琵琶湖では相変わらず、鴨の群れが幅を利かせている。
よくわからないのだが、彼らは水面にほぼ直線状に群れている。
水の流れの影響か、それとも餌の分布の影響か。
これだけの群れを維持する餌は、半端な量ではないだろう。
のんびりと浮遊しているところを見ると、今日は満腹のようだ。
遠目なので草食か肉食かは、よくわからない。
一方、カワウは単独で懸命に餌取りをしている。
見ている限りはうまくいっていないようだ。
何回か潜水を繰り返すのだが、一向に餌が取れる様子がない。
良い場所は鴨に占拠されているのだろう。
群れから離れた単独行動は、群体をつくる生物にとっては致命的だ。
遠く比叡の山々はうっすらと雪化粧をしている。
どこかの放送局だろうか。
琵琶湖の映像を撮りに来ていた。
今日は平和な一日だ。