小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

東北被災地復興支援ツアー その3

2012-12-14 23:51:25 | 日記
東北被災地復興支援ツアー その3

金色堂の内部は勿論撮影禁止。何にも載せないで文書だけというのもさびしいので、小学館アーカイブス 古寺を巡るシリーズの中尊寺から、すみませんが以下の写真をコピーさせていただきます。


金色堂 平安時代 国宝
新覆堂の中のガラス貼りの空間に金色堂が収まっています。さすがに世界文化遺産登録を引き寄せただけのオーラを放っています。宇治の平等院の浄土の世界に比べると、全体がずっと小ぶりでありますが、全部金張りですから、十分に阿弥陀浄土の世界を表しています。仏像や彫刻も十分に優れていると思います。 この前、京都の本屋さんで、東北の仏像という本を立ち読みして、この金色堂に限らず、東北にはとても魅力的仏像が沢山あることを知って驚いたのです。都から移ってきた、優秀な仏師がいたのでしょう。この金色堂を作るにあたって、仏師だけでなく、一流の番匠、塗師、飾師など京都から集められたそうです。一つだけ気になるのですが、螺鈿細工がびっしりと施されていて、それは豪華なのですが、当方にはせっかくの金一色がかき乱されて、うるさい感じがします。金が新しい時は、もっとバランスがよかったのかもしれませんが、やりすぎです。びっしりとした螺鈿細工はこの前、韓国の昌徳宮(チャンドックン)で見たばかりで、もろに韓国を思い起こします。日本文化はもうすこし上品に螺鈿を使わなくては。螺鈿細工をびっしりやったから、奥州藤原氏は渡来系であるというつもりはありません。単に、どこまでも豪華にしたかっただけだと思います。




金色堂中央須弥壇 平安時代 国宝


中央の阿弥陀如来像 国宝


この地蔵菩薩立像(平安時代、国宝)がとてもいいですね。左右のサイドに3体づつ,計6体あります。


増長天立像 平安時代 国宝 

中央の向かって左に置いてあります。もともとは右に置いてあったとされています。


千手観音菩薩立像 平安時代 重文 讃衛蔵(宝物殿)の中で、もっとも眼を魅かれる仏像です。以前は中尊寺、観音院千手堂の本尊で、宝物殿に移されました。

全然、時間がありません。また明日。

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