鮮やか・・・どちらも美しく・・・Ⅲ

高原での出会い、そのⅢです。
高原では、この子も元気な囀りを聴かせてくれました。
そう、何処にでもいるというイメージのある『ウグイス』です。
公園・河原・低山・高山・湖沼・高原・草原等、何処でも囀りを聴きます。
目立たない容姿の彼らも、高原では美しい姿を見せてくれます。
空気が綺麗で爽やかなこの場所で、思い切りアクティブに生きています。
環境に合った生き方を彼らはしているようで、元気をもらいました・・・。

鮮やか・・・どちらも美しく・・・Ⅱ

「ヒタキ」と名のつく野鳥のチャームポイントは『つぶらな瞳』。
この子に間近で見つめられると少し、ドキドキ・・・
小鳥達との出逢い、特に「ヒタキ」との付き合いが長いので、感情が・・・。
この子は人間に興味があるのか、至近距離で見つめられてしまった一日でした。

鮮やか・・・どちらも美しく・・・

レンゲツツジが見頃になりました。
花の撮影の方が数人いて、近くで匂いなど嗅いでいる。
「レンゲツツジは有毒植物ですよ」と言うと、「知らなかったです」との返事・・・。
だからこれだけ各地で繁殖して来られたのでしょう、牧場などでも食べられずに。
そんな高原で座って待っていると、この子が近くに来てくれた。
オレンジ・レッド・ブラック・ブラウン・ホワイト、と皆美しいカラーリングだ。
来月来た時は、『ヤング＆イエロー』が見られる事だろう・・・。

ジャングルのような森の中で・・・

雨の日が続き、登山道の至る所で水の流れが横切っている。
とてもスニーカーなんかじゃ危険で登れない。
暫く来ないうちに山もジャングルのように葉が茂り、空を覆い隠す。
そんな中この子達の歌声は、そこらじゅうから聞こえる。
崖下に滑り落ちないように気をつけ、何枚か写真を撮らせてもらった・・・。

夏羽・囀り、高原ではスローライフ・・・

６月は何と言っても高原が一番。
今の時季、高原での主役はこの子でしょうか。
スローテンポの囀り、美しい夏羽、ペアで追いかけっこ・・・。
目の前に来たので焦ったが、グリーンを背景に美しさが映える。
高原では明るい太陽の下、コサメ・コムク等と共存していた。
アカハラは、コムクとよく喧嘩しているのが見られ、カッコウはオオヨシキリの巣を窺がう為に、多くの固体が偵察に忙しそうである。
営巣中の写真は撮らないと決めたので、コムクの写真は夏以降の楽しみにとっておこう。

高い山では賑やかな・・・

この時季に高い山へ登ると、この子の鳴き声がキツイ登山を楽しくしてくれます。
高山植物を見ながら・・・ルリビタキの声を聞きながら・・・だから山は楽しい。
この日も年配の登山者達に、「何を撮ってらっしゃるのですか」と尋ねられ、「ルリビタキです。野鳥と花に興味を持つと、登山がより楽しいものになりますから」そう答えると、「私達も花や野鳥は好きなんです。いろいろ教えてください。こういう出逢いがあるから山は楽しい」そう言って頂いた。
これからも、野鳥は自然の中で出逢いたい。　　　　
自分で歩いて・・・。

高原で良く響く歌声・・・

先日訪れた高原では、この子も良く歌っていた。
ホオアカはノビタキのように高原が大好きで、囀りはとても美しい。
色彩は地味な野鳥だが、良く響く鳴き声で居場所がすぐに分ってしまう。
時々草原に降りて餌を捕り、また元のお気に入りのソングポストで囀る。
そんな繰り返しをずっと飽きずに見ていた。
足元を、大きなヘビが通り過ぎていった・・・。

Black & WHITE

上州の山で、『ブラック・ウィング・お腹の白』が美しいこの子に逢えた。
レンゲツツジの開花には未だ少し早かったが、この子に逢えれば OK!
ヒバリのように舞い上がり、囀りながら降りてくる『ディスプレイフライト』
そんな可愛い行動を、今年も見ることが出来た。
近くで見ると、この子はどうやら昨年と同じ固体のようだ。
特徴があるので覚えていたが、今年も忘れずに来てくれたのが凄く嬉しい・・・。
満開の頃、もう一度逢いに行こう・・・。

羽って結構、傷むんだね・・・

野鳥にとって羽は、とても大切なもの・・・。
浅間外輪山を登山中、山道沿いで休息をしているホシガラスに出会った。
間近だったので、樹の間から良く観察すると、羽が凄く傷んでいるのが分る。
換羽の時季なので綺麗に生え変わるとはいえ、大変さが窺がえた。
『鳴き声』と『美しい姿』のギャップが面白い、大好きな野鳥である。

瑠璃色が綺麗な・・・

今日は絶好の登山日和でした。
運動不足を解消に、地元の山へ出かけてみた。
名も無い山なので通る人も無く、ゆっくり歩いていると突然、この子の囀りです。
『チッチッチッ・・・』とチッという前奏だけが５０回位、聴こえてきた。
見ると餌を銜えているので、子育ての最中らしい。
少し撮らせてもらってから、その場を後にした。
姿を見るのが難しい野鳥なので、地元の山中で見られた事を嬉しく思う。
それにしても、『瑠璃色と白色』が綺麗だったなぁ・・・。