BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

Re:ゼロから始まる異世界生活 2nd season 第32話『ユージン』 感想: 終わってみればまさかのオットー回w

2020-08-20 01:09:29 | リゼロ
いやまぁ、あの文脈で「友人」って言われたら、そりゃ「ユージン」と空耳するわな、スバルもw

そういえば、ウェブで原作を読んだ時も、4章ではオットーが意外な存在感を示してきて不思議に思ってたことを思い出した。

オットーって、商人なのに、スバルに関しては損得勘定を除いて、突然、距離を詰めてきたんだよなw

そりゃ、ボッチだったスバルからすれば、友人、と言われて即座に了解できなくても仕方がないw

このあたりは「死に戻り」という特性が、とにもかくにもゲーム攻略脳にスバルを誘導しがちで、ともすれば、全部、理詰めで相手の出方を予測しよう、あるいは、整合性のあるように相手の行動を理解しようとしすぎになるのもやむを得ないところ。

そう思うと、この4章からチーム・スバルを作っていくことで、盤上のコマが全てインセンティブで動くようにみなすスバルの思考方法が修正され始めたということか。

なんたって6章までいくと、今度は、チーム・スバルの司令塔がスバルになるしね。

その発端が4章にあって、なかんずく今回のオットーによる「友人」発言が出発点だったんだな、って。

はやく、ガーフがデレるところを見てみたいw


にしても、この4章、敵対者の位置づけが、白鯨のときのように絶対的ではないところが難しいよな。

屋敷を襲撃してくるエルザたちは「悪」としてわかりやすいけど、

スバルを救うことで、レムの救出と、スバルの死に戻りの両方を阻止したベティも今の時点では、敵対していることに近いし、

そうやって死に戻りを繰り返すと、魔女の残り香が強くなってしまって、今度は、リューズとガーフまでが敵に回ってしまう。

加えて「試練」がありエキドナたち魔女もいて、そのうえ、ロズワールにも腹に一物ある感じだから。

確かに、これ、どこから攻略していけばいいやら。

その一方で、徐々にラムがスバルの助っ人的立場を確立してきているのも、やっぱり面白い。

きっと、作者的には、レムが睡眠状態に入っても、ラムが活躍すればいいでしょ?くらいに思ってたのだろうけど、

でも、レムとラムでは性格が真逆だからなぁw

ともあれ、はやく、ラムとガーフとベティがデレるところを見たいぞ。

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炎炎ノ消防隊 第231話 『出生』 感想

2020-08-19 14:50:01 | 炎炎ノ消防隊
また、処女懐胎とは、難儀な話を持ち出してきたなぁ。

しかも、シンラとシュウの二人とも父親不在で誕生、というのだから。

これって、要は、シンラとシュウの母親がアドラリンクのゲートのように扱われた、ってことだよね?

もしかしたら「柱」ってみんな、同じようにアドラから送られきた「向こう側」の発火人間何じゃないの?

文字通りの「人柱」として、2つの世界をつなぐ要となる存在。

それがいまのところ、最初の柱?である「天照」だけが人間に利用されるようになってしまったとか。

もっとも、そのあたりのことは、次回、シュウが直接、焔ビトの鬼となった実母から真相のヒントを得るのだろうけど。

ともあれ、この流れで行くと、しばらくの間は、なぜアドラからこちらの世界に焔ビトの侵攻がなされるのか、その理由を明らかにする方向に話は進むのかな?

秘密の開示自体は悪い話ではないけどね。

で、シュウは、それを知ってどうするのだろう?

シンラと合流するのか?

いや、むしろ実母から、シンラが「悪魔」になる理由を知って、極めて個人的な理由からシンラへの接触をまずは図るのかもしれない。

あるいは、シュウがシンラを救う側に変わる、という展開もありえるのかもしれない。

ちょっと混沌としてきたかな。

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彼女、お借りします 第152話 『嘘と彼女⑤』 感想: ちづるが「平気」なわけないじゃないか!

2020-08-19 14:39:15 | かのかり
うーん、ちょっと違う意味で想定外だなぁ。

さすがに、この和也はおかしすぎだろ?

