詰将棋の街路樹

自作の詰将棋をはがきに描いて掲載しています。それから詰将棋鑑賞、日記。

詰将棋第十一番<解説>詰将棋パラダイス平成27年9月号・中級

2017-04-23 20:00:06 | 詰将棋
<解説>1三香、同桂、2四桂、同銀、2二金、同玉、2一飛、同玉、3二金、1二玉、2二金打迄11手詰。

初手24桂だと同銀で23に出来た空間から逃げられてしまうのを防げなくなるので、13香、同桂として21に飛車の打ち場を作っておくことが先決。初手13香に22玉は32金、同銀、24飛以下。
この図はヤング・デ・詰将棋解付きコーナーに掲載されたもので、その号の詰パラの表紙は「将棋を孫に伝える会」の三宅英治さんの入選91作目で、その三宅さんが発行している小冊子が、ついこの間届いたところ。創作必至コンクール特集号で詰パラも電車で読む私は必至コンクールも電車でちょっと読んだ。

<詰パラ発表作 平成25年作>

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藤井四段が詰将棋解答選手権3連覇、渡辺棋王が永世棋王、森内九段が名人戦引退

2017-04-02 20:51:32 | 詰将棋解答選手権
稀勢の里が劇的な逆転優勝をした3月26日には第14回詰将棋解答選手権チャンピオン戦が行われていた。藤井聡太四段が3連覇。2位は池永天志三段。3位は宮田敦史六段。藤井聡太四段の連覇記録はいつまで続くのか。解答選手権の初級・一般戦は4月8日(土)に全国16会場で一斉に開催で申込みがまだ間に合う会場もあるので詰将棋解答選手権速報ブログでご確認を。前日の詰将棋特訓は控え体調維持に努めて早く寝ることが好成績のポイント。

3月27日に第42期棋王戦五番勝負が行われ、渡辺棋王が千田六段を3勝2敗で下し棋王防衛で永世棋王の資格を獲得した。既に渡辺棋王は永世竜王の有資格者だが、引退後は「永世棋王」も名乗れることになった。ちなみに私も○○○の資格取得に向け頑張っている。

森内俊之九段が平成29年度からフリークラスへ転出するというのは衝撃のニュースだった。これは名人戦からの引退を意味する。今期は名人挑戦者を決めるA級順位戦からの降級となっていた。十八世名人資格者の森内九段といえば、A級に上がってすぐ7勝2敗の好成績でタイトル初挑戦となる名人挑戦を決めたり、初タイトルが名人だったり、羽生と名人戦で激闘を繰り広げたりと「名人」のイメージが強い。なかでも第65期将棋名人戦で郷田挑戦者を迎えての第6局で大逆転負けを喫し、後の第7局が永世名人になるか、逃すかの一番、これに勝って江戸時代から続く永世名人の系譜に名を連ねた瀬戸際の精神力が印象深い。竜王戦など他の6タイトルの挑戦者には今後もなれるが名人戦からは引退。私の免状には「名人 森内俊之」の文字が揮毫されている。

平成28年度のタイトルフォルダーは
第29期竜王 渡辺 明
第74期名人 佐藤天彦
第57期王位 羽生善治
第64期王座 羽生善治
第42期棋王 渡辺 明
第66期王将 久保利明
第87期棋聖 羽生善治

人生の案件も詰みが見えてあとは変化を読むのみで、投稿活動・ブログ更新も頑張りたい。
人生は詰みから読み、詰将棋は変化から読むスタイルで頑張りたい。
プロ意識を持ったアマチュアでありたい。


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