昨年は春分の日に敬老のお祝いに大原の「喜久寿司」さんにお邪魔すると珍しい地魚をたくさん食べさせてくれたので今年も母と妻と3人で行ってみることにしました。
昨年はいすみ鉄道にも乗ろうと欲張りな日程でしたが、今日は本当の敬老の日なので、いすみ鉄道もイベント列車(9/23)がないのでゆっくりと喜久寿司さんを目指すとさすがにシルバーウイークです、道路は大混雑です。
途中から、大原の日在の旧道でカットし漁港の方を廻っていくと9/23.24の裸祭りの準備が目につき、各所に準備の柱や神社に対する飾り付けも見受けられ力が入った祭りだとわかります。
そんな準備を見ながら喜久寿司さんにつくと12:30分を少し過ぎていました。
「3人です、お任せでお願いします」昨年とは違い、素直に、カウンターに座ると忙しそうな大将と少しずつ話します。
「店は開けてるけど、裸祭りの準備で忙しいんだ、お客さん来るとは思ってないから・・・悪いね(^^♪」
※断れるかもと思ったら、時間がかかるからだという意味だったらしい?
「昨年も敬老のお祝いで来たので、宜しく」
この挨拶が効いたのでしょうか?
ノンアルコールビールを頼むと、〇〇イカというホタルイカに似た煮つけがお通しで出てきた。
「甘苦くて、美味しい」・・・ああ、生が飲みたい
続いて話をしていると、地元ほら貝のみそ風煮つけがお通しで追加されました。・・・初めて!
こりこり感、でも少し固い(^-^)
ここで、東京からの2名様が来客したので、大将が言います
「一緒で、お出ししていいですか?」・・・「どうぞ」
急がないので、ゆったり構えていると、まもなく大盛椀にタイの尾頭付きお澄ましが出てきた。
・・・これは絶品です「出しが凄い!」・・・鯛の骨を干して出しを取っているそうです。
続いて、最初のお刺身地タイ、ふんわり焼きダイ、〇〇と続いたところで、超サプライズ
「敬老の日だってね、おめでタイだよ!」
なんと、タイの尾頭付きの塩焼きが母の目の前におかれました。
『ウッソー - -!』・・・もちろん大将のサービスです・・・ちょっとビビりますが(^^♪
まあ、それからも地魚オンパレードで11貫(1個)ほどいただきました。
そして「結構、いっぱいになったかな」そんな話を聞いた大将が言います。
あんまり珍しくはないかも知んねぇけど、食べてみる?
そういううちに握ってくれたのはタイの卵をシャリに載せた一品でさっぱりしょっぱいとろける舌触りでした。
ん~満足ですね・・・
これでお茶で終わりかと思うと大将との「まれ」談義で作られていくのが、真ん中※マグロに煮詰めたパイナップル、上にヨーグルトを載せてさらにその上に冷蔵から取り出した※シジミを入れてゆく、これがまた美味しいデザートなんです。
そして、お寿司も美味しいけど大将とのトークも最高なんです。
「さっき入れたのはシジミなの?」・・・大将のトークになれた東京の相客奥様がからかいます。
「デザートにシジミは使わねぇーよー」「そしたら椀で出すよ(^^♪」
「だって、一番最初の奴はマグロでしょ♪」・・・(関係ないけどお土産にミョウガを貰ってました)
「マグロじゃねぇーよ、リンゴだよ、デザートだよ?」・・・一同大笑い
味覚のしっかりした大将です・・・ 地魚、おしゃべり、サービス精神
行ってみる価値はあります。・・・情報をコピーしておきます(^-^)
※ああそうだ、お値段は3人でノンアルコール2本で8500円でした。お寿司は2500円ですかね
喜久寿司. 住所, 298-0004 千葉県いすみ市大原10580-2. 電話, 0470-62-3754. 営業時間, 午後12:00~9:30 毎月曜.第2日曜日