パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

下書き(感情に任せての)

2016年12月20日 11時42分58秒 | 住民投票・市庁舎・リコール・市政

以下の文章は新城市に配布されるある報告書(広報)の下書き
文字数の制限があるために細かな部分は省いている

数の力さえあればなんでも出来る
そんなことすら感じさせる市議会の行動、それが良いものかを
問いただすつもりだ

新城市民は議会で何が行われているかほとんど知らない
常識的に自分たちが選んだ人たちだから
すばらしい判断や行動をしていてくれているものだ
と 思っているに違いない
たとえ全面的に信用していないとしても、それほどひどいところまでは行っていない
と 穏やかな人々は考えたいと思っている
しかし、その実態はどうか?

以下の文が偏った見方、視点からであったとしても
起こったことは事実
まずは、多くの人にこの現実を知ってもらいたいものだ

以下 下書き部分(感情に任せての) 

 

またもや前代未聞の出来事が起きました。ひとつは新聞記事になった浅尾市議の懲罰委員会(あとで詳しく扱います)。そしてもう一つは新聞記事にはなりませんでしたが、その瞬間議場が騒然となった柴田議員の問題発言です。

この2つの事件は最終的には議長の前まで赴いて、立ったまま議長が読み上げるおしかりの文書を聞くことになりました。法的には浅尾市議の場合は戒告で柴田議員の場合は注意の扱いのようです。この違いは片方が懲罰委員会にかけられ、片方はかけられていない点です。

ここで議会での手続きの話になりますが、議会では質問が終わると議長は「不適切発言などがあったか録音を確認して、あった場合には議事録からの削除等の処理を行います」と発言します。

これを先の2つの例に当てはめると、浅尾市議の場合は傍聴していた範囲内では質問は、(多少議長と多少のやり取りはあったようですが)大した問題なく感じられて終了しました。

一方、柴田市議の発言は、発言の最中に議長が不適切発言をやめるように5回も注意を促し、議員席も傍聴席もその発言の酷さに騒然としました。この発言は誰が聞いても有無を言わさず判断ができる内容です。

ところがここからが問題で、浅尾市議の場合は「発言の不穏当部分の削除等の指摘、相談もなく」突然に懲罰委員会の発議が出され(発議者は議会運営委員会のメンバー そしてこの議会運営委員会という組織がその後の騒動の収拾に大きな影響力を持つのですが)あれよあれよ!という間に懲罰委員会の設置が決定してしまいました。
懲罰委員会というのは新城市でも今まで開催されたことはなく、最も重い懲罰は除名、議員の資格を奪うものとなります。市民の信託を受けた議員さんの進退を扱うものだから当然慎重に扱うべき事柄です。
しかも、浅尾市議に懲罰を科する必要がある理由が、いろいろ挙げていますが最終的には感覚的な判断の分野で、その判断の正当性を訴える部分も見方によってはかなり異なる考え方の出来るものです。

一方柴田市議の場合、誰にでも分かるあまりにもひどい発言のため、後でまとめて録音を聞いて直すところは直すどころでは無い状況で、流石に議会も進行を一旦休止し、発言の問題点を検討すべく議会運営委員会の開催となりました。議会事務局が録音から文字起こしまで約2時間、テキスト化された柴田市議の発言は、問題箇所が数え切れないほどになっています。(そのテキストは議会運営委員会のメンバーしか読むことはできません)
いったん訂正箇所の確認を終えた議会運営委員会ですが、本会議の再開と同時に、「柴田市議の発言は議事録からの削除・訂正などで済む問題ではない、この様な発言に議会としてどう考えるか全員で考えるべき」との全員協議会の開催が提案され、開くことになりました。

場所を移して自由討論されたことは、柴田市議がそもそも反対討論をした案件(政治倫理条例)を理解していないのでは!不穏当発言以前の問題とまで数人の意見がありました。その後感情的なやり取りもありましたが、一番の問題は、前日行われた浅尾市議の懲罰委員会で、浅尾市議には以後不用意な発言を注意するように、そして議会としてはこの経験を踏まえて議員は発言一つ一つに配慮すべきだと議員さんが共通認識をもったはずの翌日の出来事がこれだった点です。

全員協議会というものの柴田議員の発言のテキストは結局議会運営委員のスタッフしか手元にない状態で、その後のつっこんだ話はできなくなりました。

浅尾市議と柴田市議の議会での発言の扱い方、片方は問題があったかどうかわからない(と思っている状態)、一方は誰もが問題有りと容易に感じられる事柄に、片方は普通の手続きをしないで懲罰委員会を発議し、片方は問題有りと認識しながら(議会・議員を侮辱するような発言なのに)懲罰の一言も出ない。この差や異常さは一体なんだろうと考えてしまいます。

流石にこの状態を議会の危機と感じられた議員さんもいて(いつものメンバーではなく)何ごと無かったかのように進めようとする議会に対して批判票を投じています。

ところで浅尾市議の発言も、柴田市議の発言もテーマとなっているのは打桐議員の例の問題、片方は政治倫理審査会が開かれているにも関わらず市が入札指名を続けていた理由を質問するもの、柴田議員は結論が出された政治倫理審査会の報告書に異を唱える発言。どちらの議員が真面目に取り組んでいるかは、、、、。紙面の関係で大雑把な報告です。

 

コメント
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