いや、和也がおかしい、というよりは、こんな和也の反応を描く作者が、というほうが正しいのだけど。

だって、ちづるの祖母が死んだんだぜ?

映画製作の話になる前に、自分の無力さに打ちひしがれて、墨ちゃんとともに号泣した和也だぜ?

その和也が、祖母を亡くしたちづるが病室から出てきたところで、あんな話しかけ方はさすがにしないのではないの?

しかも、その場でちづるから告げられた「平気」という言葉を鵜呑みにするのも、今までの和也からしたらありえないでしょ。

一応、その点は、読者視点代表の八重森がちゃんと指摘はしているけどさ。

それにさ、小百合さんの死は、和也だけの問題ではないでしょ、もはや。

和婆さんにとっても友だちであり、少なくとも彼女目線からすれば、孫の恋人の祖母なわけで、それこそ、和婆さんが、ちづるを放っておくわけないじゃない?

まさか和也が和婆さんに伝えていない、なんてことはないよね?


なんていうか、小百合さんの死に対する初動としては、さすがに「???」と思うところが多く、作者って、もしかしてお葬式とか行ったことない?って思ってしまったよ。

だいたいさ、「平気」といったちづるは、誰と祖母の葬儀の手配をするんだよ?

当然、そこで手を貸すのが「隣人」でしょ?


いや、この状況で自分を「お隣さん」と読んでいる和也の「ヘタレ脳」にもムカつくけど、百歩譲ってそのヘタレ具合は認めるとしても、ナチュラルに隣人として手伝わせてくれ、といえばいいじゃないか。

なんだかなぁ、これはイライラさせられる。


もちろん、この「嘘と彼女」編の終盤で、こうしたイライラやモヤモヤは一定の解決を見るのだろうと信じてはいるけどさ。

でも、前回、前々回の「嘘」を巡る今際の際の祖母との対話のやりとりから、この展開になるとはね。。。

八重森じゃないけど、ちづるも和也もマジでこじらせ過ぎだろう?

てかさ、映画の上映とかどうするの?

で、次回、満を持して、ルカちゃんと墨ちゃんの登場かな?

加えて、きっと海くんも現れるんだろうなあ。。。

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第18話『記憶』感想2: とはいえキリトが復活する現場にシノンとリーファが居合わせないのってひどくない?

2020-08-16 19:57:12 | SAO/AW
いや、18話についてはすでに書いたように興味深く楽しんだのだけど、

しかし、ふと思いついたけど、あのキリトの復活場面にシノンとリーファがいないのって、普通に考えてひどくない?

二人とも窮地に立ったキリトを助けるためにやってきて、すでにアバターとはいえ、四肢欠損の痛みを何度も味わっているというのに。。。

その犠牲の上で、今回のキリトの復活があったと思うのだけど。

確かに、システムの上ではフラクトライトの「記憶」を補うところでシノンとリーファは多大な貢献をしているわけだけど、でも、それはあくまでもシステム上の問題であって、自分たちの記憶や想いが、実際にキリトの復活に役立った、という意識は、アスカですらないわけだから、シノンやリーファにわかりようがない。

