BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

チェンソーマン 第6話 『デンジを殺せ』 感想

2022-11-16 10:57:54 | チェンソーマン
コベニがうざいだけの回だったなw

いや、もとからウザキャラだったから仕方ないけど。

でも、だからといって、ここまで彼女の描写にエネルギー使う必要はないかなぁ、とは思った。

あと、アキと姫野センパイの描写も。

描く必要がないとは全然思わないけど、多分、そういうのはもっとドライにサクサク話を進めて、デンジがチェンソーマンになって動き出すところまで今回、進めればいいのに。

なんかね、多分、最終コーナーで、チェンソーマンって、裏切りの連鎖みたいな展開になるから、そのための仕込みとして、各キャラが殺害されたときの喪失感の増大wに備えて、今の日常のやり取りに尺をさいているように思うのだけど、でも、それが行き過ぎて全体がモタモタしている感じ。

あと、キャラ全員にスポットを当てるから、結果的に、画面の情報量が無駄に多くて、息が抜きにくい。

なにがいいたいかというと、やっぱり、緩急の使い分けがなんにもない。

あー、でも、それが邦画の特徴です!ウリなんです!って言い返されたら、もうなんにも言えないけれどね。

やっぱり、邦画の悪いところだけ、真似しているように思うのだけど。

あと、ちょっと画面が明るすぎ。

ホテルの中だから、というのもあるのだろうけど、明るすぎるためにサブキャラにまでちゃんと輪郭が浮き出てきて見にくい。

そういう意味では、視点キャラができてないのだと思う。

それは『進撃』のファイナル・シーズンを見てても思ったので、MAPPAの癖なのかもしれないけれど。

なんか、突き放した印象を与えるんだよね。

その意味では、邦画というよりはゲームっぽいんだよね。

というかゲーム内ムービーか。

そのMAPPAの映像の癖と、監督の邦画志向が多分、うまくマッチしていないのだと思う。

それで、いまいち、気持ちよく見れない。

でも原作は、ある種の快感原則に沿って読ませるマンガなので、ちょっとそこのズレが修復し難くなってきている気がする。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« カッコウの許嫁 第135羽目 ... | トップ | 機動戦士ガンダム 水星の魔女... »

チェンソーマン」カテゴリの最新記事