詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

新型コロナウイルス緊急事態宣言の中

2020-05-03 01:09:52 | 日記
新型コロナウイルスが経済と人心と文化に与える影響を想うと悲しい気持ちになる。伝統の将棋王将戦第7局が新潟県佐渡のホテルで開催されたことが遥か遠い昔のことに感じられる。それからの急速なウイルス感染の蔓延で緊急事態宣言が出され、東京都文京区のホテルで第1局が開催予定だった伝統の将棋名人戦は開幕延期になってしまった。詰将棋解答選手権も全ての会場で中止になった。将棋道場の打撃は大きい。中学生の時に巨人の原辰徳の1イニング2ホームランをレフトスタンドから観た横浜スタジアムはライトスタンドに続きレフトスタンドも増設されたばかりなのに、肝心の野球が開催出来ない。個人的には妻と行く予定だった横浜美術館の美術鑑賞と戸塚のさくらプラザでの音楽鑑賞に行けなくなってしまった。旅行会社に勤めている友人の不安は耳にした。私は今のところ大丈夫だが、あくまで今のところは、だ。解雇・倒産・DVのニュースをテレビでよく見る。学費を払えない大学生が多い。休校で子供の学習進度や精神面への影響が懸念される。医療従事者には感謝しかない。そして芸術や文化・スポーツの催しの舞台となる会場には人がいない。この状況がすぐ終わるとも思えない。

私は詰将棋作りで詰将棋界と将棋界から「入選」の文化的名誉をもらい、感謝の気持ちは言葉では言い表せない。将棋免状を取得した後、盤上で駒を動かして形作った詰将棋は入選していった。現在、免状の段位を上げる余力はないが、腕が鈍らないよう段位認定問題に挑み、伝統の詰将棋作りを伝えていくことが文化への恩返しか。
また、コロナウイルス感染の蔓延が終息したら、様々な文化的行事の舞台となる会場を訪れたいと切に思う。

将棋世界5月号 第425回五段コース問題
「第4問<ヒント>必死を掛ける」封じ手発表…昨日が締め切りだからもう発表しても大丈夫だ。31飛成。同玉には23銀成。


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詰将棋総集編その0 初入選直前作特集(平成26年発表作より)

2020-05-02 03:33:08 | 詰将棋総集編
総集編も入選作中心に随時やっていきます。
総集編その0は詰パラ中級コーナーから2題。
2題とも初入選直後に詰パラ掲載された作品ですが、いずれも初入選図に未到達の頃に完成したもので初入選直前作といえます。
画像をコピーしてwordに貼り付けてから図として保存し、はがきサイズで印刷すればポストカードになります。
※手数は画像のすぐ下に、解答はまとめて、ずっと下のほうにあります。



A、詰将棋パラダイス平成26年4月号「ヤング・デ・詰将棋解付きコーナー」



15手詰





B、詰将棋パラダイス平成26年6月号「ヤング・デ・詰将棋解付きコーナー」



13手詰







<解答>
A、12歩、同玉、13歩、11玉、22歩成、同歩、23桂、同歩、12歩成、同玉、23銀成、11玉、12歩、21玉、32馬まで15手詰。詰上がり「0」になるように狙って作った訳ではない。(ブログ第三番に所収。)。

B、14香、同金、22金、13玉、23金、同玉、12角、同玉、32飛、23玉、22銀成、13玉、33飛成まで13手詰。9手目42飛は失敗。(ブログ第五番に所収。)。

総集編その1は夏に出来ればと思っています。


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