小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

風景写真イロハニホヘト その1

2012-08-31 18:05:46 | 日記
風景写真 イロハニホヘト その1

風景を撮るのだと宣言してから、風景の撮り方を勉強しています。題名のイロハニホヘトは、これから勉強なのでイロハと書いたのですが、 写真家の先生たちの言うことがみんな違うので、イロハなぞ存在しないと思って、やけっぱちでイロハニホヘトとなりました。
プロの山の写真の撮り方の本(山岳写真大全、中西俊明)を読んでいると、大体16mmから105mmあたりが中心で、時折、12mmとか150mmとかが入ってきます。 荷物は軽くすること、よってズームを中心にすえろと書いてあります。 三脚は必需品のようです。結構、早朝や夕方、水の流れなど、スローシャッターを使うことが多い。よって三脚を省くことが出来ません。 そのプロのリュックをみると、フルサイズが2台、APS-C一台、レンズが5本くらい入っています。それに、がっちりした三脚。何が軽くしろだ。有に10kgはあります。年寄りにはとうてい無理です。上が重たいと、バランスが悪くて、この前みたいに遭難します。 それに間違いなく腰がいたくなる。どれくらいの装備を持って歩けるのか、目黒自然公園で色々試しているところです。 いつもは、ペンタックス2台にツアイス100mmマクロと18mmツアイスディスタゴンをつけて、リコーGXR+マウントA12にペンタックスMCS 150mmをつけてあとMCS28mmオールドレンズをしのばせます。 三脚をいれると5kgになるでしょうか。 全部単焦点、マニュアルフォーカスです。 9割はマクロレンズを使っています。 これは皆さんが、風景写真をとるスタイルとはずいぶんとかけ離れているようです。結構なやんでいます。 山では天候が悪くなりやすいので、レンズ交換が出来なくなる可能性が高い。その分、カメラ3台に分散しているわけで、でも5kgは当方にとって重たい。 山はどうしてもシグマ8-16mmを持ってゆきたい。 これも加わると、だめだ、重たすぎる。ズームは★16-50mmと★50-135mmを持っている。これを2台のペンタックスにふりわけると、取り回しが重たくて、そのわりにちっともいい写真が撮れない。中欧旅行でこの組み合わせをやって、うんざりした。135mmというのは中途半端で、プロが最も推薦している★50-135mmが当方にとって最も使わないレンズになってしまっている。
レンズは色気だと思っている。ズームはどうやっても色気が無い。 ★ズームはさすがにどんな状況でも破綻しないのだが、ちっとも色気が無い。 ペンタックス高倍率ズーム18-135mmは合焦が全くだめだったのを修理に出して、合焦は回復したけれど、こいつと付き合っているとどんどん堕落すると感じて、お蔵入りになっています。 つまり、なんとかそこそこのレベルはあり、極めて便利で、これ一本に頼るようになる。言わば、ファミリーレストランでばかり食べていると、そこそこおいしいが、本物の味を忘れてしまうという感覚なのです。
  けっこう真剣になやんでいます。どうしたら軽い装備で、色気のある写真が撮れるか?
そのために、リコーGXR+マウントA12を買ったのだが、色調がいまひとつ信頼できない。しかし、GXRからはとってもいろいろなことを学びました。 結論として、ミラーレスは装備を軽く出来て、画質を落とすことはない、レンズの自由度が上がるだけ、色気のある写真が撮れるチャンスが広がる。 そのためにはAFにこだわる必要は無い。 そこで、ライブビュー+EVFがとても力を発揮する。 しかし、リコーGXRでは気合をいれた写真は撮れない。 なにか画質が不安定だ。
ふと考えました、富士フィルムのミラーレス(FUJIFILM X-Pro 1)が全てを解決するのではないか!! FUJIFILM X-Pro 1は画質を絶賛するコメントばかりが書いてある。 それが本当ならば、EVFも付いている、アダプターがそろっているので、殆どのレンズが使える。ほぼ理想的カメラではないか!! 問題は値段が高いことだ。 10万円超える。使わないペンタックスズームを全部売り払って、FUJIFILM X-Pro 1を買おうか?こう考え始めたら、眠れなくなってしまいました。 FUJIFILM X-Pro 1は450gでペンタックスK5より300g軽い。ツアイスのズームがつかえる唯一のソニー以外のカメラだ。 ツアイスのズームならなんとか色気が出るかもしれない。 デジカメで最初に買った、ソニーのサイバーショットには小さなソニーのズームレンズが付いていた。 ツアイスだとは知らずに、使っていたのですが、時折見せる色気にびくっとしたものだ。なんとコンデジの色気が、ペンタックス一眼レフでなかなか出ない、そのためにいろいろ苦労して来たわけです。知らずにツアイスを相手にしていたのだ。 
ツアイスのズームはソニーが共同開発したもので、ソニーのαマウントしかない。  原則αマウントはソニーのカメラでしか使えない。例外的に、FUJIFILM X-Pro 1用のαマウントのアダプターが唯一あるだけ。ユーザーの要求でアダプターが作られるわけで、FUJIFILM X-Pro 1にいろいろなレンズを付けたいというユーザーの要求が大きいということ、つまりカメラとしてFUJIFILM X-Pro 1の人気があるということ。
  本気でFUJIFILM X-Pro 1を買うのか? またまたカメラをふやすのかというお叱りの声がきこえます。これで、ペンタックスから645Dミラーレスが発売になったらどうするのだ。 本当に★ズームを売っちゃうのか? もう使うことがないのか、売ってもいいのか?  

少し写真をのせましょう。地味公園(目黒自然教育園)にその後3回行って、計5回のチャレンジをしています。 以下の4枚の写真を見てください。結局当方は、こういう写真が撮りたいのです。 写真をみて、これはどこどこの場所を撮った写真だとわかる写真は撮りたくないのです。 皆さんは、例えば、これは早春の上高地を良く表しているいい写真だとかいいますが、当方の目的は、全く違う、上高地であることがわかってはいけないのです。 なぜなら目的が報道写真(説明写真)で無いから。 地味公園でも何回も通えばこんな写真が取れるのです。<自然の素顔>がタイトルです。<となりの自然>の方がいいかな。 普通の自然の中に美しさを見つけ出すことが楽しいのです。なるべくどこにでもある自然のなかから美しさを見つけ出したいのです。 特別なショットは生臭くてきらいだ。 <自然の素顔の美しさ> を求めて行きたい。それが当方の風景写真です。 
  お金をかけないで、軽くて、色気のある写真はとれないか。 まだまだ、寝ないで考えています。 


ペンタックスK5 ツアイス100mm macro


ペンタックスK5 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5 ペンタックス55-300mm


ペンタックスK5 ペンタックス 100mm macro

地味公園の写真はまたあとで載せます。




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