DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

泥の中の酸素

2013-05-04 18:52:10 | ButsuButsu
泥の中にどのくらい酸素があるのか。

NHK大津が取材にやってきた。

2011年11月22日のことだ。

すでに寒くなっていたので、南湖では酸素は回復しているのだろうと思っていた。

はっけん号に、酸素を計るための湖底プラットフォームを積んで出発。

実際に測定するのは、水と泥の境界面の上下20mmという微小な領域だが、用いる装置は大がかりである。

空中での重さは200kgに達する。



この装置に、マイクロセンサーを取り付けて、少しずつ泥に突き刺していく。

1回計るのに1時間くらいかかる大仕事だ。

というのは1mmずつセンサを降ろすからだ。



この図からわかるように、琵琶湖の北湖の泥が最も酸素が少ない。

次に南湖の水深7mのところ。

その次が南湖の水深5mの所だった。

こんな風に泥の中の酸素はなかなか回復しない。

それは、泥の中では酸素を運ぶ方法がないからだ。

少しずつ上から拡散するしかない。

時には泥の中の生物がかきまぜてくれる。

これをバイオターベーションと呼んでいる。

でも酸素がなくなると、そんな生物も少なくなる。

あの番組、どうなったのだろうか?

私は見ていないのでは?
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講演会のご案内

2013-05-04 18:24:34 | ButsuButsu


4月から私が事務局長をしています特定非営利活動法人びわ湖トラストでは、公開の講演会を行います。

興味のある方でお時間にゆとりがある方は、ぜひご参加ください。

交流会にも参加される方は、事前に連絡ください。

たぶん、飲食代が1000円のはずですが。。。

何と私に会えるチャンスです。

熊谷 拝


****************


5月11日(土)
 
場所:琵琶湖大津館(滋賀県大津市柳が崎)

駐車場もあります。チケットを大津館までご持参ください。

無料になります。


14時 受付・開場

14時10分~16時15分 公開講演会

(1)テーマ 『水中ロボット技術の現状と今後の予想』

講 師 川村 貞夫(かわむら さだお)氏   立命館大学教授

立命館大学先端ロボティクス研究センター長、前日本ロボット学会会長、日本学術会議連携会員、NPO法人びわ湖トラスト顧問。日本最大の湖「琵琶湖」の環境調査や保全を目的とした水中ロボットの開発を続けている。本講演では、現在の水中ロボット技術を概観し、琵琶湖で我々が利用しているロボットについて解説する。特に、水中での観察に加えてハンドリングを研究目的としてロボットを開発している。講演では、双腕搭載型、高機能グリッパ型、採泥回収型のロボットについて説明する。

(2)テーマ 『びわ湖におもうこと』

講 師 川端 達夫(かわばた たつお)氏   元総務大臣
1945年1月24日 近江八幡市生、1970年京都大学大学院工学研究科修士卒、同年東レ入社環境関連の研究開発に従事。NPO法人びわ湖トラスト会員。 1986年衆議院議員初当選以来8期で民主党幹事長(第6代)、文部科学大臣、総務大臣などを歴任した。「仕事に、家庭に、地域に普通に暮らす人が一生懸命やれば、豊かさを感じられる、そんな世の中をつくり、守っていくこと」を原点としている。

16時20分~17時20分 交流懇談会

連絡先
特定非営利活動法人びわ湖トラスト(大津市浜大津浜大津5-1-1)
電話077-522-7255, ファックス077-572-7265
電子メールbiwako-trust@road.ocn.ne.jp

以上、ご多用とは思いますがよろしくお願いします。
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5月3日(金)のつぶやき

2013-05-04 05:08:19 | 物語
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