これは決して、今回の大震災を予言したと最近話題の怪しげなアメリカの
”超能力者!”の話ではない。
日本の地震学の権威・神戸大の石橋克彦教授が1997年の時点で岩波書店の雑誌
「科学」の97年10月号に発表した論文「原発震災~破滅を避けるために」を
紹介した毎日新聞の記事である。(こちら)
《外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない》
《炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される》
《4基すべてが同時に事故をおこすこともありうるし(中略)、爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、ジルコニウム火災などを通じて放出放射能がいっそう莫大(ばくだい)になるという推測もある》
余りにも今の状況をぴたりと予測しているのには、愕然とさせられる。
しかもこれはただの論文の雑誌発表に留まらず、2005年には衆議院の公聴会で
発言しているらしい。
(元論文の一部紹介(?))
ここまでぴたりと”予想”されているというのに、これでも今回の事故を
「想定外」などと言い逃れできるのだろうか。
”超能力者!”の話ではない。
日本の地震学の権威・神戸大の石橋克彦教授が1997年の時点で岩波書店の雑誌
「科学」の97年10月号に発表した論文「原発震災~破滅を避けるために」を
紹介した毎日新聞の記事である。(こちら)
《外部電源が止まり、ディーゼル発電機が動かず、バッテリーも機能しないというような事態がおこりかねない》
《炉心溶融が生ずる恐れは強い。そうなると、さらに水蒸気爆発や水素爆発がおこって格納容器や原子炉建屋が破壊される》
《4基すべてが同時に事故をおこすこともありうるし(中略)、爆発事故が使用済み燃料貯蔵プールに波及すれば、ジルコニウム火災などを通じて放出放射能がいっそう莫大(ばくだい)になるという推測もある》
余りにも今の状況をぴたりと予測しているのには、愕然とさせられる。
しかもこれはただの論文の雑誌発表に留まらず、2005年には衆議院の公聴会で
発言しているらしい。
(元論文の一部紹介(?))
ここまでぴたりと”予想”されているというのに、これでも今回の事故を
「想定外」などと言い逃れできるのだろうか。