寒くなると食べたくなる率が上がる料理にグラタンがありますよねー。
でも。ホワイトソースを作るのって 「ダマになっちゃうかもー」とか
「結構めんどくさ〜い」と思ったりしてしまうけど。
これはね。ホワイトソース、作らないでお芋も皮を剥いたら
ただ2mm位にスライスして 塩をチョイチョイッと振ってお芋に
なじませている間に器にバターを塗って 半分に切ったニンニクを
キュキュッと擦り付けて 塩をしたお芋を兎に角、器に平らに
ピラピラ並べて入れて 生クリーム+牛乳+ナツメグ+白胡椒を
混ぜたものをお芋の上から注いで 200℃のオーブンで
20分〜30分程度焼くだけ。
途中、15分〜20分の所でお芋の上にパルミジャーノの摩り下ろしを
パラパラパラ〜ッと振って焼くだけでおしまい。
これは粉チーズでもピザチーズでもOK
私の大好物。コルドンブルーで学んだ際に教わったもの。
フランス南東部のドフィネ地方(ここはお芋の産地)の料理。
Pommes Dauphinois(ポム・ドフィノワ)とか
Gratin Dauphinois(グラタン ドフィノワ)と呼ばれています。
あちらでは小学校の給食にも出るし 外で肉料理を頼んだりすると
付け合せにドカッと乗って来たりもします。
フランスでは生クリームだけで作ることも多くて 元々、私が
習ったレシピも脂肪分の高い生クリームのみのレシピだったけれど
高カロリーの恐怖(すっごく美味しいんだけど)とか 食べた後の
胃袋の消化能力の関係で牛乳で薄めた方が日本人向き。
それでも 美味しくて毎度、一気に この量を独り占めして食べて
しまいそうになるから私の中では「悪魔の一皿」な料理。
お芋はスライサーでシャシャシャーとスライスしてしまえば良いし
後はオーブンに放り込んでしまえば良いしで超簡単なので
ポピュラーな料理になったんでしょうねぇ。
今回の分量は こんな感じ。
⚫︎ 容器の大きさ →18×11×4cm
⚫︎ 使った材料
中位のメークイン 4個
塩 小さじ1弱
ナツメグ 少量
ニンニク 1片
バター 少量
白胡椒
生クリーム 120cc
牛乳 60cc