秋の森を駆ける ・・・

秋が進む森で　エナガの群れに出逢いました

エナガは　毎朝のように見られる小鳥で　いつも大勢で現れ
飛翔というよりは　まるで駆け巡るように移動して行く　・・

仲間と『かくれんぼ』をしていた　エナガさん

今季初飛来の黄色い鳥 ・・・

夕方　庭の落ち葉掃除をしていると　前の林から懐かしい声が聴こえたので
カシラダカかアオジかと思い　カメラを持って声の主を探したら
目の前の樹間で寛ぐ　この子を見つけました

毎年１０月中には飛来するが　家の前で逢うのは久しぶりでした　・・

元気だったかい？　ミヤマホオジロ君　・・


薄暗くなるまで　枝にとまっていたようです

あちこちで見られた 群れ ・・・

今シーズンは　探鳥に訪れた場所の殆どで　この子の群れに出逢いました

ある時は５００羽以上で　うねるような音と共に上空を旋回し
またある時は１００羽位と　それぞれバラツキはあるが
アトリ科の『ド迫力』を十分に堪能しました

標高１７００ｍ付近を旋回する　アトリ君たち


近所の里山でも　・・


気づいたら　すぐ近くにもいた

紺碧の空と雪化粧 ・・・

我家から見える浅間山が雪化粧して　とても美しかったので
峠を越えて　浅間高原まで出かけて来ました

朝は我家でも５℃だったので　峠では０℃と冷え込み
冬の訪れが近いことを実感しました

高原では　今季初めて冬鳥のベニマシコに逢ったが　
すぐ近くでは　夏鳥のキビタキも　まだまだ健在でした

今季初めて出逢う　美しく雪化粧した　浅間山


里は秋　・・　山は冬　・・　


足元は初冬　・・

移動して行きました ・・・

近所の田圃のノビタキは　越冬地へと移動して行きました
稲刈りの前に出逢ったのを最後に　嵐と共に去ったようです

そして彼らと交代するように　今季もジョウビタキが飛来しました

今季最後になった　黄金ノビタキさん

来るのも去るのも速い ・・・

我森では　メジロの数は余り多くないので
庭に来るのも毎日とはいかないが　それでもよく見かける

冬には里に下りるので　近所で見られるのも　あと少しです
それでも今夏は　庭のモミジに彼らの子供たちが大勢来てくれ満足です

でも動きが速く　来たと思ったら　あっという間に去っていった　・・

秋雨降る日に庭樹に来た　メジロさん




フワフワの背中が可愛い

口を開けたまま ・・・

大きな台風が去った後　森は枝や葉が散乱し　すごい事になっていて
家の前の道路や庭の掃除で　数時間もかかってしまった

このところの長雨や台風などで　静かだった森の野鳥たちも　
少しづつ賑やかさが戻ってきました

樹の実を食べたり仲間と話したりと　口を閉じる間も無い　イカル君


３０羽くらいの群れなので賑やかです

山から下りてきました ・・・

亜高山が故郷の野鳥の中で　里に下りて来るのが早い子が
今秋も早々に飛来して　あちこちで見られるようになりました

今秋初めての出逢い　ビンズイさん


顔がかゆいの・・？　


その後はシャキッとしていた　

樹の実に集まる 冬鳥たち ・・・

渡ってきたばかりのアトリの群れに　近所の里山で出逢いました

時折り上空をタカが旋回すると　一斉に林に逃げ込む羽音に
いつもながら圧倒される

近くには　警戒音を発するキビタキや　マイペースのエゾビタキもいて
夏鳥　冬鳥　旅鳥たちの交差点のようでした　・・

クマノミズキの実に集まっていた　アトリ君たち

少数になりました・・・

近所のエゾビタキは健在だが　だいぶ数は減ってきました

ただ雨で暫く見なかったので　次々と新たな個体と入れ替わっているのかもしれないが　・・