小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

熊野古道、 世界遺産の旅 その1

2011-08-07 19:08:06 | 旅行
熊野古道、 世界遺産の旅 その1

紀伊半島の秘境縦断 2011年7月28日~30日

熊野古道とはどんなものだろう。なぜ人は熊野に向かったのだろうか。
この紀伊半島の山々に凝縮している信仰の本質とは何のだろうか。
そんな、なんとなく頭にある問いかけを解いてみようとおもったのです。いずれも京都で過ごしていると、この問いかけが湧いてくることは避けられないことなのです。
撮影的には、この問いかけのバックグラウンドを理解する為の風景を捉えるという目的と、当方の本来の目的である、パターンの収集です。後者は神社仏閣にある古い木々とその建物、特に屋根の持つ曲線の2点にしぼられます。
前者はペンタックスK20D-ペンタックス15mm limitedが担当し、後者はペンタックスK5-ペンタックス100mm macroが担当します。 ペンタックス15mm limitedはその場の雰囲気を捉えるには天才的レンズであり、ペンタックス100mm macroは、対象をパターンとしてとらえることしか許してもらえない、強制的に逃げ場のない状況を作り上げるレンズなのです。時々、しんどくなると、ペンタックス43mm limited とペンタックス35mm limited macroが助け舟を務めます。おまけに、今回はペンタックスK20DとペンタックスK5の比較ができるかもしれません。
バスツアーというのは、撮影には最悪の環境である一方で、問いかけに対するバックグラウンドを捉えるには、最も効率的方法です。最悪の環境というのは、時間が無い、自由が無い、集団で動くので、大勢の人が画面に入り込む、移動中のバスからの撮影は至難の業、さらに、大事な場所は撮影禁止という制限が追い打ちをします。 写真を整理してみて、最悪の環境でも、それなりのものを拾ってこられるようになった、自分の根性を、少々誉めてあげようかとおもいます。取材したいなら最初からバスツアーなぞ使うなというご意見はごもっとも。まだ、少しの間社長業を廃業出来ないので、ご勘弁を。廃業したら、ゆっくり取材します。五木寛之のマネをして、龍谷大学に入って、まずは、仏教の勉強から始めようかとまじめに考えています。

7月28日
東京からはこだまのグリーン車で名古屋へ、そこからバスです。
まずは、伊勢神宮(神宮が正式名)へ、外宮と内宮の両方にゆきます。
外宮(豊受大神宮)、豊受大御神(とようけおおみかみ)を祭っています。衣食住の神さまです。 内宮 (皇大神宮)は天照大御神を祭っています。太陽の神格化です。外宮、内宮双方を伊勢神宮の正宮といいます。それ以外に、別宮、摂社、末社、所管社、合計125の社宮を合わせて、神宮という。皇室の氏神、全国神社の本宗と位置付けられています。いつ、出来て、なぜ、そのような地位にあるのかは、本当のところ当方にはよくわからない。20年ごとの遷宮があるのが有名、すでに遷宮の準備が進んでいました。


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited

まずは外宮に向かいます。外宮から内宮へ向かうのが正しい参拝です。 鳥居の形に特徴があります


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited

御正殿(ゴショウデン)を囲む塀にはしめ飾りが点々とついています。


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited

御正殿の撮影は禁止です。2重の塀に囲まれて、とても撮影は出来ません。


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited
外宮、土宮


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited


ペンタックスK5、ペンタックス100mm macro
外宮、風宮


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited 外宮、第二鳥居と神楽殿

鳥居にも、小さなしめ飾りがついています。
次は内宮(皇大神宮)です。


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited  五十鈴川と宇治橋



ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited
内宮、五十鈴川と宇治橋遷宮の跡、


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited
内宮、新しい宇治橋


ペンタックスK20D、ペンタックス100mm macro

内宮にはいってすぐ右の神苑は綺麗に手入れされ、緑が美しい。


ペンタックスK20D、ペンタックス15mm limited 五十鈴川と御手洗場

川で手を清める。観光客の何人かが、バランスをくずして川にドボンと落ちるそうだ。なんとなく落ちてもいいかと思わせる綺麗な川である。全身を清めることになるので、まああいいかということになる。

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