パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ピカソ展

2016年02月26日 20時01分34秒 | 徒然なるままに

先日 愛知県美術館で開催中のピカソ展に出かけた
(バレンボイムのブルックナーの演奏会の日)

絵画やピカソが特別好きなわけでも関心があるわけでもないが
有名なので、覗いてみるだけ
気にいったのがあればラッキーくらいな気持ちだった

びっくりしたのは
子供の頃のデッサンが凄い
半端ない旨さ
でも一番記憶に残っているのは絵ではなくて
ピカソの子供の頃の写真
目がやたらとパッチリして賢そうというか、常人とどこか違う

ちょっと待てよ、誰かに似てるぞ
思い起こすと、モーツァルトの子供の頃の絵だ
モーツァルトも目が大きくて何を見ているのだろうか
と思わせる

天才は目の力が違う
単純にそんな風に感じる

ピカソは大人から子供になった
とか言われるようだけど
落書きみたいな絵でも何かピンと張り詰めた
何かが、見る者の緊張を要求する

支払った料金分楽しめたかどうかはわからない
多分楽しむには少しの訓練や 勉強が必要なんだろう

チケットはおまけで常設展が見られるようになっていた 
そこには、何故か無条件に好きな落書きみたいな絵があった
ミロの絵だ
この人、同じ落書きみたいでも緊張感を要求しない 
ほんと、子供みたいでホッとする

行くことはないと思うけど、バルセロナに行けたら
ガウディがメインではなくてミロ美術館に行ってみたいな 

 

 

コメント
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