DALAI_KUMA

いかに楽しく人生を過ごすか、これが生きるうえで、もっとも大切なことです。ただし、人に迷惑をかけないこと。

琵琶湖に極楽を!

2013-05-31 23:43:36 | ButsuButsu


琵琶湖湖畔に、老人用の医療センターを作ろうというアイデアがある。

どうやって快適に人生の終焉を迎えるか。

そんな楽しい老人センターを作ろうというものだ。

医療だけではなく、老人を活用できる仕組みを作る。

まずは琵琶湖の調査研究だ。

老人をクルーにした調査船を動かす。

交代で、毎日、琵琶湖の調査や監視をする。

これには、子供や若者も乗船する。

みんなで一緒に、琵琶湖の清掃や調査をする。

時には、農業や工作など、ものづくりもする。

できたら発電事業もやろう。

余った電気は販売もする。

環流からエネルギーを取り出すのだ。

楽しく生きて、安らかに死ぬための、最高の医療も準備する。

場所は、どこがよいだろうか。

できたら高島市に話をしたいと思っている。

そんなことを、医師である友人と計画している。

琵琶湖を見ながら生きそして死ぬ。

それは私の夢でもあり、友人の夢でもある。

何が問題なのだ?

2013-05-31 17:47:51 | ButsuButsu


今日、友人から電話があった。

「琵琶湖で何が問題なのですか?」

うーん。

思わず唸ってしまう。

琵琶湖で?

この地で問題なことは、日本全体で問題なことと相通じている。

今、環境問題は皮肉な状況に陥りつつある。

京大時代の先輩が、こんな講演をするという連絡が入った。

「瀬戸内海の貧栄養化」

瀬戸内海というのは、つい最近まで富栄養化対策を行っていた。

河川の浄化を進めたおかげで、十分な栄養が瀬戸内海に流入しなくなったという。

琵琶湖でも同じ現象が起こりつつある。

表層の栄養塩が不足しつつあるのだ。

このことは、外からの流入だけが問題なのではない。

温暖化が進み、水温が上昇することによって、深層水が上に上がってこなくなっている。

下からの栄養もたたれ始めてきたのだ。

瀬戸内海や琵琶湖では、底付近の溶存酸素濃度が減少してきている。

当然、泥から大量の栄養塩が溶出しているのだが、これが水面まで出てくる確率が小さくなっている。

人間でいうならば、使えない部分の脂肪が増えているのだ。

まさか、今さら陸地から栄養をまくわけにもいかない。

可能なことは、エネルギーの循環を良くすることしかない。

琵琶湖の総合利用みたいなものだ。

うまく活用しないと、死んだ湖になってしまう。

きちんとした計画を持って、適切に利用する。

そのことが自然にとっても、人間にとってもwin-winの関係になるように調整すること。

人類の生存には、こういった手法しか残されてはいない気がする。

我が国の3分の1の淡水を保有する湖の有効利用を真剣に考えないと、私たちはすべてを失ってしまう可能性がある。

5月30日(木)のつぶやき

2013-05-31 05:07:03 | 物語