空色野原

空の下 野原にねころんで つぶやく

尼崎のぬくもり

2009-07-10 10:54:29 | 尼崎通信
住んでいるところからは遠く六甲山系が見えます。
長く住んだ関東平野では普段山を目にしなかったので、なんだかうれしい。

もっとも尼崎はギッシリと家が建っているので緑は少ないです。
懐かしい感じの長屋風の、間口の狭い小さな家々が並ぶ一隅がけっこうあったり
3階建てなんかも多いところですが
でも、小さいながらも鉢植えなどで草木をいとしむ人も多く、そういうのはそこここにポッと灯がともるよう。

で、ほんとうに驚いたのは、ある一角だけほんの小さな田んぼがあって
夜になると蛙が大合唱!ほんとの大合唱!!何匹いるんだ!?
千葉の田舎でも聞かなかった。

ごちゃごちゃはしていても、景色も人も変化に富んで肌触りがあり魅力的。
不思議とちょっとメキシコに似ている。
少しずつ車であちこちへ用で出掛けてるんですが、その度聞く曲があります。
BIGINの『その時生まれたもの』
この街にピッタリ。

~~~~

大空に輝く星よりも 小さな島の街灯り
街の灯りが美しい 美しいことを知りました
十人十色であればこそ またたき輝きを増す光
そこに家族が見えました そこに人々が見えました
ああ、自分のために生きるより、ああ、あなたのために暮らしたいと
その時 灯りが生まれました

明日来るはずの幸(さち)よりも 過ぎてゆく昨日の苦しみが
苦しみの方がいとおしい いとおしいことを知りました
一期一会であればこそ 傷つきいたわりを増すこころ
そこに運命(さだめ)が聞こえました そこにいのちが聞こえました
ああ、自分のために歌うより ああ、あなたのために届けたいと
その時歌が生まれました

~~~~

関東では見られなかった人模様があります。

信号待ちの高校生に何かを注意している中年女性の元気な声。
高校生もしぶしぶながらも、でも聞いている。

身の上を長々と愚痴るおばちゃんに、困った顔もせず
「たいへんやねえ」とばかりに受け答えする市役所の受付さん。

親類かと思えばただの店の人と客だったりするやりとり。

エジプト料理店のエジプト人オーナーが、
尼崎に惚れ込んでここに店を開いた、というのがだんだんわかるような気がしてきています。












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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
人人人 (リン妙)
2009-07-11 12:36:40
こんな尼やからこそ、
めちゃくちゃ売れて、人気があって、金持ちになっても、
どこか庶民的なダウンタウンみたいな天才を生み出すんやねぇ。
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リン妙さん! (ben-chicchan)
2009-07-11 17:43:24
わーう!お久しぶりですっっ!!いらっしゃ~い!mixiはとんとごぶさたしてまして。そっか、ダウンタウン、そーですか。そういえば免許の書き換えで警察の人に場所を聞いた時、浜の字を説明する時にダウンタウンの浜ちゃんの浜、と説明されたのが関西ぽいと思ったですが、尼出身だったんですね。
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