BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

魔女の旅々 第11話 『二人の弟子』 感想: そうか、うすうすイレイナも気づいているのね、ニケの正体にw

2020-12-11 22:52:04 | 魔女の旅々
前回と合わせて、前後編のような話。

基本的には、骨董堂を再びとっちめる、という話だったのだけど、

終わってみれば、また、お前かよ、サヤ!w

って感じで、ひたすら、サヤのイレイナ・ラブが炸裂!

加えて、ミナが重度のシスコンだったこともわかったりしてw

しかし、イレイナとサヤは、自分たちの師匠が姉妹弟子だったのは知らなかったのね。

そういう意味では、今回は、いろいろな意味で「中締め」回だった。

最後にイレイナが「ニケの冒険譚」は全5冊で、私はそれ以上に・・・、と言っていたけど、どうやら、今回の「二人の師匠」「二人の弟子」の話って、原作でも第5巻にある話らしいから、ちゃんと、そのことも含めてのメタ発言ってことで。

で、この中締め回で、イレイナも、フランとシーラの師匠がニケであり、自分の母親であることにも感づいてしまった、ってこと。

それをフランが確認するような口ぶりだったわけで。

でも、イレイナとしては、世の中、知ってしまったらそれでおしまい!ってこともあるから、

いやまぁ、私は気づいてないんですけど、え、何のことです?

って感じで、とぼけたってことね。

なるほど。

そうやって、まだまだお話は続きますよ、ということか。

それはそれでいいなぁ。

しかし、前回と合わせて、今回は、バカバカしい捕物帖のような話の裏で、結講、物語的には、大事な設定が明らかにされた回だったんだ。

こういうところ、この物語は、さじ加減がうまいよね。

やっぱりいいなぁ、この物語w

イレイナが、大雑把ないい性格をしているところがいいw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アサルトリリィ BOUQUET 第10話『アネモネ』感想: 楓はいい娘、そして美鈴は亡霊だった!

2020-12-11 12:30:58 | リリィ
冒頭、前回のラストであった結璃の死に対して、喪に服す学院のみんな。

そして、前回の一件で、命令無視のために懲罰房に入れられた梨璃。

その梨璃を慰めようと、無くした四葉のクローバーの髪飾りを探そうとする一柳隊。

そこから、その努力が徐々にコメディになっていきつつ、

最後には、一柳隊だけでなく、学院の皆がその探索に協力を申し出る。

だが、その一方で、ひとり、実は地道に暗躍wしていた楓・・・。


あはは、とにかく、今回は、楓はいい子!というのがテーマw

地道に髪飾りを手ずから制作して渡すのだから。

あと六角さんの手先が器用、という話が地味に活かされているのにちょっと感心したw


もっとも、そんな「いい話」もすべて、最後の美鈴の亡霊?幽霊?に全部もってていかれたなぁ。

こういう緩急の使い分けのうまさは、シャフトだなぁ、と思った。

でも、これ、美鈴がラスボス?なのかね?

むしろ、驚いたのは、美鈴を最後にとっておくために、そのための橋渡し役として、結璃というヒュージ起源の人造リリィが登場したように見えたところ。

というか、怖かった。

ヒュージとリリィがともにマギを操る存在としては、同等で、

かつ、ヒュージのゲノムを使えば、そこからリリィも作れる、というよりも、人間体のヒュージ?も作れる、ということだから、

もはや、ほとんどヒュージとリリィは、コインの裏表のような、同一存在に近づいていて。。。

で、その狭間に落ちたのが美鈴、という感じだよね。

なにしろ、結璃の存在によって、人造リリィ=人型ヒュージであっても、人間と同じ意識や知性、つまりは魂を持つこともわかってしまったから、今度はその魂をどう扱うのか、ということで。。。

