パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お預け状態はつらい!(ビートルズの青盤レコード)

2023年11月25日 09時28分50秒 | ダイアリー

注文したビートルズの青盤のレコードがカラーではなかったので
問い合わせフォームにメールしたのは祝日の23日の午前
その日のうちに返事が来ないのは休みだから仕方ない
でも、平日の昨日は何らかの連絡があると思っていたが
なんの音沙汰なし

基本的に24時間以内に回答することになっているが
状況により遅れるかもしれない旨はHP等に書いてある

今日は土曜日、明日は日曜
回答は早くて休み明けの月曜日となった

カラーのレコード盤がそんなに欲しいか?
といえば、それほどではない
ただ、何かの事情でレコードを売ることになったら
カラーレコードのほうが高く売れそう!
と、つい損得を考えてしまう

辛いのは目の前にあるレコードを聴けないことだ
赤盤のレコード(音楽)が予想以上に良かったので
青盤のそれも期待してしまう
つまり今はお預け状態のままだ

子どもに対するある実験を思い出した
部屋にいる子にお菓子をあげた
すぐに食べてもいいが
10分待てば同じお菓子をもう一つもらえるとしたら
子どもたちはどのような行動をするかというもので
答えは、すぐ食べてしまった子が多いというものだった

大人でも似たような実験があって、今すぐ50万円もらえるものと
ひと月待てば60万円もらえるとしたら、人はどちらを選ぶか?
という調査で、答えは目の前の50万をもらいたい人が多かったというものだ
(正確な記憶ではないので間違っているかもしれないが、このような内容だった)
この実験は自分だったらどうかなと想像した時、眼の前のお金をもらう方を選んだ

辛抱が足りない、大きな利益のためには冷静に損得を考えるべき
というのがこれらの実験から得られる教訓だろうが
人はなかなかそう簡単に未来に期待することはできない
(小市民はこんなもんだろう)

ということで、目の前にある青盤のレコードを触れもせず
聴きもせずにいることはそろそろ限界だ
時間が来れば交換に応じてもらえるが、交換して得るものは
黒いレコードが青のレコードに変わるだけ?
それよりは聴きたい気分になった今聴くほうが良い
と思えるようになってきた

実際、普段でも音楽を聴くときは聴く気分になった音楽を選ぶ
いい音楽でも今日は気分が乗らないとの理由で名曲を除外することがある
つまりは、聴きたい気分か否かが音楽の感動の違いになる

聴く気分になった時の音楽は、そうでないときと感じ方が違う
どこか深いところで感じている印象だ

ということで、青盤のレコードに交換はしなくてもいいかな!
今聴きたい気持ちを大事にしたいという気分だ
針を通すことによって、月曜日に回答があって好条件があったとしても
それを享受できないのは仕方ない
肝心なのは所有することではなくて、感動することだと思うことにした






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