BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

陰の実力者になりたくて! 2nd season 第1話 『無法都市』 感想:いいねこのドライブ感あふれる2期第1話!

2023-10-05 10:13:35 | シャドウガーデン
気がつけば、陰実の2期もスタートw

今季はシリーズ2期で楽しみにしているものが多い中のひとつ。

しかし、それにしても初っ端から飛ばしてきてるなー。

まぁ、もともと無法都市編は、言ってしまえば、白・赤・黒の3つの塔の主の間で、文字通りの三つ巴の均衡があったところに、シド&クレア&シャドウガーデンが乗り込んできて、ひたすら互いに潰し合っていく、という戦闘回の連続だから、これくらいドライブ感のあるイケイケな戦闘シーンの連続くらいでいいのだと思う。

ていうか、シドにはなんの意図もなく、ただ「陰の実力者」ムーブをかましたいだけ、というのは、1期でもうわかってしまったことだからw

いまさら、真面目なストーリーを装うとか、取り繕う必要はないのでw

とどのつまり、無法都市編って、クリムゾンがエリザベートの復活を試みようとする赤の塔の先端に皆が向かっていくだけの展開だから。

ゴールは明確で、ただ、ひたすらそこに向かって戦闘が繰り広げられていくだけのこと。

しかもシャドウはとにかく資金確保のために大金をチョロまかしたいだけだしw

そんな風に無目的な目的wを抱いていたところで、街角で出会ったメアリーから、

「死にたくなければ逃げろ、暴走が始まる、月が赤い、もう時間がない」

・・・なんて素敵フレーズを聞かされて、その気になっちゃっただけだからねw

シャドウが、グール刈りに参戦したのって、このフレーズがいいたいだけだしw

裏返すと、この物語に過剰に物語の意味を求めるのは禁じ手だからw

シドはとにかくひたすらそのときの気分で行動するだけで、にもかかわらず、なぜか、まわりが、特に七陰がその意図を忖度して、それらしくもりあげてしまっていくだけだからw

でもそれで終わってみれば、シャドウが何もかも解決していくのだから、ご都合主義も甚だしいw

しかも、シドには、なぜか全てをひっくり返すだけの魔力や技があるんだよね。

いってしまえば、涼宮ハルヒが、自分の築いた世界でひたすら無双するだけの話w

そういう意味でも、「考えるな、感じろ!」を地で行く物語。

だから今回くらい、最初から最後までドライブ感のノリだけで突っ走ればいい。

そういう意味では、無法都市編って、もっともシドらしい物語だよねw


しかし、ふと気がついたけど、メアリーとマリーが登場するのって、ちょっと酷いね。

どちらもMaryだからねw

読み方を変えるだけでキャラも変えられる、それくらい適当な世界が陰実の世界w

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【推しの子】 第128話 『本読み』 感想: 「愛は嘘/嘘は愛」のアイの法則がフル回転する未来が見える!

2023-10-05 00:30:34 | 推しの子
いよいよクランクインする、映画『15年の嘘』

今回は、映画製作に向けた配役紹介回w

で、それに備えた出演者揃い踏みによる「本読み」回。

なるほど、配役はこうなっていたのね、と素直に驚いたけど、

いや、それにしても、メルトが吾郎って大丈夫?

あとは、ツクヨミがどんなジョーカーになるのか?

あと、監督が気にしていた「愛せない」は、あれ、実はアクアとルビーに向けたものじゃないのか?って思っている?

そういう意味では、アイが生前ずっと口にしていた、自分の愛は嘘、というのがどこまで効いてくるのか。

要するに、アイドルとして、ファンに対する振る舞いは、どれもこれも嘘だったということなわけで、

そうすると、生前の吾郎とさりなにしても、その嘘にふりまわされていたわけで、その嘘が、アクアとルビーに転生して以後、どう効いてくるのか。

愛は嘘、というのは本作の主題なんだろうけどね。

それを作中劇である『15年の嘘』で、あらかじめシミュレーションすることで、どのように本筋の流れを変えることになるのだろう。

しかし、この配役でいくと、これまで観察力の鋭いあかねだけが抱いていたアクアとルビーに対する理解を、かなやMEMちょ、あるいはフリルたちも抱いてしまいそうで怖い。

特に、かな。

場合によると、アクアが壊れるのを避けるために、かなとあかねで協力し合う、とかの展開もありかもしれない?

あるいは、実はMEMちょのファンだったと告白したフリルによって、MEMちょとフリルという新しい「トリックスターコンビ」が誕生して、彼女たちが場外から様子を伺いつつ、適度にかき混ぜることになりそうな気もする。

ともあれ、映画製作編は、完全にメタな自己言及の作りなので、アクアによる本作への批評ないしは読解になることは間違いない。

それが予め本作の読者やファンからの期待や批判をいなすものになりそうなので続々する。

作者からすれば、体の良い自己弁明の機会となるから。

ただその全部が誠実な弁明ではないことも確かで。

そういう意味で、愛は嘘、というセオリーはズルいんだよな・・・w

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする