BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

よふかしのうた 第150夜 『海鮮とかさぁ』 感想

2022-11-22 12:25:34 | よふかし
コウとマヒルの友情を確かめる回の第2回w

基本的にそれだけだね。

探偵さんのように、まさかずっと追いかけっこを続けるとは思ってなかったけど。

しかも、追いかけるコウは木刀を両手に振りかざしての爆走w

ホント、このときのために、木刀は2本、買ったんですね、
それを許したアキラ、グッジョブ!

って感じでした。

結局、コウはマヒルに追いつけずじまい。

でも、行き先は、すでに探偵さんが当たりをつけていた。

こういうところ、半ば予定調和だけど、確実にその流れになるだろうという安心感があるのがいい。

ということで、すでにマヒルとキクを探す、という探偵ごっこに時間を割く必要はなくなったみたいだね。

むしろ、今回、気になったのは、コウが半吸血鬼にならずに人間のまま、追いかけっこをしてくれたことに感じ入って、マヒルが決心を固めてしまったこと。

これ、吸血鬼になるほうに決めたのか、それとも、ならない方に決めたのか。

コウとのやりとりや、スマフォを残したところからすると、両方、実はあり得ると思うのだけど。

ただ、そのマヒルの決意とは関係なく、キクはキクで、試してみたいことをやるだけだろうけど。

で、その場面に、ここのところご無沙汰だったナズナやハルカが登場するのかな?

意外と、キクとハルカの会話が楽しみだったりする。

一応、旧交を温める、ってことになるのだろうし。

そして、その場で、ハルとキクの関係が明らかにされる、という流れかな。

にしても、ここは北海道なんだから、コウもアキラも、お約束の海鮮丼に手を出せよw

探偵さんの嘆きの方に共感しちゃうよねw

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トニカクカワイイ 第216話 『風の一歩』 感想:司に聞く「日本の歴史」の偉人たちwって感じの回だったw

2022-11-22 12:15:37 | トニカクカワイイ
前々回で触れた「武蔵」の頃の記憶を、今の東京の街を歩きながらふと思い出す司さんw

いつの時代も「姉さま」と呼ばれながら、今と変わらずポンコツな素振りも見せるのが「1400年クオリティw」。

しかし、平将門ですか、徳川家康ですかw

聖徳太子や菅原道真も出てきてたから、大概の偉人とは面識があったのだろうな、と思うと、結構怖くなる。

むしろ、そうした戦乱の中で、司は、どういう基準で将門とか家康の側についたのか、それが気になるかな。

それなりに築き上げられてきた信念みたいなものが、司の中にもあると思うのだよね。

まぁ、月に返すのに協力する、という話だったのかもしれないし。

たまたま助けてしまった人に自分の不死性に気づかれて、そのまま道中をともにしたのかもしれないけれどねw


にしても、時々こういう回顧回を挟めば、延々と続けられるのが、不死者の物語の強いところでw

次回、ナサくんのお爺さんの墓に、司は何を見つけるのだろう。

ナサくんとの意外な因縁なり、運命なりを見いだす展開になるのだろうか?


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彼女、お借りします 第260話 『洗面台と彼女』 感想: ようやく墨ちゃんが本編に戻ってくる!

2022-11-22 07:02:36 | かのかり
って、やっぱり、墨ちゃんの場合は、誕生日イベント要員なのねw

しかし、これ、よく考えたら墨ちゃんも一人住まいなのね。

だったら、誕生日イベントで千鶴に連絡した際に、和也と八重森との同居が発覚して、それに焦った墨ちゃんも、同居人の一人として千鶴の実家にやってくる、という展開にならないかな?

いや、てっきりそうなるのは瑠夏ちゃんだと思っていたわけだけど。

ついでにいえば、墨ちゃんのことをすっかり忘れていたのだけどw

その分、一人住まいの墨ちゃんのほうが新同居人になりやすいんじゃないの?

で、その様子を後で知って、瑠夏ちゃんもなだれ込んでくる、という方が、なんかイベントしてあり得そうな気がしてきたw

ともあれ、久方ぶりに墨ちゃんが登場するのは朗報w


で、もうすっかり最後の一コマに持っていかれてしまったのだが、やっぱり「●▲と彼女」で「●▲」に家のパーツが入る展開になってきたw

しかし、洗面台で歯磨きかぁ。

またずいぶんニッチなところを攻めてきたなw

もうそれだけで十分フェチっぽくて、なんだかなぁ、だよ。

まぁ、だからこそ、最後の墨ちゃんの姿に全部、持っていかれたわけだけどね。

ということで、次回から墨ちゃん回ってことでいいんだよね?

やっとこの同居シリーズからちょっとは離れそうなので、期待。

だって、和也の変態思考を読ませられ続けるの、いい加減、しんどくなってきたところだったので。

墨ちゃん再登場で、場がいい意味で荒れることに期待w

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カッコウの許嫁 第136羽目 『もう家族じゃないから』 感想: あ、やっぱり宗助が幸を焚きつける展開だったかw

2022-11-22 07:01:48 | カッコウ
前回からの続きにあたる、肝心の幸と宗助とのやり取りは思い切り端折られていたけど、これ、後日、あいちゃんから、凪とエリカに伝えられることになるのかな?

要するに、宗助が物語に参入してきたことで、幸が、凪のことを兄ではなく、一人の男性として見ることができるようになった、ってことだよね。

で、ちょうどいい具合に、実家の手伝いに幸が帰る展開になって、その先で、病気で臥せっている母親と凪のことについて話し合うことになるのかな。

幸の心のバランスを取ることを考えたら、宗助に言われっぱなしのままではだめで、もう一方の、凪を家族の一人とみなすベクトルを差し込んでくるのが、母親、って展開になるような気がする。

しかし、このあたりの人の配置は、本当によく考えられていて驚くよ。

結構、この先の展開が気になるようになってきたw

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第7話 『シャル・ウィ・ガンダム?』 感想2: 「ガンダムする?」といいながら物語の構造はなんだか『コードギアス』っぽくなってきたよね。

2022-11-21 20:03:32 | 水星の魔女
第7話の最初の感想で、株式会社ガンダムが黒の騎士団っぽいね、って書いたけど、そう思ったら、どんどん『水星の魔女』が『コードギアス』っぽく思えてきたw

とりあえず、子どもを守るためにあえて遠ざける、という迂遠な策を使い、その「親の心、子知らず」の関係になっていると言う点で、

ミオリネがルルーシュ、
デリングが皇帝シャルル、

という気がする。

あと、スレッタを慕う、という点で、

グエル君がカレン、
エラン(本物)が「オレンジ」、

かなw 

グエルが、スレッタを一方的に慕う「わんこ」ポジションになるのはもはやほぼ決定事項で、その点でカレンっぽいなぁ、と。

まだ、エランがどう動くかわからないけど、意外と本物のほうがスレッタに振り回されて忠義を誓う方に行きそうな気がするw

裏切りが発覚しそうなニカ姉はロロかなぁ。

難しいのは、スレッタのことを実はデリングへの復讐の駒くらいにしか考えていないプロスペラなのだけど、スレッタたちにとっての真のラスボス候補の筆頭という意味では、シュナイゼル?

そうなると、運命に翻弄される点で、スレッタがスザク、って感じかな

まぁ、細部まで綺麗に並行関係が築けるわけではないはずだけどね。


でも、御三家の老人たちが皆、デリングを出し抜くことを狙っているという点では、

デリングが、ブリタニア、
御三家を、独立を目指す「イレブン=日本」、

と見ることも可能な気がするのだよね。

で、その御三家の謀反のプランに、ミオリネの「株式会社ガンダム」がうまくハマってくる点でも。

コードギアスの面白かったところって、即座に思いつくところで書くと、

展開が早い
敵と味方が容易に入れ替わる
箱庭的学園と実社会とのギャップ、コントラスト
裏切りの横行
常にブーメランとして自分自身に返ってくる発言
言葉による呪い(=ギアス)
・・・
くらいだったと思うのだけど、結構、このノリが見られる展開になってきたなぁ、と。

もちろん、大河内一楼が両方とも構成を考えてるからなのだろうけど。

でも、そもそも、ギアスもパーティが好きだったしねw

デリングのベネリット・グループをブリタニア帝国とみなして、企業間競争を国家間の争いとみなせば、そのまま同じにみれそうだしw

そういう意味では「株式会社ガンダム」と作中内で、わざわざガンダムって何?って連呼させるところからして、主題は実はガンダムではない、ということなんだろうね。

物語の根幹は、『テンペスト』と『コードギアス』という気がしてきた。

というか、宇宙時代の『コードギアス』だと思うと、思い切りしっくり来るように見えてきたw

そういう意味でも、先が楽しみw

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グレイプニル 第83話 『終わらせる者』 感想: あー、これは池内をネタにした打ち切りエンドの始まりだな。

2022-11-21 17:30:57 | グレイプニル
うーん。
これはないわー。

これ、池内が完全に、デウス・エクス・マキナの位置づけだよね。

もちろん、池内の登場で事態は何も解決されてはいないのだけど。

でも、池内を使ってほのかの悪意を全部集約せたことで、どうやら「スーパーヴィラン・池内」とでもいうべき悪意の総体が爆誕!したから、あとは、もう後先考えずに、この「スーパーヴィラン・池内」を叩けば終了!ってことにしたみたいw

つまり、ほのかのことをどうすればいいのか、半ばグダグダな展開になっていたのを、池内を討伐すればスカッと解決!ってことになったってこと。

いや、どうせ、「俺みたいは弱者はどうすればいいんだ・・・」とか、定番の「弱者を虐げるな!」コールも強調されていたから、心のやさしい修一&クレアは、きっとこんなクズ野郎の池内でも救おうとしちゃうのだろうけど。

多分、吉岡の魂がやってきて、池内くん、やめてー!!!、とか叫んで、腐った池内の心を浄化してやる、とかのオプションが付くとは思うけどw


いや、でも、もう、なんかメチャクチャだよねw

ここまで物語が破綻するとは思ってなかった。

この土壇場で池内を出すなら、100枚のコインのことをヤツなりに考えさせて、何らかの策を携えてから、登場させろよ!ってさすがに思うかな。

あと、何がムカつくかって、あれだけ、この物語を、幼いときに山田塾に通った修一たち6人が特権的に解決のカギを握る存在として描いた物語にしておきながら、この土壇場で、いわば完全なる部外者である池内に、物語の行く末を委ねるような展開に落としてしまうのだから。

今頃、直人は、この事態をどう見てるのだろう、とか思うじゃない。

いや、池内みたいなモブが、俺たちにも役割をよこせ、とか言って、承認欲求を満たさせてくれ、とか懇願するのはわかるけどさ、それを、いま、ここでやるかなぁ。

だったら、前回も思ったけど、吉岡が消える場面とか、ちゃんと描いておけよ、って思うじゃない。

これもう、物語、メチャクチャじゃない。

もちろん、部外者という意味では、クレアがほのかをそそのかしてやらかしたところがあるのは認めるけど、でもさ、クレアは修一とともに主人公で、しかもエレナによって記憶が抹消されていた、という設定がちゃんとあったじゃん。

そういう描写の積み重ねがあったから、修一とエレナの山田塾6人集の内輪の物語に介入する権利をもっていたけどさ。

池内にはそんなかかわり、なんにもないでしょ。

ただ、吉岡が修一に惹かれているに嫉妬した、イケてないモブ男子でしかないじゃん。

なんでこんな奴に、物語の終盤のカギを握るような役をまかせるのか、まったくわからない。

これ、よっぽど驚嘆させられるようなオチで終わらせてくれない限り、この池内の登場でこの作品はただの駄作になった、といってもいいくらいの流れだよ。

いや、実は、すでに海斗による修一の学校襲撃の時点で、あれれ?とは思ってたけどさ。

でもね、これはさすがに擁護する余地が皆無。

超ガッカリ。

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ワンピース-ONE PIECE- 第1067話 『PUNK RECORDS』 感想: ベガパンクが思っていたよりも普通のただの野心家でしかなくてガッカリ。

2022-11-21 00:41:41 | ワンピ
なんだ、要するに、ベガパンクって、ノミノミの実wの能力者で、その能力を使って世界中の知識を集めて、それを使っていろいろと発明らしきことをしてきただけの酔狂なオッサンでしかなかったのか。

ちょっと興ざめだなぁ。

だって、基本的には、オハラが集めた太古の知恵を巨人族のところで読み込んで、それを使って、原理はよくわからないけど、かつてのオーバーテクノロジーを再現しているだけ、なわけでしょ。

オリジナルな天才、ってわけじゃないじゃん。

むしろ、クローバー博士同様、考古学者に近かった、ってことだよね。

科学技術の考古学の専門家。

にしても、ベガパンクの正体が明らかにされて、こんなにがっかりするとは思わなった。

だって、知力の源泉は悪魔の実由来のもので、知識の源泉はオハラの成果のパクリなんだから。

単に空白の100年を知りたかっただけじゃん。

全然、天才でもなんでもない。


しかし、この流れだと、ベガパンクをCP-0から助けながら逃げ出させる役目をルフィたちが請け負うことになりそうだな。

そもそもルフィたちも、ベガパンクの口から、門外不出の「空白の100年」の真実を知らされてしまったわけだから。

それだけでルフィたちも、世界政府の暗殺対象になるってことでしょ。

で、そうなると、ルッチたちと再戦、ってことになるけど、その結果、ルフィたちの戦闘力が、ワノ国以前とは異なるくらい底上げされていることが明らかにされる、ということなのかね。

あとは、問題のPUNK RECORDSをどうやって運び出すか、ということだけど。

いや、ホントに、どうするの、これ。

それに、ベガパンクの危機に、というか、ボニーの危機にくまが反応しているみたいだけど、これ、もしかして、くまが自我を取り戻す展開もありなのか?

ボニーがくまの娘で、ルフィがドラゴンの息子だから、これ、もう、ベガパンクは、とりあえずルフィたちの仲間になる流れでいいんじゃない?

それで、麦わらの一味と革命軍が共同戦線をはればいいじゃん。

それくらい勢力を一箇所に集めないと、もう物語がとっちらかったままで終わらなくなっちゃうだろうし。

そういう方向かな。


ところで、ローVS黒ひげ戦、はどうなったのかな?

あと、ハンコックはルフィたちのもとを目指しているのかな?

前回の話だと、新巨人海賊団とも合流しそうなのだけど、そこまで行けるのか?

にもかかわらず、次回は休載か。

さすがに、最終章くらいに入った宣言をしてから、2022年は終えてほしいけどw

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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第7話 『シャル・ウィ・ガンダム?』 感想: これはミオリネの新会社に間違いなくグエルくんが入社する流れだよねw

2022-11-20 19:03:21 | 水星の魔女
やっぱりシリコンバレー時代のガンダムになったねw

にしても、「シャル・ウィ・ガンダム?」って、やっぱり「シャル・ウィ・ダンス?」のモジリだろうから、ガンダムをつかってみんなで踊りましょ?ってことなんだろうな。

というか、今回は、プロスペラがいろいろと正体を見せてきたなぁ。

とにかく、彼女の発言で気になるのは、最後にミオリネと話したときに「娘たちをよろしく」と、複数形で言ったところだよね。

あれはやっぱり、スレッタだけではなく、エアリアルの中にいるエリクトたちの魂の全てを含めてのことなんだろうな。

しかし、この流れだと、エアリアルの真実やスレッタの真実は、ミオリネが起業したGUND-ARM Inc.で技術開発していくうちに、ミオリネ自身の目で確かめられてしまいそうだな。

あと、当然、GUND-ARM Inc.の社員採用がなされるわけで、そこにニカたち地球寮の人たちが加わるだけでなく、多分、御三家からも人が加わりそう。

あ、グエル君は、きっと採用面接で普通に平社員として入社してきそうだけどねw

ミオリネ父は当然、筆頭株主としてボードメンバーには加わるのだろうしw

ある意味、プロスペラが望んだ通り、ミオリネの口からデリングに対してGUND-ARMの有用性がプレゼンされていく流れになっていくのだろうね。


あー、でも今回見ていて思ったけど、デリングは実は「ミオリネ絶対守るマン!」だな、あれ。

要するにものすごいツンデレオヤジw

ミオリネを決闘の商品とかにしたのも、そうすることで周りからのミオリネに対する評価を一定方向に誘導することで安定させるのと、そうして人びとからの注目を集めることで、逆に誘拐などのリスクを減らすためなんだろうな。

実際問題として、デリング自身は経営の現場から抜け出せないだろうし。

だから、今回でわかったことは、いままでの理解と異なり、デリングが実は子煩悩で、逆に、プロスペラはスレッタのことなんて心底どうでもいい、と思っていることだな。

マジで、スレッタが量産型クローンの可能性がでてきたな。

エランがクローンではなかった分、余計にその可能性が高まってきたw


ということで、第7話で、おもいきり大河内節が炸裂してきたな。

GUND-ARM Inc.って、完全にギアスの「黒の騎士団」の二番煎じだよなw

子どもたちだけで組織を作る。

それがテロ組織から会社になっただけ。

ホント、シリコンバレー時代の、ビッグテック時代のガンダムだね。

レボリューションではなくイノベーション!


そうそう、ミカ姉、ここに来てスパイ疑惑のフラグが立つとはw

この間の中古のロケットブースターとか融通してもらったりしたのかな?

プロスペラもミカもエランも、周りがみな、信用できなくなってきたスレッタ、どうする?

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チェンソーマン 第6話 『デンジを殺せ』 感想

2022-11-16 10:57:54 | チェンソーマン
コベニがうざいだけの回だったなw

いや、もとからウザキャラだったから仕方ないけど。

でも、だからといって、ここまで彼女の描写にエネルギー使う必要はないかなぁ、とは思った。

あと、アキと姫野センパイの描写も。

描く必要がないとは全然思わないけど、多分、そういうのはもっとドライにサクサク話を進めて、デンジがチェンソーマンになって動き出すところまで今回、進めればいいのに。

なんかね、多分、最終コーナーで、チェンソーマンって、裏切りの連鎖みたいな展開になるから、そのための仕込みとして、各キャラが殺害されたときの喪失感の増大wに備えて、今の日常のやり取りに尺をさいているように思うのだけど、でも、それが行き過ぎて全体がモタモタしている感じ。

あと、キャラ全員にスポットを当てるから、結果的に、画面の情報量が無駄に多くて、息が抜きにくい。

なにがいいたいかというと、やっぱり、緩急の使い分けがなんにもない。

あー、でも、それが邦画の特徴です!ウリなんです!って言い返されたら、もうなんにも言えないけれどね。

やっぱり、邦画の悪いところだけ、真似しているように思うのだけど。

あと、ちょっと画面が明るすぎ。

ホテルの中だから、というのもあるのだろうけど、明るすぎるためにサブキャラにまでちゃんと輪郭が浮き出てきて見にくい。

そういう意味では、視点キャラができてないのだと思う。

それは『進撃』のファイナル・シーズンを見てても思ったので、MAPPAの癖なのかもしれないけれど。

なんか、突き放した印象を与えるんだよね。

その意味では、邦画というよりはゲームっぽいんだよね。

というかゲーム内ムービーか。

そのMAPPAの映像の癖と、監督の邦画志向が多分、うまくマッチしていないのだと思う。

それで、いまいち、気持ちよく見れない。

でも原作は、ある種の快感原則に沿って読ませるマンガなので、ちょっとそこのズレが修復し難くなってきている気がする。

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カッコウの許嫁 第135羽目 『そんなにおかしいかな…』 感想: おー、ついに凪兄の宗助が登場したか!

