BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII 第12話『英雄回帰―アルゴノゥト―』 感想: アステリオスやヘルメスの扱い、もう少しなんとかならなかったのかなぁ。。。

2020-12-19 15:30:26 | ダンまち
待ちに待ったはずのアステリオス戦だったのだけど、これじゃない感が拭えなかった。

多分、そこに至るまでの過程の描写が陳腐だったこと。

くわえて、ここぞという時の作画がしょぼかったこと。

特に、第1期のときの、アステリオスの「前世」だったミノタウロスとベルくんの戦闘シーンを挟まれてしまうと、今の、というか、2期以降の「ダンまち」の作画のヘタレ具合が際立ってしまって、目を当てられないくらい。

なんだかなぁー。

アステリオス戦の前座を演出したはずのヘルメスの扱いにしたって、まったく緊迫感がないし。

いや、あそこは、その前に、どれだけヘルメスがベルくんにご執心かをきちんと描いていないからでしょ? というしかない。

ヘルメスはベルくんを、この時代の英雄であると期待しているから、そのベルくんの名声を汚したゼノスを彼は許せない。

許せないだけでなく、一種の贖罪として、ベルくんにちゃんとモンスターとして成敗されろ!というのがヘルメスの思惑だったわけだけど、そういう内面描写をここまで怠ってきたから、ヘルメスがただの道化にしか見えない。


何がいいたいかというと、2期以上に3期のアニメ化は失敗だったってこと。

原作のほうが100倍いいから、そっちを是非、読んで欲しいかな。

ベルくんたちの日常は、ある意味で、もっと殺伐した世界なんだよ。

あんな牧歌的な作画でごまかせるようなものではなくて。

その「闇」の部分をきちんと匂わせるような画面づくりを最初から考えていないから、ちょっとシリアスな話になると、とたんに画面がおかしくなる。

リドたちにしても、普段の造形は、モンスターとしてきちんと怖いものにしないといけない。

それがなんだか、ただの着ぐるみが動いているようなユーモラスなものにしてしまっているのだから。

いやー、マジで、もう少しどうにかならなかったのかな。

なので、原作を読んだ時の印象では、アステリオスはもっともっと圧倒的な暴力の象徴のような存在だったし、

それに対抗するベルくんは、もっともっと野獣じみた気迫を示したはずなのだけど。

そういう「熱量」が微塵も感じられなかった。

ホント、残念。

ダンまちの原作は、もちろん、この後も続いているけれど、この2期、3期のだらしない画面の空気が続くようなら、もうこの先はアニメ化しなくていいと思う。


いや、だってさ、どう考えても、アステリオスvsベル、の決闘を、道端で見てる一般人って、おかしいじゃん!

百歩譲って、冒険者ならまだわかる、でも、一般人はさすがにないよ。

ああいうところが、どうにもダメなんだよね、もう。

ということで、期待していたのに、全然いいところのない3期だった。

マジで残念だよ。

まぁ、でも、もう、松岡が演るベルくんというのに、無理があるのかもしれない。

キリトはまだしもベルくんは全く合ってなかったね。。。


もうとにかく、みんな、原作読んで!原作を!

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100万の命の上に俺は立っている 全12話 感想

2020-12-19 00:44:00 | 100万の命
原作の53話までの感想でも書いたように、これ、この先が面白いんだよ。

なので、2期の決定は微妙に嬉しいw

5周目で、ようやく竜とか竜使いとか、魔法使いとか、いろいろ現れてくるから。

ホントは、3期までやって、6周目まではやってほしいけどなぁ。

いや、5周目もいいけど、6周目はもっといいから。

5周目で、ようやくこのクエストの目的とは、その目的を達成する上での当面の敵とかがはっきりして、クエストの内容は別のところで、戦略的に考えることができるようになるから。

ということは、この物語自体の向かう先についてあれこれ想像しながら、目の前のエピソードを楽しむことができるようになるから。

で、それを受けて、6周目は完全に麻薬戦争だからね。

これがマジで面白い。

しかも、5周目で今回の12話で助けた鳥井が加わって戦力的に幅ができるだけでなく、6周目では参謀格になるグレンって大人の女性もプレイヤーに加わるから。

四谷の動きも、ちゃんとこの鳥井やグレンとのやりとりをつうじて、いいところも悪いところも、正当に評価できるようになるから。

ということで、2期、結構、楽しみだぞw

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