詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

令和2年度最優秀棋士賞は藤井聡太二冠

2021-04-30 23:01:29 | 詰将棋解答選手権
コロナ禍の影響を一年通じて受けた令和2年度。
その令和2年度の将棋界は
竜王 豊島将之
名人 渡辺明
王位 藤井聡太
王座 永瀬拓矢
棋王 渡辺明
叡王 豊島将之
王将 渡辺明
棋聖 藤井聡太

最優秀棋士賞は棋聖・王位奪取の藤井聡太二冠と
三冠の渡辺明名人の争いになったが、
史上最年少タイトル、史上最年少二冠、ニュースを賑わした藤井二冠に軍配が上がった。
選考では藤井8票、渡辺5票と票が割れるsplit decisionだった。
藤井二冠はスポーツ総合誌numberのMVPも獲った(後日ナンバー表紙アップ予定。)。

令和2年度の女流は最優秀女流棋士賞の里見香奈が4冠、
今期から女流に専念の西山朋佳が3冠だ。
第1期女流順位戦も始まっている。

しかし第18回詰将棋解答選手権チャンピオン戦は中止、
将棋アマ大会もことごとく中止になった。

将棋の決断力、判断力、
詰将棋の問題解決力
を養っている人がもっと多ければ、
コロナ対策は、もっと良くなっていたのではないか。

現在、渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦している第79期名人戦が行われている。
渡辺明名人は直前に行われた棋王戦で防衛しタイトル獲得が通算28期となり、
通算27期の谷川浩司九段(17世名人資格者)を抜いたのは凄いと思った。


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