前回の引きから続く、吉野、真弘、葉風、左門、の間の心理戦。
単純にこれは面白かった。
もちろん、左門のテンパリ具合が最高なのだがw
しかし、テンペストかぁ、
シェイクスピアをうまく使ってくるね。
だから、第十幕という具合に「幕」なわけね。
これって、ガンガン連載なんだよね。
原作は未読だけど、お話としては面白い。
というか、前回から急速に面白くなってきている。
吉野が曲者であることはうすうす感づいていたけど、
これだけハッタリをかませるとはね。
そして、そのハッタリで周りを動かして、情勢を優位に変える。
場合によると、相手に必要な情報を吐かせるところまでいく。
いいなぁ、コン・ゲームで。
こういうのは好き。
もっともタイトルの「タイムマシンの作り方」はスルーされたままで終わってしまったけどw
でも、葉風が立ち直ったから、それでオッケーというのがいい。
ゲームの勝敗はプレイヤーの覇気や意気に掛かっている、というのはいい。
あと、構成的には、一見蛇足に見えるけど、エヴァンジェリンの戦いもね。
どうでもいい内容だけど、
ただ、吉野たちの膠着状態を側面から表現するものとしても機能していて。
なんというか、吉野と真弘たちの、極めて「個人的な」動機だけで、公の危機を左右しようという、ある意味で、選ばれた人間が世界の命運を決する、という流れを作る一方で、周りの者達は者達で、それなりに何とか事態を打開しようと励んでいる。
で、多分、この、一見バラバラなシーンもいずれ収束するのだろうな。
そういう期待を何となく抱かせるところが、演劇的でいい。
ということで、このテンペストは、俄然、盛り上がってきた。
同じタイミングで始まった『K』が、当初の思わせぶりな状況を脱して物語の収束に向かった途端、とても退屈でありきたりの話になってきているのと対称的。
さて、次回、葉風は、吉野たちの前に現れるのだろうか?
あと、真弘妹の役割もそろそろ明らかにしてほしいなぁ。
ハムレットではなくテンペストである理由、というか、そのセリフも含めて。
単純にこれは面白かった。
もちろん、左門のテンパリ具合が最高なのだがw
しかし、テンペストかぁ、
シェイクスピアをうまく使ってくるね。
だから、第十幕という具合に「幕」なわけね。
これって、ガンガン連載なんだよね。
原作は未読だけど、お話としては面白い。
というか、前回から急速に面白くなってきている。
吉野が曲者であることはうすうす感づいていたけど、
これだけハッタリをかませるとはね。
そして、そのハッタリで周りを動かして、情勢を優位に変える。
場合によると、相手に必要な情報を吐かせるところまでいく。
いいなぁ、コン・ゲームで。
こういうのは好き。
もっともタイトルの「タイムマシンの作り方」はスルーされたままで終わってしまったけどw
でも、葉風が立ち直ったから、それでオッケーというのがいい。
ゲームの勝敗はプレイヤーの覇気や意気に掛かっている、というのはいい。
あと、構成的には、一見蛇足に見えるけど、エヴァンジェリンの戦いもね。
どうでもいい内容だけど、
ただ、吉野たちの膠着状態を側面から表現するものとしても機能していて。
なんというか、吉野と真弘たちの、極めて「個人的な」動機だけで、公の危機を左右しようという、ある意味で、選ばれた人間が世界の命運を決する、という流れを作る一方で、周りの者達は者達で、それなりに何とか事態を打開しようと励んでいる。
で、多分、この、一見バラバラなシーンもいずれ収束するのだろうな。
そういう期待を何となく抱かせるところが、演劇的でいい。
ということで、このテンペストは、俄然、盛り上がってきた。
同じタイミングで始まった『K』が、当初の思わせぶりな状況を脱して物語の収束に向かった途端、とても退屈でありきたりの話になってきているのと対称的。
さて、次回、葉風は、吉野たちの前に現れるのだろうか?
あと、真弘妹の役割もそろそろ明らかにしてほしいなぁ。
ハムレットではなくテンペストである理由、というか、そのセリフも含めて。