そらいろの日々

育児とミステリ

変身☆

2007-08-14 | 映画
「トランスフォーマー」を見てきました。

普段見ない類の映画だったんで、すごい新鮮だったよ!
でもアクションとか見慣れてないんで、後半は画面の中で何が起こっているのかほとんどわからなかったよ!
あー…なんかドッカンドッカンやりよるわー…
つうか、どれが味方?どれが敵?
え?今何してんの?え?もうラスボス倒されちゃったの???
…ハイ、そんなレベルです

あ、でも、ロボットたちが家の敷地内で必死に主人公の両親から隠れてるのはかわいかったな~
かくれんぼかー!
あと、大尉かっこよかった!
「君ももう兵士だ!」(だったかな?
この映画イチバンのときめきシーン!
プロフェッショナルとしての誇りを持った人ってかっこいい


CGとかすごすぎて目を奪われてしまいますが、よくよく考えるとナントカレンジャーとかナントカ戦隊みたいなストーリーやなぁ
この間まで冴えない普通の高校生だったのに、地球の運命背負わされちゃった☆みたいな。
でも頼りになる仲間たち(ロボット)がついてるから安心だ☆みたいな。
ついでに憧れの女の子のハートも射止めちゃうゾ☆みたいな。
日本人にはなじみのある感じで、なんというか、見ていてほっとします。
ほんと、好きな人にはたまんないと思う。

春期限定いちごタルト事件

2007-08-12 | 読書記録
『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信

小鳩君と小佐内さんは、恋愛関係にも依存関係にもないが互恵関係にある高校一年生。きょうも二人は手に手を取って清く慎ましい小市民を目指す。それなのに、二人の前には頻繁に謎が現れる。名探偵面などして目立ちたくないのに、なぜか謎を解く必要に迫られてしまう小鳩君は、果たしてあの小市民の星を掴み取ることができるのか?新鋭が放つライトな探偵物語、文庫書き下ろし。

ハーイ。
タイトルにひかれて思わず手にとっちゃったよー。
表紙のイラストもかわいいし

学生の頃は、ミステリーというと
閉ざされた村!呪われた一族の忌まわしい過去!そして起こった惨劇!
みたいなのが好きだったのですが、最近はこういう気軽~に読めるライトなのが好きです。
サクサクサクサク軽い軽い!
私みたいなぼんやり生きている人間だったら、多分謎だとも気づかないような小さくてささいな謎を、考えたい・解きたい・でも平々凡々な“小市民”は謎解きなんてしないんだから…!と自分に言い聞かせつつそれでも解いちゃう小鳩君の葛藤っぷりがおかしい。
読んでくうちにだんだんわかってくる小佐内さんのタダモノじゃないっぷりもおかしい

2人がなぜ小市民を目指すことになったのかは、まあぼんやりとわかったのでいいんですが、なぜこの2人が“互恵関係”を結ぶことになったのか、そのきっかけが読みたいな!
続きも出てるみたいなんで、それに期待

それにしても、読んでたらケーキが食べたくなってイカンです…

サンシャイン

2007-08-11 | 日記
夏だ!お盆だ!帰ってKOI☆

というわけで、帰省第1陣☆
兄が帰ってきたので、お墓参りしてきました~(ちょっと早い?
去年行けなかったんで今年は行けて良かった
我が家のお墓は海の近くなので、帰りにちょっと波打ち際を歩いてみたり
(なんか私らしくなく夏っぽいぞ!)

その後みんなで街に寄って、母の携帯を買いに行きました
なんと母、今まで持っていなかったのです
今まで何度となく「母さんも携帯持とっかな☆」とか言われてましたが、多分メールとか電話とかやり方教えるの私だし、母さん絶対なかなか覚えないし、要するにめんどくさいし、「えー…持っても、多分ほとんど使わんやろ?別にええんやない?」とか言ってごまかしてたの!
ごめん母さん!
でも、お兄ちゃんが責任持って教えるって言ってくれたから…!
お兄ちゃんが帰るまでに、なんとか覚えて母さん…!
(タイムリミット・明日!)がんばれ!

