その時代の空気・感じ方・考え方・表現方法などは
どの分野(芸術と言われる分野)で一番早く発揮されるのだろう
絵画・音楽・文学、それらは無意識的な何かと意識的な何かが
混在して形になっていると勝手に思っているが、自分の好みの
ゴッホ・ブルックナー・ドストエフスキーは表現方法こそ違うが
根っこのところでみんな同じことを表現しているような気がしている
(何の根拠もない思い込みだが)
ゴッホもブルックナーも技術的すぎるしドストエフスキーは饒舌すぎる
そんな声があがっているが、素人はどこが技術的すぎるかわからない
ただ作品を通して実感する何かは、部分というより全体の体験のような気がする
ゴッホもブルックナーも経験なキリスト教徒だった
ドストエフスキーもロシア正教の信者だった(?)
三人に共通しているのはキリスト教
日本には馴染みの薄い教えや、そこで体験し身につけた感覚が
彼らのバックボーンになっているものと思われる
3人の生きていた時間は
ゴッホが、1853年3月30日から1890年7月29日
ブルックナーが、1824年9月4日から1896年10月11日
ドストエフスキーが、1821年11月11日から1881年2月9日
こうして調べてみると思いのほか同じ時代の空気を吸っていた人たちのようだ
長生きするのは音楽家の例に漏れず、この中ではブルックナーが一番長生きしてるが、
それでも72歳で、ドストエフスキーは59歳で、ゴッホは37歳で亡くなっている
思いが形に現れるのは非言語芸術である音楽・絵画のほうが現れやすいのかもしれない
無意識を無意識として何かよくわからないまま形にしてくほうが
無意識を突き詰めて探っていく作業を要する小説家よりは早く形になりやすいようだ(と思う)
それにしても、、、、暑い
そろそろ二階から逃げ出さねば、、、