詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

永世資格

2015-04-26 12:44:48 | 日記
名人戦第二局は挑戦者の行方尚史八段が羽生善治名人に勝って1勝1敗のタイ。
第三局は5月7・8日(木・金)に島根県松江市「松江歴史館」で。
今日は朝起きるのが遅くEテレの日曜美術館は最後の2分ぐらいしか見れなかったが、
その後の将棋フォーカスをブラック珈琲を飲みながら見る。詰将棋特集だ。
53に攻めの歩があり51に玉があると持駒に何があると一手で詰むか
佐藤康光九段が解説している。
私は持駒飛桂香だと11手詰だな、などと考えていた。
その後のNHK将棋トーナメントのトーナメント表を見ていると
北浜健介八段対村田顕弘五段の詰将棋作家対決も組まれている。注目だ。

アマチュア将棋免状には
時の「会長」「名人」「竜王」が書道の直筆署名することになっている。

私の時は「会長 谷川浩司」「名人 森内俊之」「竜王 渡辺明」だった。
今日解説していた佐藤康光九段はその名人を2期、竜王を1期取った。
ただ名人や竜王を持っていても失ったら「九段」などになる。
タイトル13期の佐藤九段は現在無冠で「九段」なのだが
引退した時は「永世棋聖」を名乗ることが出来る。
棋聖を6期獲得し永世資格となる棋聖通算5期を成し遂げたからだ
(永世資格条件はタイトルによって異なる。)。
これは格好いい。
「永世」のステイタスは最上だと思う。
歴史のある名人は5期取ったら「永世名人」となり
江戸時代から続く永世名人の系譜に名を連ねることになる。
現在の名人羽生善治は十九世名人資格者だ。
ちなみにシステム的には私も永世棋士になれる。
年齢的には奨励会に入れないのでアマ竜王戦を活用する。
アマ竜王戦神奈川県予選を勝ち上がり全国大会で優勝し
プロ棋戦の竜王戦への参加資格を得る。
そして竜王戦トーナメントを勝ち上がり挑戦者になって
竜王戦七番勝負に勝ち新竜王になり以降5連覇すればいい。
もちろん無理な話だが。
そういえば今日はアマ竜王戦神奈川県予選開催日だ。
私は詰将棋一本に絞っているのでアマ将棋大会には参加しません。
ゴールデンウイークはアマ連杯握り詰に取り組む予定。

<第14週週刊将棋五段問題封じ手(第1592回・4月8日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲1一歩成。
週刊将棋の解答は▲1一歩成。
正解。14問中13問正解。正解率92.9%。95%が見えてきた。
<第15週週刊将棋五段問題封じ手(第1593回・4月15日号)>
私の封じ手は▲3三金。同玉に5六角、2三玉、7七角。


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詰将棋第三番 詰将棋パラダイス平成26年4月号・中級

2015-04-18 22:07:58 | 詰将棋
        詰将棋第三番には詰将棋パラダイス平成26年4月号
        「ヤング・デ・詰将棋」解付きコーナーに発表したこの作品を選びました。
        もしも画像が小さくなっていたら画像サムネイルをクリックするか
        タイトルをクリックすれば詰将棋はがきの大きな画像を見ることが出来ます。
        そして解き終わるまで他のページを閲覧しないようお願いします。


        
        <第13週週刊将棋五段問題封じ手(第1591回・4月1日号)>
        先週掲載した私の封じ手は▲3三馬。
        週刊将棋の解答は▲3三馬。
        正解。13問中12問正解。正解率92.3%。
        五段問題はトレーニングとして継続していきます。
        <第14週週刊将棋五段問題封じ手(第1592回・4月8日号)>
        私の封じ手は▲1一歩成。同玉に4四角、同歩、3二馬で8七に効かせる。

