【一章、旅編】
先々週の土曜日におとうふの配達に向かう途中、信号で停車するとボンネットの中から何やら声が聞こえます。
さて、何がボンネットの中にいたでしょうか?
① 犬 ② アライグマ ③ 子猫
その声を聞いて、ある人の言ったことを思い出しました。
車から猫の声が聞こえるようだけど、止まってもどこにいるのかわからないので、そののままにしていたら、なんとボンネットの中にチビ猫がいたという話を思い出しました。
そうです、確かに猫の鳴き声で、子猫には覚えがあります。
家の車庫の片隅で、鳴いていて、見つけたけど逃げられたので、配達の数日前から車庫の片隅に餌を置いて与えていたのです。・・・飼ってやろうかな(^^♪
たぶん、その猫が入っているのでしょう?
豆腐作成所の東光寺が近かったのに、ゆっくり走ると農道に入って、緊急停止をしました。
大急ぎでボンネットを開けるとチョッビと茶色い子猫が飛び出します。
慌てて後を追うとたんぼに入った後、反転して車に戻り今度は車の下に入ってしまいました。
・・・みゃあ~・・・(TT)出てきません。
仕方がないので、東光寺まで走り、皆さんに事情を説明しました。
「すいません、子猫を家から連れて来てしまいました」
・・・みゃあ~・・・しかし、いくら待っても(TT)出てきません。
「配達にはいきますが、子猫を連れて帰りますので、お弁当を貰っていきます」
※家まで車の下に乗せてて帰り、車庫に戻ればお昼のお弁当を食べている間に降りるだろう作戦の決行です!
・・・みゃあ~・・・あれから5分は泣いてないけど降りてはないから行くか?
車をゆっくり走らせると、家まで信号は3か所距離にして8km、逃げられないように止まるわけにはいきません。
信号のタイミングをにらみながら、速度調節をするとナントか全部青信号で通過できました。
無事家には着きましたがいくら待っても猫の声は聞こえません。
仕方がないので、車のそばに餌を置いて、お昼食べて配達まで待つ作戦に切り替えました。
果たして、子猫は無事に連れて帰ってこれたのでしょうか?
お昼を食べて車に戻ってくると、餌は無くなっていませんでした。声もしません・・・
車の下で死んでしまったのでしょうか?
でも、時間です、配達に行かねばなりません!確かめる時間もこれ以上ありません!
万が一、生きていて、配達先の迷い猫になってもこの猫の運命と決めて出発しました・・・(TT)
時間切れです。今日は土曜日なので配達に行ってきます。
・・子猫の生死・居場所はこの後に書く【2章・・・】で