日盛りの道の上で

日々の日記と家族のこと、仕事と趣味、雑感少々

寿命について

2022-10-28 15:19:09 | 日記
 風呂のタオルが使い古して、向こうが見えるくらい薄くなってきたので、そろそろ捨てようかと思うのだが、なかなか捨てられない。
体を洗う分にはまだ問題なく使えるような気がする、むしろこれくらい薄くてとげとげしているほうが体がこすれていいようにさえ思える。
 同じように捨てる時期に迷ううのが下着、靴下、靴、これらはまあ穴が空いたらアウトかな、流行遅れや歳を取って似合わなくなった服なんかはもっと迷う、もったいないからと今はやりのリサイクルショップに持ち込んでも、ただみたいな見積もりを提示されてへこむことになる、本も同様だ、だから私はリサイクルショップには極力行かないことにしている、きっぱり捨てたほうが気分的にすっきりする、もちろんルールを守ってごみ回収に出すということだ、「こみ」ではないのだけどなと思いながら感謝しながら置いてくる。

(上の写真はネットから拾ってきたものです)

 で、人間の寿命はいつまでなのか、異論はあると思うが私は”自分で自分の世話ができなくなったら”寿命だと思っている、一時的なものではなく、将来にわたって回復することが望めなくなった場合を前提としてだ、自然界において自分で自分を守れなくなった個体は生きていけない、人間も例外ではないだろう、医療や福祉や身内の保護は他の動物より寿命を延ばしてくれるかもしれないが、延ばされた命は生きたと言えるのかどうか、もちろん異論百出なのは承知している。

コメのコスパ

2022-10-15 13:55:08 | 日記
 麦はほとんどが輸入されているので、10月からの食品値上げラッシュの大きな要因となっている。
パン、麺、お菓子類、などなど、同じく大豆も・・・豆腐、豆乳、納豆、味噌、醤油、など
毎日の食卓に欠かせないものばかりだ。
 現時点で1ドルが147円くらいだから以前のレートに比べて単純に比較すると2割から3割は
輸入価格が高くなっている、加えてウクライナで続いている戦争の影響で世界の穀物流通量
はかなり減ってきているはずだ、複合的な要素でまだまだ穀物の値段は上がるだろう。
 ならば古代から瑞穂の国として八百万の神々と共に食してきたコメを食うべきだろう、調べて
みたら完全に自給自足ではないが、国内消費量の9割は国内で生産できているらしい。



 熊本の田舎に住んでいる私の家の周りは、いま稲刈りの真っ最中だ、年に1回しか使わない高い
機械を使って70歳を過ぎたおじさんたちが稲刈りをしている、休みの日以外は若い人は見ない、
コメを中心とした農業では生活できないからだ、若い人は普段はみんな別の仕事をしている。
 ちなみに今年のコメの相場(1次買取価格)は玄米60キロで約14000円、1キロあたり233円、
ごはん普通盛りの重量が150グラムとして、炊いたコメの重量は元の2倍になるから普通盛りの
コメの量を75グラムとすれば、単純に計算して13杯のごはんが233円で食べれることになる。
ごはん1杯・・・18円、これはかなりコスパがいいのではないだろうか。

二つの国葬

2022-09-27 15:22:11 | 日記
 本日9月27日は安倍前首相の国葬が行われている、東京の武道館周辺は大変な警備だそうだ。
テレビでもリアルタイムでその様子を伝えているが、どうしても1週間ほど前に行われた
イギリスのエリザベス女王の国葬と比較してしまう。
 安倍さんの悲劇的な死は確かに日本国民として悲しむべき出来事であったが、その生前の
業績が国民すべからく頭を垂れる「国葬」に値するものかどうか私は疑問に思っている、
少なくともその開催について国会で図るべきではなかったか、そそくさと閣議決定し、周りの
声に耳を貸すことなく強引に推し進めてきた今回の国葬に関する政府の対応は、多くの人が残念
に思っていると思う。


 死して残す名は声なき人々の胸にのみあるべきではないか。



夏の終わりの台風

2022-08-31 13:28:19 | 日記
 朝6:30からやっているNHKのラジオ体操は、今日で今年の全国巡回放送を終わる
そうだ、そうかもしれないと思っていたがやっぱりなあ、いかにも日本の夏が去っ
ていく感じがする。
 はるか南の海上には猛烈な勢力になった台風が、獲物に狙いを付けた猛獣のよう
にとびかかる準備をしているというのに今朝の中途半端な青空と、のほほんとした
ラジオ体操の掛け声を聞きながら歩いていると、ウクライナの戦争も夢の中のこと
のように思えてくる。


 
ヨーロッパ東部の砲撃の音も、はるか南の海の上の風の咆哮も、いま自分がいる
場所からは窺い知ることのできないはるか遠くの出来事で、自分の目で見ることが
できないそれらは、本当に存在しているのだろうかとふと思った。


残暑お見舞い申し上げます

2022-08-09 15:21:12 | 日記
 立秋を過ぎたら残暑見舞いになるそうで、連日の猛暑続きのなか、とりあえず残暑お見舞い申し
上げます。
 考えてみれば、私の小さい頃はクーラーなどなかったわけで、長い夏休みの暑さをどう乗り切って
いたのか、朝10時までは夏休みの友をやって、昼飯はソーメンでそれから川に泳ぎに行って、昼の3時
には帰ってきて、また夕方までみんなで遊ぶ、という小学生の毎日でした。
 夏休み明けに川でおぼれて出てこない子などは私の記憶にある限りいなかったので、そのころの子供
たちはワイルドな夏休みをなんとか無事にすごしていたのでしょう、私も泳げない頃3回ほど溺れた
のですが、上級生や大人が助けてくれました、今、何気なく生きていますがあれは運命の分かれ道だった
かもしれません、暑い夏の午後に空を見上げているといろいろなことが思われます。



まだまだ暑い日が続きますが、どうかお体を大切に・・・