詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

藤井棋聖、王位奪取で最年少二冠・八段、渡辺明が新名人に。あとお盆の話題。

2020-08-30 11:05:22 | 詰将棋解答選手権
令和2年8月21日、藤井聡太棋聖が木村一基王位を4連勝で破り王位奪取した。藤井新王位は棋聖と合わせ二冠。史上最年少で二冠になるとともに、タイトル2期の昇段規定も満たし八段昇段を果たした。18歳1か月の藤井の二冠獲得・八段昇段は、羽生善治九段の持つ二冠獲得の最年少記録(21歳11か月)を28年ぶりに塗り替え、加藤一二三九段の持つ最年少八段昇段記録(18歳3か月)を62年ぶりに更新した。棋聖戦での史上最年少タイトルで日本を沸かせた僅か一か月後、王位奪取で史上最年少二冠だ。
棋聖戦で藤井に棋聖奪取を許した渡辺明二冠だが、直後の8月15日の名人戦第6局で豊島将之名人を破り名人奪取、初の名人位についている。竜王11期などタイトル25期の渡辺明が、ついに名人も獲った。
その渡辺明名人の持つ史上最年少九段昇段の記録を藤井二冠は更新出来るのか、さらには、谷川浩司九段の持つ史上最年少名人の記録も更新することが出来るのか。注目だ。
藤井二冠は、各紙のトップを飾ったが、王位戦主催の東京新聞と私の地元の神奈川新聞とサンスポの携帯写真を御覧あれ。



それにしても今年の夏は暑すぎる。お盆で同じ横浜の実家に妻と帰郷するのも暑くて重労働だった。私はスマホを持っていないのに父がスマホを持っていて、そのスマホに孫(昔遊んだ)の写真がありご満悦だった。コロナ禍でありながら幸運にも私が転職したことは話題になったが、土曜日仕事で詰将棋に割く時間を取るのが難しくなっている。だからトレーニンング不足を補おうと昼休みにサンスポ勝浦九段の詰将棋を解いている。土曜日は休みにくい職場なので転勤しないと詰将棋解答選手権一般戦参加は厳しい情勢。将来、詰将棋創作選手権なるものが出来れば、一般戦に選手として参加したい。

8月21日付東京新聞の記事には藤井聡太二冠について「特筆すべきは中終盤での読みの速さと正確さ。詰め将棋というアナログな手法で基礎力を培い、人工知能(AI)を用いた研究で磨き上げた。時にAIも瞬時には読み切れないような深淵な一手を放つ。」とある。
藤井二冠は詰将棋解答選手権で5連覇している。新型コロナウイルスの影響で次回の詰将棋解答選手権の開催がいつになるのか分からないが、6連覇なるかも注目なのだ。
新型コロナウイルスの影響や猛暑で人々が大変な日々の中、藤井二冠の熱い活躍は気持ちを涼しくするものだった。

では、今回のトレーニング。
<将棋世界・五段コース問題 第428回第4問>(ヒント)受けなしに追い込む
11銀。33玉と逃げたら52成桂か。

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