先程テレビでメジャーリーグの試合を見ていた。
普段メジャーの試合は殆ど見ないのだが、マリナーズの試合だったので
イチローの200本安打達成の進展ぶりが気になったのだ。
途中で気が付いたことがあった。
メジャーの選手はタイムリーヒットを打ってもガッツポーズをしないのである。
イチローがガッツポーズをしないことは少し前から気付いていたが(気付くの
遅すぎ!!)、気になったので少し調べてみた。(Wiki)
そこには、驚くべきことにガッツポーズをしないことも含まれている。
要するに、「相手のプライドを傷付けることをしない」という考え方から
作られた暗黙のルールのようだ。
そしてその種の行為をした選手には、デッドボールを投げられるというのが
”常識”というから、これはもはや尋常な社会ではない。
しかし細かいことを言わせてもらえば、中には承服しかねるものも私にはある。
(例えば、「開幕試合で先頭打者は初球は打ってはいけない」とか、「大差の
ゲームではノーストライク・3ボールの場面では打ってはいけない」などは
到底認められないし、一般的にもかなり知られている「大差のゲームでは盗塁は
御法度(公式記録にも認められない)」などという”慣習”も私には
納得できないものである。)
ガッツポーズなどは相手に対する侮辱行為にもなりかねないもので、それを規制
する精神は分からないではないが、本番のプレイ(盗塁等)まで規制する
というのは本末転倒と言わざるを得ない。
従ってここで問題なのは、話の焦点をガッツポーズに絞ることである。
正式なルールでは決して違法ではないプレイを”マナー”で規制するというのは
ただの”全体主義”ではないのか。
そしてその種の”偏見行為”に、公式記録も”加担”しているなどということは
これはまともな世界ではないと言うべきなのではないか。
話をガッツポーズの問題に戻す。
今年の夏の高校野球を見ていて印象的なことが2つあった。
それは1つには、ある高校の投手が三振を奪う度にガッツポーズをしていて
それが、見ていて随分鬱陶しく感じたことである。
(それは露骨に言えば、彼の幼さを現していただけなのだが、私には
こういうことをさせている監督の見識も疑われた。
さらに余談ながら、守備位置及び打席で奇声を発していた選手がいたが、あれを
赦していた監督も論外である。)
もう1つは優勝した興南高である。
興南高のメンバーはガッツポーズを殆どしないという記事を読むまで
私は迂闊にもそのことに気が付かなかった。
「何か違うなあ」とは感じたが、その原因がガッツポーズとは思わなかった。
聞けば興南高の監督は、学校の理事長でもあり選手の精神面での教育にも厳しい
らしい。
まさに「教育恐るべし」である。
話は変わるが、剣道ではガッツポーズ禁止のルールがあるようで、
実際にそれで「一本勝ち」が取り消しになった例があるらしい。
、
普段メジャーの試合は殆ど見ないのだが、マリナーズの試合だったので
イチローの200本安打達成の進展ぶりが気になったのだ。
途中で気が付いたことがあった。
メジャーの選手はタイムリーヒットを打ってもガッツポーズをしないのである。
イチローがガッツポーズをしないことは少し前から気付いていたが(気付くの
遅すぎ!!)、気になったので少し調べてみた。(Wiki)
そこには、驚くべきことにガッツポーズをしないことも含まれている。
要するに、「相手のプライドを傷付けることをしない」という考え方から
作られた暗黙のルールのようだ。
そしてその種の行為をした選手には、デッドボールを投げられるというのが
”常識”というから、これはもはや尋常な社会ではない。
しかし細かいことを言わせてもらえば、中には承服しかねるものも私にはある。
(例えば、「開幕試合で先頭打者は初球は打ってはいけない」とか、「大差の
ゲームではノーストライク・3ボールの場面では打ってはいけない」などは
到底認められないし、一般的にもかなり知られている「大差のゲームでは盗塁は
御法度(公式記録にも認められない)」などという”慣習”も私には
納得できないものである。)
ガッツポーズなどは相手に対する侮辱行為にもなりかねないもので、それを規制
する精神は分からないではないが、本番のプレイ(盗塁等)まで規制する
というのは本末転倒と言わざるを得ない。
従ってここで問題なのは、話の焦点をガッツポーズに絞ることである。
正式なルールでは決して違法ではないプレイを”マナー”で規制するというのは
ただの”全体主義”ではないのか。
そしてその種の”偏見行為”に、公式記録も”加担”しているなどということは
これはまともな世界ではないと言うべきなのではないか。
話をガッツポーズの問題に戻す。
今年の夏の高校野球を見ていて印象的なことが2つあった。
それは1つには、ある高校の投手が三振を奪う度にガッツポーズをしていて
それが、見ていて随分鬱陶しく感じたことである。
(それは露骨に言えば、彼の幼さを現していただけなのだが、私には
こういうことをさせている監督の見識も疑われた。
さらに余談ながら、守備位置及び打席で奇声を発していた選手がいたが、あれを
赦していた監督も論外である。)
もう1つは優勝した興南高である。
興南高のメンバーはガッツポーズを殆どしないという記事を読むまで
私は迂闊にもそのことに気が付かなかった。
「何か違うなあ」とは感じたが、その原因がガッツポーズとは思わなかった。
聞けば興南高の監督は、学校の理事長でもあり選手の精神面での教育にも厳しい
らしい。
まさに「教育恐るべし」である。
話は変わるが、剣道ではガッツポーズ禁止のルールがあるようで、
実際にそれで「一本勝ち」が取り消しになった例があるらしい。
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