ほとんど、狂気じみた生物科学の話になってきてしまった。

そういう話を、美鈴と夢結の間のドラマとして扱って、その悲劇を、梨璃との関係で一回り精神的に成長した梨璃がサポートする、ということなのだろうな。

そういう意味では、ここまでの流れで、ちゃんと

梨璃と夢結の関係
夢結と美鈴の関係
梨璃と梨璃の関係
一柳隊の結束
学院全員の結束

を一つずつエピソードでアクセントを置きつつ描いてきているのはすばらしい。

それらが、終盤で、一気にどう結集するのか、収束するのか、今から楽しみ。

もちろん、百由による科学的解説もねw

まぁ、でも、やっぱり今回はとにかく、ポンコツだけど実はいい娘だった楓が一番かなw

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安達としまむら 第10話『桜と春と 春と月と』感想

2020-12-11 12:05:14 | Weblog
なるほど、今回から高2に進級か。

で、環境の変化についていけない安達がジタバタしているうちに、しまむらにはいろいろと誘いは来るのだけど、

でも、しまむらはしまむらで、なんか、今ひとつぱっとしないなぁ、あ、そうか、意外と安達、面白かったんだなぁ、って振り返る展開。

途中、樽見のアタックもあったりしてw

で、最後に、満を持して、安達、復活!w


まぁ、全部、安達が豆腐メンタルなのがいけないわけだがw

その一方で、しまむらの、人間関係に対する淡白さも結講えげつなくて。

安達にしても、しまむらにしても、同じ振る舞いを男子がしたら、その場にいる人も、その様子を見ている人も(視聴者を含む)、ウザいといいそうなところを、女子がやる分にはなんか見れる、って感じなのかな。

文学少女ならぬ、文学少年の抱く妄想。。。

どうもやっぱり作者が入間人間だ、という制約から離れられないのがツライw

書き手の自意識が邪魔して、いまひとつ、物語に没入できない。

まぁ、その自意識の結晶が、宇宙人なわけだけど。。。

あと、その覚めた、離人症的な視聴感覚が、しまむらの感覚に近いのだろうけどね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アクダマドライブ 第10話『BABEL』 感想: 結局、最後まで残ったのは詐欺師と運び屋か!

2020-12-11 00:01:11 | アクダマ
なんていうか、詐欺師が本格的に詐欺師・開眼!って感じだな。

正論を語ることで、相手の倫理観に訴えて、本人の意志で、詐欺師の思う方向に相手を誘導するのだから。

そりゃ、医者が嫌がるはず。

だって、医者の対局にある存在が詐欺師だものね。

今回のように、医者は、相手の肉体的なところ(だけ)を操って、自分の意のままに、手のひらの上に乗せてきたわけだから。

内面vs肉体、それが詐欺師vs医者。

とはいえ、その医者が、最後はチンピラに頸動脈を切られて、それをほうごうしようとしたところをモブどもに蹴られて絶命した、っていうのは、正しくアクダマだったなぁ。

そういう意味では、暴徒と化した一般人をすべてアクダマ認定させたボスの、ナイスアシスト!ってことになるけど。

でもまぁ、処刑課が手を出すためには、警察によるアクダマ認定が必要だ、というのは、手続きの分断が、かえって悲惨な結末をもたらすってことの典型だな。

ともあれ、これで、暴徒どもも乗せたままシンカンセンが発車したので、次回は、こんどこそ、カントウに殴り込み!をかけることになるのだろうか?

ということは、やっぱりここに来てハッカーが再登場するんじゃないかな、と思ったりw

きちんと理由をつけて、アクダマを減らしてきているのは、ちゃんとドラマがあっていいね。


にしても、途中、運び屋とバイクに乗りながらやり取りしていた時の詐欺師の声が、サヤの声にしか聞こえなかったのだけどw

やっぱり、黒沢ともよ、って稀有な役者だよなぁ。

普通の人を演じさせたら、右に出る者がないw

ともあれ、カントウはどんな世界なのか?

シンカンセンがモブの乗車を認めたのにも、なんか意味があると思うんだよなぁ。

しかも、絶対エグい理由ね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする