自然教育園日記 その207 実験1 フジノンGF23mmの力
来年の秋冬写真展示会用の紅葉写真は今年の内に撮らなければなりません。秋冬写真展は自然教育園内で撮影したものに限られるので、撮れる期間は2週間程度。限定された条件での紅葉写真はとても難しいのです。
自然教育園の本格的紅葉は12月からです。今年こそいつもと違った斬新な絵が撮りたい。
今の内から、色々な機材で予行演習をしておきましょう。
実はすでにFujifilm GFXに7種のレンズを付けて予行演習を行いました。現在の青い葉っぱが赤や黄色になることを想定して撮っているので、あくまで<実験>です。 よって出来上がった絵は面白いとは言えませんが、予行演習をやっているうちに今まで気が付かなかったレンズの特徴がつかめて、だんだん面白くなってきました。
この実験を第一ラウンド、7種のレンズとして、7回にわたって連載します。中判カメラにオールドレンズも含め種々のレンズを付けるわけですから面白いですよ、ご期待ください。
現在(2021-11-8)すでに9本目のレンズ、第2ラウンドに突入。第1ラウンドでよほど嫌われないかぎり、第2ラウンドも載せるつもりですが。なにしろ<実験>ですから、どうなることやら。
次第に葉っぱが色づいてきて秋が少しずつ進行する様がこのシリーズで見られます。
2021-10-26
今日は Fujifilm GFX100S + Fujifilm (フジノン)GF23mm F4です。
重量 900g+845g=約1.75kg

秋冬写真展に向けての展示候補をまとめてみたところ、実際に展示写真としては選びませんでしたが、Fujifilm GF23mmが結構面白い絵を作っていることに気が付きました。このレンズは重たい上に難しいので、ついつい持ち出さない状態が続いていたので、心を入れ替えて撮っています。
中判23mmは実質18mm ですからかなりの広角になります。撮ってみて初めて、こんな具合に撮れるのだと思うことが多いレンズなのです。
何かを前景にして、ギリギリまで近づいて、遠景に紅葉を入れることを想定しています。広角レンズはパンフォーカス的に使えますから、前景と遠景のマッチングの妙を狙うことが出来ます。

近景から遠景までちゃんと情報を発揮するところが広角のいいところ。このゴチャゴチャ感が当方は好きです。

前景に焦点と明るさを合わせてどこまで遠景の明るさ、色、形が見られるかが重要。絞ったら前景が暗くなってしまう。











かつて、白金自然写真クラブに枯れた葉っぱばかり撮る人がいたそうです。

遠景の葉っぱは紅葉の時、きれいな黄色になるのです。
これまでGF23mmの力を十分に引き出せていなっかったと反省しています。これからがんばります。GFレンズは奥が深いよ!
次回はFujifilm GFX50R + フォクトダー heliar-hyperwide10mm F5.6
お楽しみに。
来年の秋冬写真展示会用の紅葉写真は今年の内に撮らなければなりません。秋冬写真展は自然教育園内で撮影したものに限られるので、撮れる期間は2週間程度。限定された条件での紅葉写真はとても難しいのです。
自然教育園の本格的紅葉は12月からです。今年こそいつもと違った斬新な絵が撮りたい。
今の内から、色々な機材で予行演習をしておきましょう。
実はすでにFujifilm GFXに7種のレンズを付けて予行演習を行いました。現在の青い葉っぱが赤や黄色になることを想定して撮っているので、あくまで<実験>です。 よって出来上がった絵は面白いとは言えませんが、予行演習をやっているうちに今まで気が付かなかったレンズの特徴がつかめて、だんだん面白くなってきました。
この実験を第一ラウンド、7種のレンズとして、7回にわたって連載します。中判カメラにオールドレンズも含め種々のレンズを付けるわけですから面白いですよ、ご期待ください。
現在(2021-11-8)すでに9本目のレンズ、第2ラウンドに突入。第1ラウンドでよほど嫌われないかぎり、第2ラウンドも載せるつもりですが。なにしろ<実験>ですから、どうなることやら。
次第に葉っぱが色づいてきて秋が少しずつ進行する様がこのシリーズで見られます。
2021-10-26
今日は Fujifilm GFX100S + Fujifilm (フジノン)GF23mm F4です。
重量 900g+845g=約1.75kg

秋冬写真展に向けての展示候補をまとめてみたところ、実際に展示写真としては選びませんでしたが、Fujifilm GF23mmが結構面白い絵を作っていることに気が付きました。このレンズは重たい上に難しいので、ついつい持ち出さない状態が続いていたので、心を入れ替えて撮っています。
中判23mmは実質18mm ですからかなりの広角になります。撮ってみて初めて、こんな具合に撮れるのだと思うことが多いレンズなのです。
何かを前景にして、ギリギリまで近づいて、遠景に紅葉を入れることを想定しています。広角レンズはパンフォーカス的に使えますから、前景と遠景のマッチングの妙を狙うことが出来ます。

近景から遠景までちゃんと情報を発揮するところが広角のいいところ。このゴチャゴチャ感が当方は好きです。

前景に焦点と明るさを合わせてどこまで遠景の明るさ、色、形が見られるかが重要。絞ったら前景が暗くなってしまう。











かつて、白金自然写真クラブに枯れた葉っぱばかり撮る人がいたそうです。

遠景の葉っぱは紅葉の時、きれいな黄色になるのです。
これまでGF23mmの力を十分に引き出せていなっかったと反省しています。これからがんばります。GFレンズは奥が深いよ!
次回はFujifilm GFX50R + フォクトダー heliar-hyperwide10mm F5.6
お楽しみに。