2022-11-16 10:39:12 | カッコウ
ようやく凪の実兄でエリカの探し人だった天野宗介が登場!

それも、自らエリカたちの家にやってくるとは。

しかも、凪やエリカよりも先に、よりにもよって幸に会ってしまうとか。

ひろとエリカとの急接近から、幸やあいも含めて、急速に五角関係に目覚めようとしている凪の心も揺さぶる展開だよね。


しかし、これどう見ても、今後、幸と宗助を互いにダブらせながら描いていく、ってことだよね。

だって、最後に幸が言っていた「家族から始まって結婚する(そしてまた家族になる)」という考え方が、そのまま宗助とエリカの間にも当てはまる関係なわけでしょ?

そのあたり、宗一郎が、ホントのところどう考えているのか、気になるところ。

というか、宗一郎と宗助のあいだにどういう父子喧嘩があったのか。

おいおい描かれていくのだろうな。

しかし、この作品、キャラの配置とそれぞれの心理の動きを描くの上手いよね。

結構、びっくりしている。


だって、エリカ好きなだけのダメダメなどこぞの御曹司かと思っていた理人が、思いの外、常識人で、しかも、彼の登場から一気に天野家の秘密?闇?に切り込む展開になってきているのだから。

ていうか、理人、ものすごく重要人物じゃんw

凪父の宗一郎との会話で、なにげに凪の現状が五角関係wであることを整理してくれたり。

凪兄の宗助のこともリアルに知っていることを匂わせてくるし。

マジで、理人、この先のナビ役じゃんw

ていうか、『かのかり』における八重森ポジだねw


なのに、そんな理人への好評価の流れをぶった切るように、いきなり宗助が現れるのだから。

これはやられたよー。

この流れもものすごくナチュラルだったからね。

なにしろ、前回の最後に幸が自腹切ってでも沖縄に行こうとしている描写が挟まれ、さらに凪たちがすでに東京に帰ろうとしている描写が描かれた上での、まさかの宗助登場だからね。

まぁ、まだ最後の男が宗助と確定したわけではないけれど。

でも、とにかく、この一連の流れは、ちゃんとサスペンスしていてさすが、と思ったよ。

いまどき、ちゃんとプロットがあるのが素晴らしい。

にしても、沖縄からの帰りのプライベートジェット、ひろとエリカの間に挟まれた凪は完全に針のむしろ状態だったのは笑えるw

はたして、凪と宗助は、どういう出会い方をするのだろう?

でも普通に考えて、

理人が、凪とエリカとの関係、
宗助が、凪と幸との関係

を凪に問い詰めさせるための仕掛けであることは間違いないはずで。

そうなると、これは、やっぱり最後は、エリカvs幸の凪争奪戦、ということになるのかな。

そうなると、ひろとあいの立ち位置が難しくなってくるけど。

でも、少なくとも、凪とは30歳までに結婚できればいいと公言している、いわば愛人ポジション、静観ポジションにあるあいは、このさき、独自に動いて、理人や宗助の本心を探る役になっていくようなきがする。

あー、そうすると、むしろ、ひろは、凪のセコンド役になっていくのか。

なんとなくこの先の展開が見えてきたような気がするw

しかし、ホント、キャラの心情の揺れをちゃんとお話に落として、その上、その動きを、ギャグ込みでマンガとして描いているのだから、やっぱり、この作者、スゴイかも。

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