泥の中にどのくらい酸素があるのか。
NHK大津が取材にやってきた。
2011年11月22日のことだ。
すでに寒くなっていたので、南湖では酸素は回復しているのだろうと思っていた。
はっけん号に、酸素を計るための湖底プラットフォームを積んで出発。
実際に測定するのは、水と泥の境界面の上下20mmという微小な領域だが、用いる装置は大がかりである。
空中での重さは200kgに達する。
この装置に、マイクロセンサーを取り付けて、少しずつ泥に突き刺していく。
1回計るのに1時間くらいかかる大仕事だ。
というのは1mmずつセンサを降ろすからだ。
この図からわかるように、琵琶湖の北湖の泥が最も酸素が少ない。
次に南湖の水深7mのところ。
その次が南湖の水深5mの所だった。
こんな風に泥の中の酸素はなかなか回復しない。
それは、泥の中では酸素を運ぶ方法がないからだ。
少しずつ上から拡散するしかない。
時には泥の中の生物がかきまぜてくれる。
これをバイオターベーションと呼んでいる。
でも酸素がなくなると、そんな生物も少なくなる。
あの番組、どうなったのだろうか?
私は見ていないのでは?
NHK大津が取材にやってきた。
2011年11月22日のことだ。
すでに寒くなっていたので、南湖では酸素は回復しているのだろうと思っていた。
はっけん号に、酸素を計るための湖底プラットフォームを積んで出発。
実際に測定するのは、水と泥の境界面の上下20mmという微小な領域だが、用いる装置は大がかりである。
空中での重さは200kgに達する。
この装置に、マイクロセンサーを取り付けて、少しずつ泥に突き刺していく。
1回計るのに1時間くらいかかる大仕事だ。
というのは1mmずつセンサを降ろすからだ。
この図からわかるように、琵琶湖の北湖の泥が最も酸素が少ない。
次に南湖の水深7mのところ。
その次が南湖の水深5mの所だった。
こんな風に泥の中の酸素はなかなか回復しない。
それは、泥の中では酸素を運ぶ方法がないからだ。
少しずつ上から拡散するしかない。
時には泥の中の生物がかきまぜてくれる。
これをバイオターベーションと呼んでいる。
でも酸素がなくなると、そんな生物も少なくなる。
あの番組、どうなったのだろうか?
私は見ていないのでは?