詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

ゆく年くる年

2015-12-30 20:30:34 | 日記
 <第50週週刊将棋五段問題封じ手>(第1628回・12月16日号)
 私の封じ手は3一銀。
 週刊将棋の解答は4四角。

今年1年週刊将棋の四、五段コースの問題を解いてみた。
快調に進めていたが
週刊将棋がなんとか私の正解率を下げようと
終盤難問を送り込んできたためてこずった。
正解41問だったか。
いつも素晴らしい問題で解き甲斐がある。
その週刊将棋が平成28年3月をもって休刊というのは残念。
部屋に積み重なっている在庫の週刊将棋は
段位認定問題と詰将棋ロータリーのところはとっておく。
3月まで週刊将棋の購読は続けるが、
年が変わるこの時期に五段問題公開トレーニング内容を変える。
次は「超難問」のうわさもある将棋世界五段問題だ。
きたる平成28年から
ブログ更新は月2回ペースへと選択と集中路線に切り替わるので
将棋世界五段問題トレーニングは月に1問ブログ公開する。

詰将棋には「看寿賞」などの栄誉があるのだが
創作次の一手にもそのようなものがあってもいいのではないかと思っている。
もし街路樹賞というものがあるのなら第1回はこれ。

<第1595回・2015年4月29日号>


「短評」
5九の龍に迫られていて受けはなさそう、詰みもなさそうな局面。
図から最初の5手が濃度が高い。特に5手目は印象的。
難問詰将棋のように美しくかつ盤面をえぐるかのような手順から
5九の龍を外す展開にはしびれる。

そういえば大阪に行った時、コンビニで週刊将棋見かけなかったな。
みなさん定期購読しているのかな。まあいい。

では良い年を。

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詰将棋第七番<解説> 詰将棋パラダイス平成26年7月号・中級

2015-12-27 20:44:22 | 詰将棋

        第七番 詰将棋パラダイス平成26年7月号「ヤング・デ・詰将棋」
        
        1六歩、同玉、2六飛、1五玉、1四飛、同玉、
        1三桂成、同玉、2二飛成、同角、2四金まで11手詰。

        詰め上がり「7」になる。あぶりだし。
        10手目1四玉と逃げると2五金まで、
        これは作意ではない。
        純度の高いあぶりだしとはならなかった。
        テーマ「7」が課題のヤン詰を狙うべく、
        創作初期の在庫の「7」の改良に挑戦。
        改良は四苦八苦。
        なんとか15手ぐらいに持ち込もうとするもうまくいかず、
        疲労困憊、11手で挫折。
        投稿間際に3三の「馬」が「角」で大丈夫なことに気づく。
        挫折感とともに投稿してみるとヤン詰に採用され
        自信作の初入選作より少し良い点数だった。
        詰将棋創作は最後は挫折で終わるべきだと思う。
        最善を追求する姿勢は最後は必ず挫折で終わる。
        世の中妥協ばかり余儀なくされるが
        せめて詰将棋創作ぐらいは挫折をしっかりさせてもらいたい。
        <詰パラ入選4回。平成26年作。>

        
        <第49週週刊将棋五段問題封じ手>(第1627回・12月9日号)
        私の封じ手は8三桂。
        週刊将棋の封じ手は8三桂。
        <第50週週刊将棋五段問題封じ手>(第1628回・12月16日号)
        私の封じ手は3一銀。
        読みきれていない。

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ポストカードその6とその7 ラウル・デュフィ ドビュッシーへのオマージュとバッハへのオマージュ

