羽生善治九段がA級から陥落した。名人戦の決勝リーグにあたるA級順位戦から陥落した。衝撃的なニュースだ。過去に中原十六世名人はA級陥落後にB級1組で指した。十七世名人資格者の谷川九段は現在B級2組で指している。十八世名人資格者の森内九段はA級に陥落したら即、フリークラスに転出した。故米永永世棋聖はA級陥落したら引退すると言っていたが引退せずフリークラスに転出した。同じく永世棋聖資格者の佐藤康光九段と永世竜王・棋王資格者の渡辺現名人はA級から陥落した後、B級1組からA級に復活した。生涯A級に在位し続け44期のA級連続在位最長記録を持つ故大山十五世名人はA級棋士のまま、この世を去っている。どの棋戦でも驚異的な活躍をして永世七冠の資格を得ている羽生九段のことだから、B級1組でも指すのではないかと思うが、永世七冠の羽生九段が将棋棋士のステイタスであるA級棋士でなくなるのは衝撃的だ。羽生の連続A級在位29期の記録はは1位の大山、2位の谷川(A級連続在位32期)に続く3位の最長記録だ。 そして現在B級1組でトップの勝ち星で突っ走る藤井聡太竜王は羽生九段と入れ替わりでA級に昇格するのか。今後、羽生九段と藤井竜王は順位戦で対戦することはあるのか、果たして…
トレーニングしました。題材は第446回五段コース問題の第2問目。
ヒントは<先手玉は詰めろ>
39銀。と手を戻すのでいいのだろうか。