テキストを読んでいると、そういうところは気づかずに終わってしまうけど、絵で表すとやっぱり気になってしまう。

まぁ、次回、本格的にキリト無双という形で復活劇が描かれるところで、シノンやリーファもその事実に気がつく、という描写があるのかもしれないけれど。

ちょっと、なんだかなー、と思った。


そういう意味では、18話でキリトが復活するときに、クラインやリズたちが単なるギャラリーのように棒立ちで見守っていた、というのもねー。

まぁ、それをいったら、アスナがマザーズロザリオを駆使してプーに一矢報いようとしているところでも、単に周りから見ているだけ、というのもね。。。

こういうところ、監督の小野学って、手を抜くよね。

多分、伊藤智彦だったら、キリトの復活劇のところは、もっとリリカルに感動的な形に構成していたと思う。

小野学って、なんていうか、戦闘やアクションを描くのは上手いかもしれないけれど、それだけだよね。

アニメを使って何を表現するのか、というところがすっぽり抜ける。

無駄にグロとかは一生懸命やるけど。。。


というわけで、次に続く「ユナイタル・リング編」をアニメにするときは、ぜひ、伊藤智彦にしてほしい。

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魔王学院の不適合者 第7話『母の言葉』 感想

2020-08-16 02:26:16 | 魔王学院
なんていうか、とにかく、エミリアという、陰険な女教師に対するお仕置きが全て!って感じの回だったw

そして、無駄に頑張りを見せたアノス親衛隊wの面々。

まさか応援歌を歌うとは思わなかったけどw

で、歌を歌っただけで終わり?と思っていたら、全身全霊を傾けて、みんなでアノスママの護衛に徹するのだから。

で、みんなエミリアのせいで丸焦げ?ってのは容赦ないよねw

でも、そんな惨状も回復魔法を使ってしまえばもとに戻ってしまう、というのも、お約束だなーと思ったりして。

で、その親衛隊の忠義にきちん応えるアノス。

マジで魔王だねw

で、挙句の果てに、エミリアは、アノスの魔法によって、純血ではなく混血としての生を何度も繰り返す無限地獄の刑に処されてしまったのだから。

嫌がらせをさせたらピカイチという、魔王の性格がここでも現れていて。

いやー、ホント、いい性格しているよ、アノスは。


で、ひとりだけアノス班入りを果たしたミサは、別行動でレイの母の看病にあたっていた。

なるほどね、これでレイとミサの距離が縮まるわけね。

あれ、結局、レイの母親は助かったのかな?

次回あたり、彼女の存在を増す「伝承」が特定されたりするのだろうか?

ともあれ次回、ようやく「アノスvsレイ」の対戦。

はたしてシルリンは、ものすごい剣技を表すようなものすごく動きのある映像を用意してくれるのだろうか?

気合が入ったときのシルリンは一味違うので、ちょっと期待したりしているw

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ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld 第18話『記憶』感想: タイトル通りSAO世界における「記憶」の意味を考えさせられた回。そして待ちに待ったキリトの復活!

2020-08-16 02:10:59 | SAO/AW
いやー、長かったねー、ようやく、キリトが復活!

まぁ、肝心のVSプーは次回までお預けなわけだけど。

でも、アスナ、シノン、リーファのもつキリトの「記憶」だけは立ち上がれなかったのが、ユージオの「記憶」が加わってようやく復活、というのは、なんていうか、キリトにとってユージオが別格の存在だというのを表しているようで、不思議なところだよね。

ちょうど、アスナがユウキに背中を押されて立ち上がることができたのと同じように。

なんていうか、キリトにとってはユージオが、アスナにとってはユウキが、それぞれ守護霊みたいな形になっているのがちょっと笑える。

もっとも、マザーズロザリオをもってしてもプーを倒せないのには、ちょっとビックリだけどね。

逆に、プーが強キャラすぎでしょ!という気もするのだけど。

このプー無双については、原作を読んでいた時も、こいつ、なんでこんなに強いの???って疑問に思ったし。

でもまぁ、アンダーワールドの世界は、結局のところ、「心意」、つまりは思いの強さが力になる世界だから、愛憎が深いほど、力が発揮される、ということで。

そういう意味では、プーのキリトに対する執着ってのも半端ないということだよね。

でもまぁ、それも次回、キリトがプーに引導を渡すことで決着が着くわけだけど。


でもさぁ、ちょっと冷静になって考えると、前回のユナといい、今回のユウキといい、アンダーワールドとは直接関係のない二人がそれぞれ現れたのは、SAO世界としてはちょっと興味深い。

もちろん、ユウキはユナのように実体化はしていないわけだけど。

というか、原作ではユナの登場はないので、単にアスナがユウキのことを思い出すことで、ユウキの力を借りた、というふうに読んでいたのだけど、

でも、ユナが登場した後だと、あれ、もしかしてユウキの記憶もまたSAOサーバーの中に散在していて、それがアスナを起点にしてかき集められたようにも思えて、その意味ではユナのように、ユウキに関する記憶をサルベージしたら、今のバーチャル・ユナのような形でユウキも復活できるのかもしれない。

いや、そう思ったのは、前回も触れた『オーディナルスケール』の中でも、最後の決戦のところで、アスナはユウキのマザーズロザリオを繰り出すところがあって、あの場面でも、アスナの姿にユウキの姿が重なって表現されていて。

もちろん、最初に見たときは、単にイメージとして二人の姿をダブらせているだけのように思えたのだけど、でも、ユナを介してオーディナルスケールとこのアンダーワールドもシステム的に共通する部分があるとわかると、もしかしたらSAOサーバーのシステムの効果として「本当に」ユウキの姿がアスナに憑依したように表現されていたのかもしれない。

で、なんでこんなことにこだわっているのかというと、アクセル・ワールドを含めたSAOユニバースにおいて、

AIと人間知性は、サイバーワールドにおいてどれほどの違いがあるのか?いやほとんどかわらないのではないか?

という問いが、物語の底流に、いわばサブテキストとしてずっと問われ続けているように思えるから。

で、そこで鍵になるのが、今回のタイトルでもあった「記憶」で。

どんな形式であれ、「記憶」があれば人間は人間としての「存在」を再構築できる、というふうに捉えれているように思えて。


そう思うと、今回、キリトが、キリトの内面で記憶として思い出したことが、まずサチたちとの出来事だった、というのが象徴的で。

サチ、って子の存在も、SAO世界では忘れた頃にフッとそういえば・・・って感じで、登場してくる人なわけだけど。

確か、SAOの第22巻の「ザ・デイ・アフター」という短編で、キリトを介して死んだサチの記憶がアスナに干渉して幽霊のような現象が生じていたはずで。

そうした「残留思念」のようなものが少なからずSAOの世界では生じているようなんだよね。

なので、冒頭で「サチ」が登場したのも、サチの残留思念という「記憶のかけら」がキリトに干渉して、キリトに対して、あなたはこちらに来てはいけない、まだ目覚めることができるから、と呼びかけたように思えて。

そういう意味で、やっぱり、このWoUって、SAO世界の集大成のように思えるのだよね。


もっとも、こんな風に気付けるのも、文字ではなく映像で表現されたものを見たからで。

テキストだと、読者にイメージさせるために書かれていたものが、映像だと実際に登場人物たちと同じレベルではじめからそこに「描かれて」いるからなのだけど。

つまり、原作だと、サチやユウキ、あるいはユージオの姿を、読者が自らイメージしないといけないから、その時点で、アスナやキリトとは別次元の存在と思ってしまうわけど。

つまり、魂とか霊のようなものとして、勝手に解釈してしまうのだけど。

でも、映像の場合は、視聴者がイメージするまでもなく、映像としてそこにサチの姿やユウキの姿が具体的に描かれてしまうので、もしかしたら、アスナやキリトのような存在と大して変わらないのではないか、と思えてしまう。

だって、ユージオなんか、最後は、魂をいわば抜き取られて青薔薇の剣のなかに封じ込められたような形で、つまりは、付喪神のような存在にされたわけでしょ?

でも、それはあくまでもアンダーワールドという「視聴覚インターフェース」のオブジェクトとしてそう表現されているだけのことであって、ユージオの「魂=フラクトライト」は多分、変わらずあるわけじゃない?

いや、輪廻転生、的に捉えていいのだろうけど。

でも、そういう感じで、かなりSAO世界をデジタルワールドとして大胆に解釈してもいいような気がしてきていて。

で、その点でも、やっぱりSAOのアリシゼーションの前に、オリジナルの「オーディナルスケール」が挟み込まれてことの意味は、思っていた以上に大きいように思えるんだよね。