UDON

2007-08-09 | 日記
元同僚さんとうどん屋ランチしてきました~

私は基本的にネガティブですっごいネクラなので、一度気持ちが沈んだらどこまでも落ちていってなかなか上がらないのですが、最近まさにそんな感じで、今週入ってから特に職場でも考えなしの不用意な発言で地雷踏んでしまったりお金の勘定を間違えたり、あーもーわたしってほんとダメな人間もーもーもー!って感じだったのですが。
うん。なんか。気が晴れた

グチってグチられて、後ろ向きなことばかり話してた気がするんですけど
ほんの1時間足らずの間に、すごい気持ちが楽になった

や~ほんと、持つべきものは友です

トリツカレ男

2007-08-07 | 読書記録
『トリツカレ男』いしいしんじ

ジュゼッペのあだ名は「トリツカレ男」。何かに夢中になると、寝ても覚めてもそればかり。オペラ、三段跳び、サングラス集め、潮干狩り、刺繍、ハツカネズミetc. そんな彼が、寒い国からやってきた風船売りに恋をした。無口な少女の名は「ペチカ」。悲しみに凍りついた彼女の心を、ジュゼッペは、もてる技のすべてを使ってあたためようとするのだが…。まぶしくピュアなラブストーリー。

とびきりばかばかしくて、とびきり優しい不思議なおとぎ話。
いしいさんの物語の世界観が大好きです。
ハツカネズミがすごいいい奴~

ぬるい眠り

2007-08-07 | 読書記録
『ぬるい眠り』江國香織

半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨らんでゆく。雛子は、大学四年の夏、かけがえのない恋を葬った(表題作)。新聞の死亡欄を見て、見知らぬ人の葬式に参列する風変わりな夫妻を描く佳編、『きらきらひかる』の十年後を綴る好編など全九編。著者の魅力を凝縮した贅沢なオリジナル短編集。

“信じていた世界が揺らいでしまったときの不安感・喪失感・あるいは高揚感”が印象的な作品集。
「ぬるい眠り」とか「災難の顛末」(←バルサン焚けばいいんじゃね?即解決じゃね?)とか「清水夫妻」とか。

「ケイトウの赤、柳の緑」は、正直主人公カップルがあまり好きではなかったのですが、睦月や笑子の10年後が見れて嬉しい。
紺くんに新しい恋人がいたっていうのは衝撃だったけど、その後の2人の対応も紺くんの態度も、ほんとうに彼ららしくって、ああ、ある意味この3人は何にも変わっちゃいないんだなあ、と妙な安心感がありました。
でもこの安らかな生活にたどり着くまでに、いったい彼らはどれだけのものを失い、どれだけのものを諦めてきたんだろうと思うと、少し切ない。
『きらきらひかる』読み返したくなってきた~!

あの世のはなし

2007-08-04 | 日記
八幡浜に住んでる友人と遊んできました

JRで八幡浜までガタンゴトンと約50分。
そこから友人のでブーンとドライブ。
向かった先は…歴史文化博物館
やってた企画展がすごいおもしろそーだったのです

異界・妖怪大博覧会
「死後の世界」というものは実際には存在するのでしょうか?また、「妖怪」・「幽霊」は本当に実在するのでしょうか?人間にとって不可思議な現象に対しては、人間がそれを理解し、安心しようとする手段として、「死後の世界」や「妖怪」というイメージを作り上げているのではないかという考え方があります。ただ、我々は、過去から現在にいたるまで、科学がいかに発達しようとも、「妖怪」や死・「あの世」に対する恐怖を和らげることはできていません。先祖の代も、我々の世代も同じく、死を恐れ、「妖怪」におののいてきたことはまぎれもない事実です。
今回の展示では、日本に住む人々が抱いてきた死への「不安」や怪異現象への「恐怖」を、いかに理解・表現し、そして後世に伝えてきたのかという視点に立ち、展示内容を構成しました。「百鬼夜行絵巻」等の妖怪資料に加え、愛媛県内の祭りの「鬼」や怪異伝説(河童・天狗等)を紹介するとともに、「地獄」や「幽霊」など、日本の伝統的な異界・他界観に関するさまざまな資料を展示しています。この夏は「異界・妖怪大博覧会」をぜひご覧下さい。

