パンセ(みたいなものを目指して)

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報道されない情報、明らかにされない情報

2017年02月23日 12時30分16秒 | あれこれ考えること

グーグル八分という言葉がある(あった)
インターネットが普及した現在、キーワードをグーグル(検索)にいれて
その結果が上位に(少なくとも2.3ページ以内)に入らないと
実質的には見てもらえず、それが企業の場合は存在自体が認めてもらえず
まるで村八分にされているようで、この言葉が使わるようになった
企業にとっては死活問題で検索エンジンに上位に引っかるような工夫
(SEO対策)に随分な金額を投資しているところもある

ところが現実の世界は、特に日本では高齢化が進み、キーボードの生活に
慣れていない人々がまだ多く、情報を得る方法はインターネットではなく
旧媒体(新聞・テレビ)に頼っている人が多い
この人達にとって新聞やテレビに報道されないことは、世の中に存在していない
と同じことだ

今のところ村八分になっている情報ではないか、、と心配するものに
(もう少し時間がたてばもしかしたら大騒ぎになる可能性があるが)
大阪の私立小学校の国有地払い下げの問題がある(森友学園)
これは気分的に自分たちの市(新城市)で不当に支払われた可能性の高い
問題とリンクしてとても興味深いのだが、今のところは
金正男暗殺事件とか、豊洲の問題、それから女性タレントの出家問題で
テレビは時間を割かれ、大問題かもしれないのに報道はさほどされていない

そのことに対して怒りの行動を起こす人たちも現れているが
インターネットでは次のような動画も配信されている

財務金融委員会の様子だ
(この動画シリーズは他にもあって興味深い) 

ざっと聴き流して感じるのは、お役人の答弁というのは(新城でも国でも)どこでも同じだな
ということ、これは職業が知らず知らずに育んでいく性格のようなものかもしれない
(知らない人と会話を交わすと、その会話の中から公務員の方ではないか
 と容易に想像できることはある なにか独特の雰囲気が感じられる)

それにしても、世の中には似たような事件が、どこでもいつでも起きるている
特に大きな金額を扱う場合、とてもわからないことが粛々と進められていく
しかし、明らかに常識を外れた違和感のあるものが進められているについて
徹底的に突き詰めて欲しいものだ 
この事件が仮に依然として村八分のように問題視されないようなことがあったとしたら
それはこの国が危険水域に入っていると想像してしまう
メディアは良識を持ってこの重要な問題を取り上げてもらいたい 

ところで、この様な奇妙な事件は、
どうしても身近な自分たちの市に関連する話題に結びつく
世の中には似たような事件が存在するもので
自分たちの住む新城市の不当な移転補償費の支払いとそっくりの事件が
弥富市でも存在している(この市は幸い支払い前ということらしい)
弥富市でも裁判に至ったらしいが、のり弁で出てきた書類は「文書提出命令」に従って
のり弁ではない真っ白の分厚い書類が提出されたとのことだ 
この例を見れば新城市の裁判でも、真っ黒なのり弁は、
近いうちにマスキングがない報告書として明らかにされると思われるが、、

「知らないこと」とは実は「知らされていないこと」(とまでは言えないかもしれないが)
自分たちは知らされていないのかもしれない、、
と意識することは必要かもしれない
(何やら性格がひねくれてきた?  いやいやそれが知恵というものだ?) 




 

 

 

 

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