パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

去年の冬、きみと別れ

2016年02月14日 20時49分49秒 | 

午前中にはハンナ・アーレントの「全体主義の起源」を
読みたいなどとしていたが、午後に書店に出かけて購入したのは

ミステリー仕立ての「 去年の冬、きみと別れ」中村文則

この作者は先日の中日新聞のインタビューで興味をもって
「教団X]があれば手にしようと思ったが、地元の書店には
これしかなかったし 、最初のページをめくったところ
案外文体のリズムが自分に合いそうなのでお買い上げ

最近は妙に難しい物に取り組んでブレーキがかかりっぱなしだったので
これはものすごいスピードで読めた
ということは、それなりに楽しめた 
(登場人物は変な人達ばかりで少し気持ち悪い感じがしたが)
内容はネタバレは良くないのでカット

読書スピードが落ちた時はミステリーを読むに限る
これで一気に勢いがつく(はずなのだが)

実はついでにもう一冊手にした
「生還者」下村敦史
これもミステリー仕立て
これが終わったら、さて本番(まだ買っていない全体主義の起源)
と行けるかな 

ところで、文体のリズムが合うと思ったらこの本の中に
オルハン・パムクの「雪」が出てきた
やっぱり合いそうな文体は、好きなものも似ているのか 

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読んだつもり(これじゃいけないのだけれど)

2016年02月14日 09時26分17秒 | 

マイブームというものがある
数年前は土方歳三 
彼の行動、残したもの、彼の行動を記した書籍
彼の生まれたところ、戦ったところ、亡くなったところ
それこそ追っかけの人が行うパターンを自分も行った

少し前は古事記絡みの古代史
これも一年ちょっとの間凝った
しかし悲しいかな記憶力が、、、
でもその時は楽しめたから良いとするか、、

で今は、最近の行動から派生した興味
ハンナ・アーレントについて
このひとの真面目な考察に興味ある
ならば真正面から本を読めば良いのだが
主著「全体主義の起源」は上中下の三冊
アマゾンで見かけても本の値段は安くない
それにしっかり文字も多そう
買ったところで読み通せるか自信がない
で横着してウィキペディアで「全体主義の起源」と検索してみた

すると上手いことまとまって書いてある
まるで読んだ気になる
しかし、これを読むとますます読んでみたくなる
困ったな(別に困ることでもないか)

まずは(下)から読み始めてもいいというから
とりあえず手にしてみるか (?)
 

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