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「羽生善治のタイトル戦詰将棋」

2015-04-12 18:34:32 | 詰将棋の本
第12回詰将棋解答選手権初級戦・一般戦が4/11に開催されました。
詰将棋解答選手権速報ブログが写真で一杯です。
名人戦も4/8~4/9に行われ羽生善治名人が名人戦史上最短手数60手で行方尚史八段に先勝しました。
羽生名人が勝ったということで今日は「羽生善治のタイトル戦詰将棋 初段・1・2級」
(監修 羽生善治 著者 森けい二 成美堂出版)を紹介します。
羽生名人の実戦から詰みに持っていった局面を元に、
実戦感覚重視で余詰・駒余りあり100題の詰将棋が掲載されています。
創作詰将棋では驚きの一手が含まれれば評価が上がりますが、
この本に載っている詰将棋は実戦に出てくる手筋がふんだんに含まれています。
羽生名人の実際の対局で出現した局面を元にした詰将棋ですから当然です。私も全100題挑戦しました。
実戦感覚が体の中に浸みこみ詰将棋創作においての手筋の把握にも役立つと思いました。
各詰将棋の下に元になる実践図も掲載されています。
実戦図が気合が入るという人は実践図を詰ましにいくのもいいと思います。
100題のうち私が気に入った詰将棋の元になっている実戦図を、問題に出て来た順に羅列してみます。
   第16期棋王戦第1局
   第7期竜王戦第1局
   第54期名人戦第2局
   第22回朝日オープン選手権第3局
   第55期王将戦第1局
   第24回朝日オープン選手権第1局
   第18期棋王戦第4局
   第41期王座戦第3局
   第63期棋聖戦第5局
   第35期王位戦第6局
   第44期王座戦第3局
   第41期王位戦第3局
   第48期王座戦第5局
   第51期王座戦第4局
   第53期王将戦第2局
   第67期名人戦第6局
   第44期王将戦第4局
   第36期王位戦第3局
   第8期竜王戦第6局
   第46期王位戦第3局
   第57期王将戦第5局
     壮観です。
   最後の57期王将戦第5局の詰将棋などは大苦戦しました。
   創作詰将棋だけでなく実戦詰将棋を味わうのも興趣があっていいものです。

   <第12週週刊将棋五段問題封じ手(第1590回・3月25日号)>
   先週掲載した私の封じ手は▲4三飛成。
   週刊将棋の解答は▲4三飛成。
   正解。12問中11問正解。正解率91.7%。
   <第13週週刊将棋五段問題封じ手(第1591回・4月1日号)>
   私の封じ手は▲3三馬。8八に効かせながら2三桂を狙う。

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第12回詰将棋解答選手権チャンピオン戦は藤井聡太奨励会二段が優勝

2015-04-05 12:05:42 | 詰将棋解答選手権
今日は朝の珈琲タイムの後
「現代横歩取りのすべて」(村田顕弘著 マイナビ)<上の写真左端>
を読んで序盤の研究をして
Eテレ日曜美術館と将棋トーナメントを観ながらブログ作成です。
第12回詰将棋解答選手権が3/29に行われ藤井聡太奨励会二段が優勝しました。
おめでとうございます。
藤井奨励会二段は
詰パラ2014年2月号の「高等学校」で強者揃いの詰パラ読者を相手に
不正解者を多数出す作品を発表するなど作家としても活躍しています。
その時は奨励会1級でしたが今は二段、
プロ棋士になれる四段に向けて現在好位置につけています。頑張って下さい。
詰将棋解答選手権初級戦・一般戦は4/11に全国各地で行われますので
参加者の皆さんは
前日は詰将棋の勉強を控え早めに寝るなどコンディション調整に努めて下さい。
当日のアドバイスとしては
1、途中退室の人が出ても焦らない。
2、記述ミスに注意する。
3、直前の水分補給は適度にして事前にトイレに行く(再入場出来ないはず)。
以上です。御健闘をお祈りしています。

で、今頃皆さんは詰将棋解答選手権に向けて
詰パラや将棋世界で特訓している頃かと思いますが、
今月の将棋世界2015年5月号(上の写真右から二つ目)の詰将棋サロンは
「初入選特集」で私の詰将棋も6問目に「上級」として載っています。
選者の村田顕弘五段(順位戦昇級おめでとうございます)にこの作品を選んでもらえたのは
味付けの要素も評価されたのかなと思っています。
将棋世界に名前が載るのは
2014年1月号の「免状授与者氏名」一覧に載って以来のことで感無量です。
今月の詰将棋パラダイス2015年4月号(上の写真左から二つ目)も同じ頃届き
「ヤング・デ・詰将棋」の詰将棋が読者投票により
合格点に達し入選5回となりました。
これで詰パラと将棋世界合わせて入選6回となり
入選5回の規定をクリアしたので
全日本詰将棋連盟に詰将棋初段を申請し、
今後も2誌に私の詰将棋が載るよう精進する気持ちを強くしたいと思います。

将棋名人戦の季節がやってきました。
週刊将棋(上の写真右端)と将棋世界の写真を見てもお分かりの通り
挑戦者は41歳にして名人初挑戦の行方尚史八段です。
永世名人資格者の羽生善治名人から名人奪取なるか。
第1局は4/8から東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で。

<第11週週刊将棋五段問題封じ手(第1589回・3月18日号)>
先週掲載した私の封じ手は▲7四桂。
週刊将棋の解答は▲7四桂。
正解。11問中10問正解。正解率90.9%。今年1年9割台の正解を維持したい。
<第12週週刊将棋五段問題封じ手(第1590回・3月25日号)>
私の封じ手は▲4三飛成。後手の馬筋を遮断しながら先手の角打ちを作る。

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