パンセ(みたいなものを目指して)

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怒りは問答無用!の理屈のせい

2024年02月23日 09時47分21秒 | あれこれ考えること

ずっと怒りを覚えている
それが何故かは自分では知っている
自分にとっては理不尽に思えて仕方ないからだ

この怒りは思い違いとか、思い込みとかに起因して
世間では通用しない自分だけの理屈かもしれないと思いつつも
どうしてもスッキリしない

話は変わって、真実相当性という言葉(概念)がある
自分はあまり関心のない世間を賑わかせている松本人志氏の
裁判では、文春はこの真実相当性を根拠に記事化したとしたら
名誉毀損には当たらないかもしれないという考え方だ

ネットで調べると
「真実相当性がある」とは、真実であると信じるべき正当な理由や根拠があることをいいます。
つまり、公共性があり、公益を図る目的であって、その内容が真実、または真実だと信じるべき
正当な理由や根拠があれば「名誉毀損罪」として処罰することが出来ないということです。

真実だと信じるべき正当な理由や根拠とは物的な証拠に該当するのだろうが
それ以外でも、文春がそう思うのも仕方ないな、、と思えることがあれば
(勘違いだとしても)それを記事化してもやむを得ない、、と自分は
勝手に解釈したが、おそらくそんなに的外れではないと思う

真実相当性は名誉毀損に出てくる概念のようだが、
似たような言葉の「真実性」という言葉をネットで調べてみた
日本語大辞典では
真実のこととして認められる性質。また、真実であるかどうかの程度。
とある
わかったようなわからないような説明だが、もう少し検索欄を眺めていると
どうやら会計の際の際に使われる概念のようだ

真実性の原則という言葉があって、そこには以下のような説明があった

真実性の原則とは「企業会計は企業の財務状態や経営成績について真実を報告するものでなければならない」とする原則です。この原則は、損益計算書や貸借対照表などの財務諸表において事実と異なる表示、いわゆる粉飾決算をしてはならないことを示しています。

企業会計一般原則 
1.企業会計は、企業の財務状況や経営状況に関して真実を報告しなければならない。


なんだか、どこかで見たような言葉だな
直ぐに連想したのは不動産鑑定のことだ
不動産鑑定の報告書のページにはこのような言葉がある

自己または関係人の利害の有無その他いかなるいかなる理由に関わらず
公正妥当な態度を保持し、専門職業家としての良心に従い、誠実に
不動産鑑定の鑑定評価を行った

きっとこの態度は不動産鑑定の基本原則なのだろうと想像する
それ故に、以下のような理屈が成り立つとされている

新城市は〇〇不動産に対し、〇〇養鶏場の売却希望価格を伝えているが
不動産鑑定士は、不動産鑑定評価等を業とする専門家として公認された
資格者であり、良心に従い誠実に不動産鑑定評価を業務等を行うとともに
不動産鑑定士の信用を傷つけるような行為をしてはならないとされているから
売却希望価格が本件鑑定に影響を与えたことはない

つまり、自分が違和感を覚える不動産鑑定の結果は
このような態度で臨んでいるから信頼できるものだと言い切っている

でも、それは本当だろうか?

ここで出てくるのが一般論と個別の扱い方で
行政は一般論として幾つかのステップを法に従って行う
しかし、その行為とか過程がそうであっても、よくよくチェックすると
異様に例外が多くて、その行為の実態は額面通りには受け取れないことがある

つまり、話を一般論で話すのではなく個別の事案として考えることが必要だと
自分は考える
粉飾決算は原則が上記のものであっても、社会には呆れるほど存在する
ならば、不動産鑑定評価にしても同じことが言えるのではないか
そう疑われて仕方のないようなことが、、起きていたのではないのか!
というのが自分の思い

原則的に真面目に取り組むとされているから信用できるとか
段取りをちゃんと踏んでいるから信用できるとか
(段取りを個別にチェックしていくと妙に例外が多かったりする)
そんなことで、問答無用とされるのは、自分は我慢できない
それは腹が立ってしかたない原因だ

ここでの思いは、何を言ってるかわからない人が多いと思われる
でも、自分の記録として残しておくのは、自分にとっても
他の誰かにも有益なことだと思いたい








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