私は「羽生対谷川」の七冠なるか阻止かの王将戦の頃に将棋に興味を持ち、羽生七冠が誕生して間もなくの頃に詰将棋に興味を持った。以降、新聞詰将棋を中心に詰将棋を解くことが趣味になっていた。そこから大分月日が経ち一念発起して詰将棋を作ることに挑戦することになった。「入選」という言葉には縁のなかった私だったが、詰将棋のおかげで「入選」という名誉を人生で得ることが出来た。
「詰将棋探検隊」という本がある。この本は私が詰将棋に興味を持って間もなく買った本であるが、この本が私に詰将棋芸術の奥深さを知らしめることとなった。この本があったから、後年、一念発起して詰将棋を作ることに踏み切ることが出来た。「裸玉」「あぶり出し」「煙詰め」はこの本で初めて知った。
「詰将棋探検隊」には名だたる詰将棋作家達の詰将棋(図式)が100番収められている。作品集「図巧」を江戸幕府に献上した伊藤看寿の「裸玉」、内藤國雄九段の「完全実践初形」、谷川浩司十七世名人の「盤面歩一式図式」、橋本孝治氏の1525手詰「ミクロコスモス」。など。

長年の愛蔵書「詰将棋探検隊」。

背表紙には「角建逸【著】 週刊将棋【編】」

背表紙の下には「MYCOM」の文字。
「詰将棋探検隊」の著者、角建逸氏は昨年末、逝去された。詰将棋作家、編集者として著名だった。謹んで哀悼の意を表します。
「詰将棋探検隊」という本がある。この本は私が詰将棋に興味を持って間もなく買った本であるが、この本が私に詰将棋芸術の奥深さを知らしめることとなった。この本があったから、後年、一念発起して詰将棋を作ることに踏み切ることが出来た。「裸玉」「あぶり出し」「煙詰め」はこの本で初めて知った。
「詰将棋探検隊」には名だたる詰将棋作家達の詰将棋(図式)が100番収められている。作品集「図巧」を江戸幕府に献上した伊藤看寿の「裸玉」、内藤國雄九段の「完全実践初形」、谷川浩司十七世名人の「盤面歩一式図式」、橋本孝治氏の1525手詰「ミクロコスモス」。など。

長年の愛蔵書「詰将棋探検隊」。

背表紙には「角建逸【著】 週刊将棋【編】」

背表紙の下には「MYCOM」の文字。
「詰将棋探検隊」の著者、角建逸氏は昨年末、逝去された。詰将棋作家、編集者として著名だった。謹んで哀悼の意を表します。