えへへめっちゃシュミまるだし!です!
百鬼夜行図や、鳥山石燕の「今昔画図続百鬼」目当てで行ったのですが、もーーーほんと満たされました
妖怪の絵を食い入るようにアツク見つめる私たち…(あやしい)
一緒に行った友人が京極スキ仲間だったので、小説に出てくる妖怪の絵があるたびに「あー!ウブメだウブメ!」とか「ぬっぺっぽうだー!」とかぎゃーぎゃー騒いでました
お化けすごろくが展示されてたんで「又市さんだー!!」とか。
夏休みでご家族連れがたくさんいらしてたんですが、どの子どもたちより大興奮。
た…楽しかった…

それ以外にも、牛鬼や県内のお祭で使われる鬼のお面とか、郷土の伝承みたいなのにたくさん触れられて興味深かったです。
でも生首の絵とか幽霊の絵とか、ちょっとコワかったわ…


その後大洲まで足を伸ばして、かわいらしい洋食レストランでランチ&これまたかわいらしいカフェで手作りケーキ&お茶して、大洲のステキ町並みを散策
階段が急勾配で、うっそうと木が繁っていて、いい感じの古びた加減で、すごいマニア心をくすぐられる神社があったので、とりあえず行ってみたり。
肱川の流れをぼんやり見つめてみたり。
お土産に志ぐれ(めったんこウマイ)買ってみたり。

タップリ南予を満喫しました
あーーー楽しかったなあ
でもやっぱり、歴博は遠すぎるよ…
もうちょい松山に近いところに作ってくれんかね

乙女の京都

2007-08-03 | 日記
先の見えない将来(主に就職)も彼氏いない歴ン年で焦る乙女心もびゅぅと隙間風吹く懐も、もう、いい!もうしらん!
わたしはゆめのせかいへ旅立ちます!

というわけで。
来月。
二年ぶりに行って参ります。。。
京都ーーー

KYOTO!!

うふー。
どの寺行こう~
何食べよ~

今日は仕事帰りにごはんしつつ、ウキウキワクワク☆乙女の京都2007・晩夏~どうぞごゆるりと~のプランをいろいろたててきました

うは~楽しみ~
この一夏をのりきれば!夢の世界が私を待ってる!!
(のりきれ!私!)

あらしのよるに

2007-08-02 | 日記
ひとりごと。

いま無性に時代小説が読みたくてしょうがないのです!
(現実逃避じゃないよ!気分転換したいだけだよ!)

でもね~時代小説は作家さんの合う・合わない、好き嫌いが、ふつうの小説よりもさらにはっきり分かれると思うので…なかなか好みの作品に出会うのは難しいです

・平岩弓枝
学生の頃「御宿かわせみ」シリーズを愛読していたけど、東吾とるいが祝言あげた巻でストップしていて、久しぶりに読んでみるか~とこの間続きの巻を図書館で借りてきたけど、なんか、なんだか、最後まで読むことができなかった!えー!この人の文章、合わなくなってる私!あーん好きだったのにー!ショック!

・宇江佐真理
前に1冊だけ『卵のふわふわ』を読んだけど、主人公の旦那にあまりにもムカつきすぎて、以来他の作品を読もうと思えない 文章の感じとか、好きだったんだけどな~

・山本一力
おもしろそうだと前々から思っているけど、なんとな~く、私には合わないんじゃないかという予感がして、なかなか手を出せない

・司馬遼太郎
この間の4月の長期休暇のときに『坂の上の雲』にチャレンジしようとしたけど、すみません第1巻の第1章で挫折 …アレ小説じゃねぇよ…!(涙)

・池波正太郎
あまりにも作品数が多すぎて、どこから手をつければいいのかわからない。

・畠中恵
時代物の新シリーズ読んでみたい!

・宮部みゆき
時代モノはけっこう読み尽くした感。あ、『孤宿の人』と『日暮らし』は読んでないや!


他、読みかけて、あ~この人の文章合わないわと思って途中で挫折した本も何冊か…
あ~どっかに、どろどろしてなくて温かみがあって(かといって暑苦しいわけではなく)男性がかっこよくて(女性もかっこよければ尚良し)きゅんきゅんできるような時代小説はないかな~

しょうがないので、しばらくは杉浦日向子せんせいのご本を読んで、我慢することにします