午前中にはハンナ・アーレントの「全体主義の起源」を
読みたいなどとしていたが、午後に書店に出かけて購入したのは
ミステリー仕立ての「 去年の冬、きみと別れ」中村文則
この作者は先日の中日新聞のインタビューで興味をもって
「教団X]があれば手にしようと思ったが、地元の書店には
これしかなかったし 、最初のページをめくったところ
案外文体のリズムが自分に合いそうなのでお買い上げ
最近は妙に難しい物に取り組んでブレーキがかかりっぱなしだったので
これはものすごいスピードで読めた
ということは、それなりに楽しめた
(登場人物は変な人達ばかりで少し気持ち悪い感じがしたが)
内容はネタバレは良くないのでカット
読書スピードが落ちた時はミステリーを読むに限る
これで一気に勢いがつく(はずなのだが)
実はついでにもう一冊手にした
「生還者」下村敦史
これもミステリー仕立て
これが終わったら、さて本番(まだ買っていない全体主義の起源)
と行けるかな
ところで、文体のリズムが合うと思ったらこの本の中に
オルハン・パムクの「雪」が出てきた
やっぱり合いそうな文体は、好きなものも似ているのか