いやまぁ、こうした解釈の仕方は、もちろん、今回の18話の話とは直接的には関係のないことかもしれないけれど。

でも、SAO/AWを追いかけてきたものとしては、シリーズというかユニバース全体の成り立ちのほうが気になってしまうんだよね。

でも、さっき触れた第22巻の内容とか、むしろ、著書自身が、後付けでもいいから、SAO世界の解釈について、新たな切り口を与えようとしているように思うのだよね。

そういう意味で、今回の、サチとユウキの登場は興味深かかった。

あぁ、はやく原作の新刊も出ないかなぁ。

SAOの原作もウェブ時代に書かれたときから数えると20年近く経っているわけで、当然、その間の技術の変化や、脳科学や哲学の変化を踏まえれば、より精緻な世界を想像することもできると思うんだよね。

で、実際、それを原作者は試みようとしているようにも見えて。

そういう意味で、今回のUoW編は、いろいろと発見があるように思っている。


もっとも、それはともあれ、次回、ようやく復活したキリトの無双に期待w

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彼女、お借りします 第6話 『彼女と彼女』 感想

2020-08-15 12:40:01 | かのかり
ようやくルカちゃんが登場したわけだけど、

しかし、やっぱり出てきたばかりのときのルカちゃんってただのウザい少女でしかないなぁ。

物語が進んで、マミと遭遇した時に、マミから思い切り、メンヘラじゃん!、って指摘されるけど、最初からそんな雰囲気を確かに漂わせているし。。。

とにかく、次回を終えて、ようやくルカちゃんが正式に「彼女(仮)」になるはずだけで、でも、もう次回は7話なんだよね。。。

これ、たしかに、連載を毎週追っていたら投げ出していただろうなぁ、という印象は否めない。

導入部のモタモタ感は思っていた以上だな。

これでまだ墨ちゃんも登場していないし。。。

原作だと60話を超えたあたりから、ようやく歯車が重なり合って、物語に勢いがついてくるのだけどねぇ。

あと、こうして導入部を見直すと、マミというのは、あくまでも物語のきっかけに過ぎなかったんだなと思う。

なので、これは原作の話になってしまうけど、100話を超えてからすっかりマミは登場しなくなっているのだけど、そのままフェードアウトしてくれて構わない、という気がしてきた。

あ、でも、こう書いているように、和也はこのあと、ちゃんと成長していくよ、千鶴の傍らで。

なので、そこまで実はやってほしいとは思うけど、まぁ、無理だろうなぁ。

あと、どうでもいいことだけど、今回、ルカちゃんが出てきて思ったけど、アニメ化にあたって、キャラデザ、原作よりも目が大きめに描かれてるのね。

その分、ちょっと昔の作品っぽい印象を与えているような気がする。

まぁ、微妙な違いなのだけどね。

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UQ HOLDER! 第174話 『みぞれとしのぶ』 感想

2020-08-15 00:31:32 | UQH/ネギま!
とても最終決戦が控えているとは思えない唐突なデート回w

しかも、相手はみぞれとしのぶ。

てか、お前ら、まだいたんかい!ってくらい、もう存在を忘れていたよw

で、さらに彼女たちに輪を掛けて、お前ら誰だっけ?っていうくらい超超久しぶりに登場の刀太の旧友4人。

いやほんとに彼らの存在、忘れてたよ。

しかしキャラの在庫一掃をするあたり、ほんとに最終回が近いんだな、と改めて実感した。

それはもちろん、ダチの4人と別れてから、みぞれとしのぶとデートwを続けたところでもはっきりした。

だって、二人とはこれを最後に会えなくなったから、という締めだったから。

ということで、今回は、やっぱり、ヨルダとの最終決戦前の最後の団らん的回だったってことだよね。

で、その回で、すっかり見慣れた不死身衆以外の「普通の人間」と過ごすことで、刀太という存在が造り物のイレギュラーであることが、本人自身の口から再確認されてしまった。

俺の人生、全部、借り物だから、というのは、確かに刀太の本質だしね。

無尽蔵の魔力も太陽系から持ち出しているってことは、つまり、刀太という存在は「流れ」でしかないわけでしょ。

今ある姿は、たまたまそのような形になっているに過ぎない。。。

・・・ってこんなことばかり、最終決戦前に書かれたということは、逆に、このUQHの最後で、刀太は、そんな借り物の自分から、本物の自分へ。

つまり、ただの「人間」になってしまうという幕引きなのかね?

