BLACK SWAN

白鳥のブログ - 日々の世界を徒然と

アクダマドライブ 第10話『BABEL』 感想: 結局、最後まで残ったのは詐欺師と運び屋か!

2020-12-11 00:01:11 | アクダマ
なんていうか、詐欺師が本格的に詐欺師・開眼!って感じだな。

正論を語ることで、相手の倫理観に訴えて、本人の意志で、詐欺師の思う方向に相手を誘導するのだから。

そりゃ、医者が嫌がるはず。

だって、医者の対局にある存在が詐欺師だものね。

今回のように、医者は、相手の肉体的なところ(だけ)を操って、自分の意のままに、手のひらの上に乗せてきたわけだから。

内面vs肉体、それが詐欺師vs医者。

とはいえ、その医者が、最後はチンピラに頸動脈を切られて、それをほうごうしようとしたところをモブどもに蹴られて絶命した、っていうのは、正しくアクダマだったなぁ。

そういう意味では、暴徒と化した一般人をすべてアクダマ認定させたボスの、ナイスアシスト!ってことになるけど。

でもまぁ、処刑課が手を出すためには、警察によるアクダマ認定が必要だ、というのは、手続きの分断が、かえって悲惨な結末をもたらすってことの典型だな。

ともあれ、これで、暴徒どもも乗せたままシンカンセンが発車したので、次回は、こんどこそ、カントウに殴り込み!をかけることになるのだろうか?

ということは、やっぱりここに来てハッカーが再登場するんじゃないかな、と思ったりw

きちんと理由をつけて、アクダマを減らしてきているのは、ちゃんとドラマがあっていいね。


にしても、途中、運び屋とバイクに乗りながらやり取りしていた時の詐欺師の声が、サヤの声にしか聞こえなかったのだけどw

やっぱり、黒沢ともよ、って稀有な役者だよなぁ。

普通の人を演じさせたら、右に出る者がないw

ともあれ、カントウはどんな世界なのか?

シンカンセンがモブの乗車を認めたのにも、なんか意味があると思うんだよなぁ。

しかも、絶対エグい理由ね。
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