森は・・Bass 音に包まれ・・・

この時期の森の中ではクロツグミの、あのベース音があちこちから聴こえる。
毎年初秋になると集結しているのが見られ、渋いベース音を鳴らしながら行動。
もう囀る必要の無くなったこの時期、至近で聴くと大迫力。
野鳥達の地鳴きサウンドで一番好きなのが、この子達なのでこの時期は楽しみ。
テリトリーが狭いので、ジッと座って彼らのコンチェルトを聴いていた・・・。

上空を警戒・・・

近所の若たちも皆大きくなり、大人と変わらない程逞しく育っている。
今年生まれなので経験は浅いが、上空を飛ぶ猛禽には十分注意している。
上空ばかりに注意が行っている隙に、近くの林に潜むノスリを見つけたが、
教えてあげる事も出来ず、ちょっとハラハラ心配する自分がいる。
でも猛禽たちも生きる為に必死なので、自然にまかせるしかない・・・。

今朝は８℃・・・

小雨模様の今朝は、初冬のような寒さで８℃だった。
今年の異常気象は続いていて、どうやら秋は短く冬が長いような様相である。
家の周りの野鳥達も静かで、時折カラ類が日課の偵察に来たくらい。
・・コジュケイのペアが家の前の樹に乗り、大声で歌っていた・・・。

秋晴れの朝・・・

今朝は台風の影響も無く、朝から澄んだ青空が広がっている。
風が冷たいので、１０月になる来週を待たずに衣替えを行ってしまった。
今年のような陽気だと、渡り鳥たちにどう影響するのかが心配だが、
来月中旬には飛来するジョウ君や、下旬に来るベニ君などの到着が待ち遠しい。
・・いつもマイペースのこの子は『ブルー＆ホワイト』のセンスのいい服がキマッテいた・・・。

緑葉・紅葉・・落葉・・・

今朝は季節が秋を通り越して、初冬へと移り変わってしまったような陽気である。
この気温の変化には、自然の生物達も戸惑っている事だろう。
一昨日まで多く飛んでいた蝶や鳥達も、今朝はあまり見られなかった。
この寒さで家の周りの樹木の葉も急に色付き、季節は緑葉から紅葉そして落葉へ・・・

Cha cya tya ・・森の中で誕生・・・

この子達は身近な低地から３０００ｍ級の山まで、何処でも棲息しています。
我々人間も、街の中に住むのが好きな人や山の中で暮らす事を選ぶ人など、
好みにより世界の何処に住んでも良いのと同じで、野鳥達も好きな場所で暮らす。
近所の森では多くのウグイスの子供が誕生し、チャッチャッ・・と発しながら、
笹薮を移動して木の実があるとジャンプして食べる姿を、微笑ましく観察させてもらった・・・。

忘れた頃に・・・

森の中を歩いていると聞き慣れない声がして、やっと思い出した。
ちょっと派手な装いをして、いつも仲良しペアで行動している鳥。
広大な森の中で通年暮らし、冬には森の低地へ降りて来る。
そう、この森にソウシチョウが棲息している事は、すっかり忘れていた。
ここは多くの野鳥達が暮らしているので、ソウシチョウは余り目立たないのだ・・・。

高原・・湿原・・・

例年になく長かった夏が終わり秋が訪れている事は、自然が一番良く知っている。
高原や湿原を訪れると、この時期の花が咲いていて秋を実感する。
山道を歩いていると、蝶達と仲のよいマツムシソウに出会い、疲れも忘れた。
こちらに移住してからは自然をより身近に感じ、大切なものだと改めて思う。
それだけに、森の中にゴミを見つけると悲しい気持ちになる・・・。

眉白・・この森で育って・・・

久しぶりに『自分の森』に出かけ、旅立ちが近い野鳥達に会いに行ってきた。
すぐに出迎えてくれたのはマミ君の若で、この森で育ち大きくなった。
鳴き声は、まだ大人たちのように上手くはないが、優しい声で可愛い。
この森での個体数は元々少ないが、出会えた事に感謝の一日であった・・・。

時には・・Ｒiverside・・・

山が好きなので、どうしても森の中の野鳥達との出会いが多くなるが、
近くには、ヤマセミ・カワセミなどが棲息する川もあるので出かけてみた。
でも、ヤマセミの出現する時間帯ではない昼時だったので、シギチに会って来た。
ＢＬＴサンドを食べながら眺めていると、結構多くの水鳥達がいる事に気付く。
ゆっくり見回すと、イカルチドリと思われるペアがノンビリ休んでいる。
ここは時々オシドリたちが休んでいる事もあり、アウトドアランチにはいい場所である・・・。