詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

藤井七段 王位戦も挑戦

2020-06-28 15:42:05 | 日記
6月23日、第61期王位戦挑戦者決定戦で藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を破り、棋聖戦に続き王位戦でも挑戦者になった。第91期棋聖戦挑戦者決定戦に続き永瀬二冠を破っての挑戦となった。主催社の東京新聞で一面を飾り、トーチュウでも一面を飾った。王位戦で藤井七段に立ちはだかるのは、昨年の王位戦で史上最年長で初タイトル奪取した木村一基王位だ。藤井七段は史上最年長初タイトル奪取の木村王位を破って史上最年少初タイトル奪取となるのか、それとも第一局を制している棋聖戦で史上最年少タイトルを実現出来るのか、注目の夏を迎えている。
 東京新聞に木村王位の「受け師の道 百折不撓(ふとう)の棋士・木村一基」が発売との広告を見た(藤井七段の記事の下参照。)ので書店で確認しなくては。



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藤井七段 棋聖戦で最年少挑戦者なる

2020-06-07 22:49:33 | 日記
平成元年(昭和64年度)のNHK杯将棋トーナメントで、当時18歳の羽生善治五段(現九段)が決勝トーナメントで大山、加藤、谷川、中原の名人経験者4名を立て続けに破り優勝したのは伝説になっているが、その決勝の羽生五段対中原誠NHK杯決勝を今日(令和2年6月7日)Eテレで見た。解説は大山康晴十五世名人だった。その平成元年の暮れに羽生(六段になっていたようだ)は竜王戦に挑戦・奪取し初タイトルを史上最年少で獲得した。この最年少タイトル獲得の記録を翌年、屋敷伸之五段(現九段)が棋聖奪取により更新した。屋敷五段はその半年前の棋聖挑戦(この時は奪取はならず)で既に最年少タイトル挑戦の記録を更新していた。
で、時は大分過ぎ、今日の3日前の令和2年6月4日の棋聖戦挑戦者決定戦で17歳の藤井聡太七段が永瀬拓矢二冠を破り、ついに屋敷が持っていた史上最年少タイトル挑戦の記録を4日上回る17歳10か月と20日で更新することになったのだ。緊急事態宣言は解除されているが、コロナウイルス蔓延の影響をかいくぐっての記録達成だ。主催者の産経新聞の一面のトップを飾り、スポーツ紙もトーチュウなどで一面を飾った。棋聖戦五番勝負は6月8日に開幕する。そして藤井挑戦者が勝てば最年少タイトルになるのだが、立ちはだかるのは三冠の渡辺明棋聖だ。果たして…




では、公開トレーニング。
(将棋世界2020年6月号 第426回五段コース問題より)
第4問「26銀まで ヒント:丁寧にしのぐ」
封じ手は61角。同玉は31飛でしのげるか。




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