2015-12-20 18:07:47 | ポストカード
ポストカードその6とその7のラインナップは次の通り。



その6(写真右側)
ラウル・デュフィ「クロード・ドビュッシーへのオマージュ」
1952年 アンドレ・マルロー近代美術館、ル・アーブル

その7(写真左側)
ラウル・デュフィ「ヴァイオリンのある静物:バッハへのオマージュ」
1952年 パリ国立近代美術館、ポンピドゥー・センター

2014年初夏に渋谷のBunkamuraで開催された「Bunkamura25周年特別企画 デュフィ展 絵筆が奏でる 色彩のメロディー」を観に行った際にこの二つのポストカードを買いました。キャッチフレーズの通り彩り溢れる絵画が揃った展覧会でした。ポストカードは手に入らなかったもののパリの街並みを俯瞰した躍動感のある絵も印象に残っています。また晩年は「黒」に拘っていて、それをテーマにした絵も印象的でした。音楽愛好家のデュフィの作品の多くは音楽をテーマにしていて、この二つの作品はそれぞれドビュッシーとバッハへのオマージュとなっています。二つとも同じ部屋ですね。右側に植物の見える窓があるのがいいです。ピアノとバイオリンというと以前ピアノ・バイオリン・チェロの三重奏曲のコンサートに行ったことも思い出します(2015年2月のブログ「シューベルティアーナ」参照。)。絵と音楽。いいですね。当時は「絵と音楽と○○○だ。」と意気揚々と渋谷まで行ったものです(○○○が何であるかは皆さん推察の通りです。)。



<第48週週刊将棋五段問題封じ手>(第1626回・12月2日号)
私の封じ手は4七銀。
週刊将棋の解答は3六飛。
しまった。初の2週連続不正解だ。
<第49週週刊将棋五段問題封じ手>(第1627回・12月9日号)
私の封じ手は8三桂。
以下同歩、8二歩、2六桂、同角成、8二玉、7一龍、9一玉、8二歩で自玉は王手も掛からない。

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詰将棋第七番 詰将棋パラダイス平成26年7月号・中級

2015-12-13 18:58:20 | 詰将棋

        第七番は700号記念号ヤン詰発表作。
        7月号にて掲載、読者投票により10月号で合格点をもらい
        ヤン詰では初の入選となった。11手詰。

        第六番の詰将棋画像いまいちで、
        知り合いのカメラマンの人に確認したら
        光を遮ればいいとのことだった。
        写真取り直し差し替えたので、
        ましになった第六番の画像も再び眺めて頂きたい。


        
        <第47週週刊将棋五段問題封じ手>(第1625回・11月25日号)
         私の封じ手は3五桂。
         週刊将棋の解答は4六桂。
        <第48週週刊将棋五段問題封じ手>(第1626回・12月2日号)
         私の封じ手は4七銀。
         同龍なら8五馬、4三龍、3一金打以下、4七銀に4八龍でも8五馬。

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詰将棋第六番<解説> 詰将棋パラダイス平成26年8月号「新人コンクール」

2015-12-06 19:48:15 | 詰将棋

        第六番 詰将棋パラダイス平成26年8月号「新人コンクール」
        
        3三角成、2二香、2三桂、2一玉、4三馬、3二桂、3三桂、1二玉、
        2五王、1三桂、同飛成、同玉、1四歩、1二玉、2四桂、同桂、1一桂成、
        2三玉、3四馬、3二玉、4三歩成、3一玉、2一成桂まで23手詰。

        初手3三角成は開放感ある始まりではないかと思う。
        2二桂の逆王手には2三王まで、それ以外の駒を打つのは2三桂以下。
        従って2手目最善の応手は香の移動合。3手目1二歩とすると
        2一玉、1三桂、1二玉、3四馬に2三銀の逆王手をくらい失敗。
        3手目正着は2三桂。6手目桂以外の合駒なら3三桂、1二玉に2四王までだが、
        2四に効かせる桂を合駒に持ってこられるとこれが出来ない。
        ならば下がりながら2五王。
        結局逆王手の1三桂合を食らうが落ち着いて読みを進めていく。
        15手目2四桂を同桂と取らせ馬筋を通せば1一桂成、同玉には2一馬まで、
        これが作意にならず玉が逃げる展開が作意になるのには賛否両論あるだろうが、
        最後2一成桂まで弾力感ある旋律になったと判断、迷わずこの順を作意にした。
        <詰パラ入選3回。 平成26年作>。

        
        <第46週週刊将棋五段問題封じ手>(第1624回・11月18日号)
        私の封じ手は4五飛。
        週刊将棋の解答は4五飛。
        <第47週週刊将棋五段問題封じ手>(第1625回・11月25日号)
        私の封じ手は3五桂。

        (ブログ投稿時点でネット環境整うまであともう少しですが
        ヤフーメールは週に1回確認していますので
        何か気づいたことがあったら、そこにお願いします。)

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