ピノキオみたいに。

でも、そもそも人工的に作られた存在、という点ではまさに「人形」なので、むしろ、望んで、しのぶやみぞれのようなただの「人間」になる、という展開なのかもしれない。

まぁ、UQ Holder!という作品タイトルからすると、随分アイロニカルな終わり方だけど。

でも、今回の話がわざわざ決戦前に書かれたことを思うと、そんなバッドエンドがグッドエンドかわからない終わり方もあり得るような気がしてきた。

さて、最終決戦、どうなるのか?

何から始まるのか?

ところで、当然、刀太はもう「火星の白」をマスターしているんだよね?

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とある科学の超電磁砲T 第19話 『奇縁』感想: 佐天さんのトラブル呼び込み体質に巻き込まれたフレンダが不憫すぎるw

2020-08-15 00:03:55 | 超電磁砲/禁書目録
サバ缶でできた関係で狙撃されたら溜まったもんじゃないよね、フレンダw

それにしても、佐天さんのトラブルメーカーホイホイぶりが遺憾なく発揮された回だったw

この間、上条さんと会ったと思ったら、今度はフレンダかよw

しかし、フレンダが健在で、こんなにコロコロ表情変えながら佐天さんに絡む日が来るとは思っていなかった。

組み合わせとしては絶妙な気がする。

まぁ、サバ缶による出会い、というのにはもう、笑うしかないわけだけど。


にしても、ここでスクールの面子が関わってくるとは思ってなかった。

さすがに垣根帝督は出てこない?のだろうけど、でも、心理定規とか誉望とか出てくるとはね。

禁書3期の方でもちょこっとしか出てこなかったのにw

ということは、ドリームランカー編では、こういう具合に暗部のチームがいくつか出てきてインディアンポーカーのカードを奪い合う、ということになるのかな。

まぁでも、インディアンポーカーみたいな、数が出回っている分、人海戦術でお宝カードを探し当てる展開だと、たしかに下部構成員までいる暗部組織に即したネタではあるよね。

つまり、序盤は中級ランクの構成員の間での抗争で始まって、徐々に大物が絡んでくるって感じなんだろうか。

そういう意味では、まずは、フレンダと弓箭猟虎とで戦いが発生するというのはリーズナブル。

ただ、これ、フレンダにしても、サバ缶ともだちの佐天さんを助けたら、逆に復讐された、という展開だから、いい災難だよね。

むしろ、本当にヤバいのは佐天さんw

この歩くトラブルホイホイはなんとかならないのか?

それを知ってたら、きっと、慎重派のフレンダだったら近づいてこないはずなのに。

逆に、フレンダはフレンダで、実は不幸体質なんだな。

だから、後日、むぎのんに「フレ/ンダ」されてしまうのか。。。

しかし、これだけ、キャッキャッしていたフレンダが惨殺されたと知ったら、佐天さん、どう思うのだろう。

それとも、そこまで深い関係にはならないのかな。

「フレ/ンダ」さえなければ、単に、あ、また佐天さん、やっかいな人たちとつながってしまった!って笑って流すこともできるのだけど。

でもフレンダはねぇ。。。

それにしても、インディアンポーカーで、機密情報の漏洩、という話が組み込まれるととは思ってなかった。

なので、これは結構、上手いアイテムを作り出したなぁ、と、素朴に感心した。

なんたって、カードの性格が都市伝説を誘発するタイプ。


ということで、次回は、今回最後に肩?を撃たれたフレンダが、弓箭猟虎に対してガチで反撃するってことだな。

で、多分、その場面にもまた、佐天さんがついてまわるのか。

ホント、この佐天さんの巻き込まれ体質は、どうにかならないのか?


とまれ、操歯涼子の出てくる本番のエピソードはいつ始まるのかな?

残り話数がだんだん少なくなっていくと、さすがに気になってくるw


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やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 第6話『あらためて、比企谷八幡はかたりかける。』 感想: やっぱり「いろはす」なんだよなぁ。。。

2020-08-14 10:37:06 | 俺ガイル
前半はいろはす、後半は由比ヶ浜の、ともに八幡を思慕する姿が描かれて終わった。

あ、間にこまちがでてきてささやかな笑いを取りに来たけど。

毛づくろいしてあげていた猫の動きが妙にリアルだったw

一方、雪ノ下は登場せず。


うーん。

由比ヶ浜は、どうしてここまで頑なに自己完結した恋にしてしまったのだろう?

「バイアス」という言葉も知らないことに見られるように、単純に八幡と雪乃に対する「頭の良さ」のコンプレックスから来てるのかな?

まぁ、このお話、いろいろな意味で、

勉強ができるとか、成績がいいとか、それで? だからなに?

って具合に、世の中を風刺するところに独自性をおいているから、仕方ないのだろうけどw

次回、例の、手のひらフラフラさせながら「イノベーションが」とか、「コンプライアンスが」とか、やたらとカタカナ・ビジネスワードを並べ立てるのが好きな他校の男子が出てくるみたいだしw

基本、勉強できてもこじらせるだけじゃん、めんどくせー、

という、まさに自意識の高い「こじらせた男子」、といっても多分大学生以上の男子というか男性から支持を受けて一応成功した作品だからねぇ。

そのアイコンとしての八幡は、最後まで、ケアテイカー的自己像に則りながら、こじらせ地雷女の雪ノ下の面倒をみるための、貧乏くじを引いていく、ということなんだろうな。

てか、こういう形で八幡を自発的に動かしてしまっている時点で、すでに雪ノ下って、完全に、彼女の思い描く理想像からずれてしまっているよね。

そういう意味では、雪ノ下からすれば、八幡と出会っていなければ、こんなに面倒くさい、無駄な抵抗を自分の母親に向かって行ったりしなかったんだろうな、と思ってるんじゃないかなと案じてしまう。

なので、多分、雪乃エンドが容認できない読者は、はぁ、こんな面倒な地雷女、助けたそばからポイしちゃえよ、と思うのだろうな。

いや、まったくそれに同意するけど。

だから、八幡と雪乃って、やっぱり似た者どうしの「共依存」なんだろうな、と思う。

てか、「共依存」という言葉による説明は、作中でもわざわざ言わせているわけだけど、八幡からしたら、それのどこが悪い、と居直っているようにしか見えない。

ある意味、自己の欲望に忠実。

だいたい、この物語は、そうした自己チューな奴らばかり集まったらどうなるか、という話だし。

今回でいえば、いろはすも由比ヶ浜もまた自己チューをこじらせているだけで。

そういう意味では、いろはすと由比ヶ浜は対象的なキャラだよね。

いろはすは、自己チューであることと自覚してそれを公言してまわる。

由比ヶ浜は、自己チューであることを自覚しつつもうちに留める。

だから、いろはすが登場してきた時点で、由比ヶ浜が滑り台にいくことは確定していたんだろうな。

てっきり、いろはすは、作中で作者を代弁する便利キャラだとばかり思っていたのだけど、それだけでなく、由比ヶ浜のカウンターでもあった。

そうして、消去法で雪ノ下が残る、というか浮上する。

やっぱり、昔のテレビドラマを見ているみたい。

多分、しんどいには、テレビドラマなら類似番組がたくさんあって、その全体でバランスがとれるけど、この作品の場合は、他にこんなラノベが見当たらないから、それだけに、しゃかりきに独自性の維持のために、八幡と雪乃のカップリングにこだわったのだろうなぁ。

普通に考えれば、出会ってから2年くらい過ごせば、その間にふたりともある程度の成長を遂げて、別々の道を歩むことになったっていう展開でも全然おかしくないのだけど。

で、そういう意味で、八幡がいろはすとつながるのに期待していたんだけどな。

でも、実際の読者層を考えると、八幡は、高校生ではなく、大学生もこえて、アラサーの社会人男性になってしまうから、今さら、自分の陰キャは変えられない、というところで、最初の雪ノ下との出会いに固執するしかなかったのかもしれない。

それにしても、寂しい結末だなぁ。

って、まだ終わってないのだけれどw

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