「入試不正」問題の醜悪さ

大学の入試問題がネットに流出したことで、大学やテレビは大騒ぎしている。

ある大学の関係者は「入試の根幹を脅かすもの」というようなことを言って

非難していたが、これは私には滑稽にさえ見えた。

それというのも、不正入試に対する大学側の防御姿勢が大甘なのを棚に上げて

いるからである。


今の時代に携帯電話に警戒するのは当然ではないか。

まだ現在のところ、不正の詳しい手口は明らかになっていないが、

大学側は出来る範囲の対策を講じて防御するという姿勢に欠けていた

のではないだろうか。

もし仮に机の下で携帯に入力していたとすれば、それに気付かない試験官

というのは、一体何をしていたのか。（もしかして居眠り？）


テレビは、リビア問題は膠着化した感も漂い始めたし、

NZ地震も飽きられて来た頃だから、新たなネタが出てきて喜んで報道している

が、相も変わらず醜悪なだけである。