ベコが行く!涅槃な旅路

旅するベコのゆるみ系ブログ。

ベコの立山黒部ハイク4 アルペンルートを往復だべこ!

2018年10月14日 | ベコのお手軽やま歩き

さて、無事に黒部ダム見学を終えたベコ。

ホッとしたところで、立山黒部アルペンルートのご紹介です。

ここは富山県の立山駅から長野県の扇沢駅まで続く山岳ルート。

今回は立山から黒部ダムまでを往復しましたが、多くの乗り物を乗り継ぐため、往復するには一日がかりの行程となります。

それでは立山駅から出発しましょう!

 

立山ケーブルカー(立山475m→美女平977m)7分

まずは立山駅からケーブルカーに乗ります。

ベコ 「いよいよ出発だべこ!」

駅の中はケーブルカー待ちの観光客でいっぱいですが、予約済みのベコはスムーズに乗車です。

ベコ 「おー、かなりの人数だべこ」

狭い車内ですが、美女平まではすぐなのでほんのちょっとのガマンです。

ベコ 「急勾配だべこ」

何はともあれ、順調な滑り出しですね。

 

立山高原バス(美女平977m→室堂2,450m)50分

美女平からは立山高原バスに乗車します。

ベコ 「高原バスで上昇するべこ!」

出発して間も無く見えるのが「称名滝」。

なんと落差350メートルは日本一なのだとか。

その後、室堂ターミナルまで山道をうねうね走りながら、ジワジワと高度を上げていきます。

高度が上がるにつれて視界が広がるルートです。

美女平から室堂までは約1,500mもの高低差。

うーん、だんだんと厚い雲に近づいてきました。

しかし、視線を後ろに向けると…

なんと雲海ですね!

富山平野を覆う雲海が感動的です!

その後もバスは高原の道路を走り、弥陀ヶ原に差し掛かりました。

いやー、ドン曇りの弥陀ヶ原です。

今にも雨が降り出しそうな空模様にテンションもダダ下がりのベコ。

ちなみにこれは帰路の弥陀ヶ原の様子。

時間にして10分程度ではありますが、帰り道に雲が切れて晴れ間がのぞいた瞬間です。

なるほど、晴れると気持ちのいい山並みを楽しめるのですね!

やはり山は晴れに限ります。

ベコ 「一瞬の晴れ間に絶景だべこ!」

今回の立山黒部アルペンルートで唯一晴れ間がのぞいた瞬間でした。

そんなこんなで、室堂ターミナルに到着。

室堂平に到着したら、ドン曇りの中でしばしハイキングを楽しみましょう!

 

立山トンネルトローリーバス(室堂平2,450m→大観峰2,316m)10分

さて、室堂平でハイキングを楽しんだら、次へ進みます。

室堂から大観峰まではトローリーバスに乗車。

このバスは立山の中腹をくり抜いたトンネルをひたすら走るのです。

ベコ 「一本道だべこ」

道路はバス1台が通れるだけの一本道。

ちょうど山頂直下あたりで対向車線のバスとすれ違う仕組みです。

とはいえ、乗車時間は約10分と短時間。

大観峰で降りると、黒部ダム側が一望できました。

ベコ 「ついに黒部ダム登場だべこ!」

おーっ、黒部ダムが現れました!

ちなみにここは大観峰の屋上テラス。

眼下に黒部ダムを見下ろす絶景ポイントなのです。

視線を横に向けると、これはロープウェイの降車駅である黒部平。

これからロープウェイで降りていくとこです。

そしてこちらはベコが登った黒部ダムの展望台。

こうしてみると、はるか下界ですね。

ちなみに、この展望テラスでは飲み物や軽食を片手に雄大な景観を満喫できるのでオススメです。

 

立山ロープウェイ(大観峰2,316m→黒部平1,828m)7分

さて、大観峰から黒部平まではロープウェイで7分ほど。

それではいよいよ乗り込みましょう。

黒部ダムを眼下に眺めながら高度を下げていきます。

ベコ 「一気に降下するべこ!」

このロープウェイは、支柱が1本もない非常に珍しい構造なのだそうです。

対向車線とすれ違います。

標高が2,000mを切ると、青々とした木々が増えてくるようです。

鮮やかできれいな緑です。

なお、黒部平にも屋上テラスがありますが、正直ちょっと狭いかも。

一方、黒部平には高山植物園があるので、そちらを見学するのが良さそうです。

 

黒部ケーブルカー(黒部平1,828m→黒部湖1,455m)5分

そして、最後に黒部湖まではケーブルカー。

ようやく黒部ダムに到着です!

いやー

ホントに一日がかりの立山黒部アルペンルートでした。

ドン曇りは残念でしたが、それなりに雰囲気は味わうことができましたね

グズグズのお天気続きですが、明日はなんと大雨の予報。

温泉でのんびり過ごしたら、次の目的地である黒部渓谷に向かいましょう!

つづく

 

<ベコたびinformation>

立山黒部アルペンルート

立山から黒部ダムまでは、ケーブルカーやロープウェイなど、様々な乗り物を乗り継いで行く必要があります。

黒部ダムまで往復するとほとんど1日がかり。標高差にして2,000メートル近くを上り下りします。

このアルペンルートでもっとも重要なのが出発地点の立山ケーブルカー。他の交通機関と比べて収容人数がかなり少ないため、ここがボトルネックになるのです。まさに攻略のカギは立山ケーブルカーにあり、です。

そのため、予定の便に乗れるよう事前予約でチケットを押さえるのが必須。お盆休みなどのピークシーズンともなると、当日券は早朝から長蛇の列になります。

ちなみに立山ケーブルカーの予約はネットで行いますが、予約開始とともにアクセスが殺到するためか、予約サイトは完全にフリーズ状態。結局、予約が完了するまでに4〜5時間もかかりました。

そんな立山ケーブルカーさえ乗り越えれば、後は概ね問題なし。多少並ぶことはありますが、ほぼ順調に移動できました。

なお、予約を行うのは立山ケーブルカーのみ。それ以外の乗り物に予約はないのでご注意を。最初、それが分からずに混乱しました。

ケーブルカー以外は、それぞれの乗り物が臨時便をバンバン出すため、待ち時間が意外と少なく助かります。逆にいうと時刻表はあまり気にしなくてよいかも。

ちなみに、各駅にはレストランや軽食屋さんがあります。ただ、食事時はけっこう並んでいるので、お弁当持参がベターかもしれません。

特に観光客でごった返す室堂ターミナル。ここにあるレストランは営業時間が短い一方、喫茶店もかなりの行列。アテにして訪れると予定が狂うのでご注意ください!


 


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