巡礼がど真ん中すぎて困る。

ていうか、このリアリティは原作読んでいたときには感じなかったことだから、映像にすることのリアルを再認させられたなぁ。

しかし、このあと。。。。うーむ。

ナナミンも釘崎もがんばれ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

よふかしのうた 第187夜 『今までで一番』 感想: 停電の団地のベランダで告るって一体どんな昭和のラブコメだよw

2023-10-11 09:50:08 | よふかし
まぁ、ナズナは年齢的にいってもぎりぎり昭和女子っぽいからなw

ていうか、むしろ現代のドラマにに昭和臭を復活させるために、あえて吸血鬼という設定にしたのかな、この漫画。

キクのロマン志向なんて、引いてみたら、完全におばあちゃん趣味だしねw

昭和どころか、大正ロマンって感じだったしw

とまれ、次回から、コウもナズナも両想い!ってことから始まるってことだよね。

とはいえ、ハリネズミのジレンマじゃないけど、両想いの状況は、まさにキクとマヒルの関係の再来が思い出されるわけで。

ナズナはナズナで周りの吸血鬼たちに、キクの一件の追究の協力を仰ぎそうだし、

コウはコウで、探偵さんやアキラに相談しそう。

ついでに、コウは、恋愛相談も周りに天然でしそうで、ちょっと怖いw

どちらにしても、これで、マジな話として、吸血鬼と人間の交わりってどうなるの?っていう根本的な問題に着手しつつ、

その一方で、イチャコラのラブコメが本格発進!ってことなんだろうな、きっとw

いやー、盛り上がってきたなぁ。。。

しかし、団地で停電・・・って、どんだけロマンなんだよw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トニカクカワイイ 第250話 『不死と子供』 感想: あれ、この真魚の話、どこに行くの?

2023-10-11 09:42:14 | トニカクカワイイ
まだまだ続く真魚回。

真魚と司のやりとりは、やっぱり、現代におけるひまりと司のやりとりの凶兆なのかな?

神仙術って、なんかもう地獄楽のこととかしか思いつかないw

いい結果がまったく想像できない。

しかも成功しなかったからこそ、現代に司っちがいるわけで、なんていうか、結論が見えている賢明さは厳しいな。

しかし、本当にこの真魚のエピソード、どこに行くんだ?

わかったことって、このあたりから、司が16歳を何度も繰り返している、という教鞭をし始めた、ってことくらいだなw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする