酔生夢死の日録

ド素人が好き勝手に語る妄言です

岡田監督評価の激変ぶり

2010年06月15日 | スポーツ
つい先日までの「岡田監督バッシング」は一体何だったのだろう

と言いたくなるのは私だけではないだろう。


それほどまでに、昨日のワールドカップのカメルーン戦勝利で状況は激変した。


そもそも門外漢の私には、なぜあれほど岡田監督が批判されるのかが

よく分からなかった。(私には戦術論は全く分からない。)

もちろん、ふがいない成績に苛立つ気持ちは分かるが、岡田監督の采配が

ことさら拙劣だったのだろうか。


話はそれるが、私はかねてから、サッカーの監督の更迭が頻繁なことに

驚いていたものだ。


勝負の世界は結果が全て、というのは無理もないことだとは思うが

一戦一戦の結果に過剰反応していては、少々寂しい。


もっとも、世の「サポーター」なる人々は、その種の過剰反応自体を

楽しみにしている人たちのように見えるから、彼らは論外である。

彼らの一部が昨夜、岡田監督の写真を持って「岡田コール」をしていたのを

見て、さすがに私も少々驚いた。


さて問題はこれからである。


今日の日経新聞夕刊15面に、「元仙台監督」の清水秀彦氏が寄せた文章が

サッカーの戦術が分からない私にとっては興味深かった。


少し長いが引用してみる。


 「松井はいい判断が光った。

  決勝点につながったあのクロス、あえてワンテンポおくことで

  相手にズレができている。

  彼は1人で相手をいなすことができる。

  いなすからパスコースもできる。

  パスをポンポンはたくだけというのが日本にありがちな攻撃スタイル

  なのだが、はたくだけではDFの体勢も相手の守備も崩れない。」

 「松井もいなした次のプレーは普通のものが多かった。

  そこから突破につなげられるといい。

  相手をいなす松井を味方が追い越していくというような、もうひとひねり

  もう一押しが日本にほしい。」


オランダ戦に期待してみよう。